はじめに Wi-Fiルータのセキュリティについて、2023年4月5日に警視庁より「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」が行われました。この中で対策として、次の4つが挙げられています。 初期設定の単純な ID やパスワードは変更する。 常に最新のファームウェアを使用する。 サポートが終了したルーターは買換えを検討する。 見覚えのない設定変更がなされていないか定期的に確認する。 定期的な設定確認が現実的に可能なのか疑問はありますがそれはさておき、今回は3番目のサポート終了についてです。 たとえばWindowsであればいつサポートを終了するのかずいぶん前に告知がありますし、他のソフトウェア製品についてもLTS(Long Term Support)の設定があるものは計画的にアップグレードを行えます。一方で家庭用のWi-Fiルーターについて、いつサポートが終了するのかわからないまま買っていまし
TOTOエコリモコンとは? TOTOといえばウォシュレットが有名ですが、電池不要タイプの「TOTOエコリモコン」という製品が販売されています。 これ自体は以前から売られているものですが、新品を入手する機会があったため、電池不要な構造を調べてみるために購入して分解してみました。 TOTOエコリモコンの外観をチェック 分解検証用に購入したTOTOエコリモコンです。 家庭用ウォシュレット等で見かけるリモコンとはデザインが全く違い、シルバーで大型のボタンを備えたものとなっています。 また電池不要タイプという事で、LEDランプによる表示や液晶画面などは存在しません。 ボタン部分を横から撮影してみました。 大型のボタンはクリック時のストークも大きくなっており、操作性という面ではユニバーサルデザインを意識したものといえるでしょう。 また大きなストロークは電池不要な構造の関係する部分でもありそうです。 今
やったこと 「午後から雨予報なのに、天気予報を見逃していて、家を出る時に傘を持って行くのを忘れてしまった!」 そんな経験はありませんか?(私はよくあります。朝に晴れている時によくやります 😇)というわけで今回は、雨の予報を絶対に見逃さないように、午後の降水確率に応じて廊下のライトの色を変える機能を作ってみました。さすがにライトの色が違えば気づくはず! スマートライトは SwichBot のライトを利用します。API経由で色を制御可能で、それでいて他社製のスマートライトより値段が安いのでオススメです。 完成イメージ 以下のイメージのように、降水確率が高くなるにつれてライトが青くなっていきます。これを毎朝7時に定期実行し、その時点での午後の降水確率を取得してライトを点灯させます。 スマートライトの点灯イメージ 実装の流れ 以下のような流れで実装します。スマートライトの初期登録は完了済みとしま
平素より Purudo.net(以下 本誌)をご愛読頂きありがとうございます。 本日は、本誌が2022年6月25日に公開いたしました記事『【危険製品】Anker 736 Charger (Nano II 100W) をチェック どうしよう出来が悪すぎる』について、本誌より重要なお知らせがございます。 2022年7月5日18時35分(JST)、Anker より『「Anker 736 Charger(Nano II 100W)」に関するお知らせ』と題するリリースが発表されております。 このリリースは、本誌が先日公開した Anker 736 Charger(Nano II 100W)の記事において、「3Aケーブルを使用した場合においても、20V/5Aの電力を供給できる」という内容を Anker が調査し、その結果を公開しているものです。 同社は以下の通りの声明を発表しています。(原文のとおり)
みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。 今回は、Anker 736 Charger (Nano II 100W) をレビューします。本製品は最大100Wの出力が可能な USB-C*2、USB-A*1 を搭載した3ポート USB-C&A 充電器です。 本記事の公開・修正についての詳細はこちらよりご確認いただけます。なお、本記事で使用した製品は初期ロットであり、出力の改善を行ったリニューアル版ではありません。 ※既に販売が再開されている様子ですが、同社はこれらが改善品か否かを言及しておらず、本誌でも確認を行っていないため詳細は不明です。販売再開後の製品詳細についてのお問い合わせは、お答えできることが何もありませんのでご遠慮下さい。 ・Anker からのリリース本記事の公開を受け、販売元の Anker が検証を行い、以下の声明を発表しています。 本製品は法的に求められているPS
Immersed + Meta Quest(Oculus Quest) + Macbook Proで、文章やコードを書く 最近は、ImmersedというMeta Quest(Oculus Quest)で動くアプリを使ってプログラミングをしたり文章を書いたりしています。 ImmersedはOculus QuestなどのVR機器で動くアプリです。 リモートデスクトップ的にOculus QuestとPCを接続して、Oculus QuestをPCのディスプレイとして使えます。 必要な道具 Oculus Quest 2 Oculus Questでも問題ないそうです Windows or macOS or Linuxが動くPC macOSだと自動で物理的なディスプレイが暗くなったり、macOSの方がサポートは良いのかも MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderb
