道後温泉本館は保存修理工事中ですが、「霊の湯」は営業しています。休憩室のご利用はできません。 工事完了に先立ち、令和6年7月11日(木曜日)から全館営業を再開します。
現在、全国に3千カ所以上ある温泉地。歴史の長さをうたう場所も多いが、本書によると江戸時代よりも前から存在するのが史料・物証的に確実な温泉は、わずか62カ所だという。 「温泉地のパンフレットにはよく『開湯○○年』『日本一古い』などと口上がありますが、言い伝えをそのまま載せているだけで、文献などの根拠を挙げたものはほとんどない。聞く方も半分バカにして本気にしない悲しい状況があります。もう少し何とかならないか、と思いました」 日本人と温泉の関わりは古いが、そのわりに歴史的な考察が軽んじられてはいないか。本書は記紀や風土記、六国史や貴族の日記などの文献史料を幅広く渉猟し、温泉に関する記述を丹念に収集。歴史学者もあまり真面目に取り組んでこなかった日本の温泉の来歴について、多彩なエピソードでつづる貴重な通史だ。 格別に古いのは『日本書紀』にも登場する道後、有馬、白浜の3古湯。中世に入ると箱根、熱海、草
松山市の道後温泉で、画家の山口晃さんをメインアーティストに迎えたイベント「道後アート2016」がスタートした。開催は3年連続で、今年は夏目漱石の没後100年、小説「坊っちゃん」発表110年にあたり、「街歩き旅ノ介 道後温泉の巻」をテーマに山口さんが漱石のようによそ者視点で道後を感じ、仕上げた作品を盛り込むことになった。ところが旅館やホテル、商店街などと作品展示の調整が難航。山口さん自身も地元の要望を聞き、新たな作品制作に意欲を示したため一部の展示などが大幅に遅れ、芸術イベントの難しさを示す形になった。(豊田大祐) 開幕に間に合わず 「時空を超えて道後を遊ぶ。」「日常と空想、実景と虚構がないまぜになったような感覚で、人々を街に誘います…」 街とアートが一体となった道後アート2016(松山市主催)は、こんなコンセプトで4月29日に開幕。山口さんは、大和絵や浮世絵風の雰囲気で都市の鳥瞰(ちょうか
道後の新しい楽しみ方!? 松山が誇る、道後温泉。 ご存知の通り、この温泉はおよそ3000年の歴史があり、聖徳太子も入ったとされる古の時代から今に伝えられる湯治場です。 大小さまざまな旅館と活気のある商店街が立ち並び、年間80万人が宿泊するなど温泉観光で賑わっています。 さて、今回はメインの道後温泉ではなく、周辺の足湯を中心に紹介しようとおもいます。 題して、「地ビール片手に足湯を巡るツアー!」です。 道後温泉へのアクセスは路面電車がオススメです。 市内から木製の内装の電車に乗って、ゆっくり景色を観ながら行くと、ぐっと旅感が増します。 道後温泉駅に到着するとまずすぐ見えてくるのが、「放生園(ほうじょうえん)」という足湯。 ここは目立つ場所にあって混むことが多く、入りにくいことが多いのですが、多くの人がこの足湯しか来ていない模様。 いやいや、もっといいところあるんです! なので穴場な足湯をどん
2014年10月、温泉まちづくり研究会(以下、研究会)を、愛媛県松山市「道後温泉」にて開催した。2014年は、道後温泉の象徴「道後温泉本館」が改築120年の大還暦を迎えた年。記念事業「道後オンセナート2014」(2014年4月10日~12月31日、以下、オンセナート)により、道後温泉本館をはじめ温泉街がアート作品へと変貌をとげ、「最古にして、最先端。日本最古の温泉街で展開される最先端のアートの祭典。」が、テレビや新聞、雑誌等多くのメディアにも取り上げられ、注目を集めていた時期でもあった。 しかし、道後温泉で研究会を開催した理由は、「オンセナート」ばかりではなく、これまで道後温泉で取り組まれてきた