初めに 私の家には数年前に買った安い扇風機(FBQ-191D https://www.amazon.co.jp/dp/B00V3EKFMU )があるのですが、暑い時は風量を最強にしてもすこし風が弱いと感じることがありました。(amazonのレビューでも何件かそんなこと書かれてました) なので、改造して風を強くさせることを検討してみました。 モータを変えたりしないと風を強くすることはできないと考えてたのですが、あまりお金をかけずしようと検討した結果、中身のソフトを書き換えるだけで風量を強くすることができましたので、どのようにしたのかについてお話ししたいと思います。 調査 潜在能力を持っているかどうかの確認 まずはどうやってモータを制御してるかを確認しました。 内部の基板はこんな感じでした。 まずは、一番重要なモータ駆動用の信号を見てみました。 モータに繋がるケーブルは画像の下にある5線のコネ
はじめに 去る2010年、津山高専の入学を間近に控えた puhitaku 少年は、とある SHARP の電子辞書を手にして震えていた。 SHARP Brain PW-GC610。Windows CE をプリインストールした、中学生から見ても一風変わった電子辞書。そんなものが津山高専の教科書販売で手に入るなんて…。 これは、そんな変わった電子辞書 Brain シリーズで Linux を動かすまでの記録だ。 (本記事は、第53回 情報科学若手の回で発表した以下のスライドを記事にしたものです) speakerdeck.com Brain ハックの隆盛と衰退 SHARP の電子辞書 Brain シリーズは、Windows が動くことによって外部アプリ ― 言い換えると、PE 実行可能ファイルそのもの ― が追加可能であることを売りにしている。自作ソフトの防止や対策は特にないので*1、Visual
2023/8/21 追記 もっと良いやつ出てるのでそっちを買いましょう polamjag.hatenablog.jp 以下は 2020/9 時点の内容です 今北産業 HDMI キャプチャーボード的なやつって最低でも 1 万円くらいはするよね、みたいな常識を破壊された。個人的には完全にお値段以上 ある程度制限や難はあるものの、それを受け入れられるなら驚くほど普通に使えてしまっている 音声入力の挙動に難があるのが一番大きそう このあたりの話題。 pc.watch.impress.co.jp note.com 似たようなのを 2 台 AliExpress で買って持っている。似たようなのというだけであって、サウンドハウスのそれや Amazon で売られてる似たような商品に以下の話題が当てはまるとは限らないし、この note のエントリで言及されているデバイスについても然り、という感じです。値段が
いきなりタイトルと関係なさそうな話題からスタートしますが、今週1番のトピックは、なんと言ってもEdge TPUがオフィシャルに発売されたことでしょう。 しかもUSB接続のアクセラレータがたった80ドル弱ですよ。日本だとMouserで8800円ほど。 こいつをいち早く入手できたIdein社内でのお試し結果がこちら。 Edge TPU(USB版) Mobilenet v2 1.0 224x224 ImageNet Raspberry Pi 3 Model B v1.2 で10msちょっとでした pic.twitter.com/BOfSAgUewJ— Koichi Nakamura (@9_ties) 2019年3月5日 10msってことはあと6ms程度別の処理に充てても高精度カメラのフレームレート60fpsに間に合っちゃうってことで、これはくそっ速い。 僕は去年夏にEdge TPUがアナウンス
JavaScript Robotics, By Your Command Next generation robotics framework with support for 43 different platforms Get Started Meet The Code Cylon.js is a JavaScript framework for robotics, physical computing, and the Internet of Things. It makes it incredibly easy to command robots and devices. All you need to get started is the cylon NPM module: $ npm install cylon The "Hello, World" Of Things This
慶大、iPhoneの画面に「棒を挿入」できる感覚が味わえるデバイスを開発(動画)2010.11.18 17:005,305 KMD(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)のロボティックライフプロジェクトチームが開発した「ImpAct」は、iPhoneなどのタッチパネル付きディスプレイに表示された物体を直接的に操作し、フィードバックを得ることのできるペン型デバイスです。 ユーザにあたかもペンが画面を突き抜けたかのように感じさせることも出来ます。例えば障子に穴を空けるあの感覚をiPhoneでも味わえるのです。これなら無性に障子へ穴を開けたい衝動に駆られても、障子の張り替えを気にせずとってもエコに欲求を満たせますね。 僕のような浅はか者には「棒を挿したり抜いたりする感覚」を味わえるとなれば、エロ利用しか思いつきませんけれども、アイデア次第で色々と面白いことが出来そうです。 バーチャルな世界に
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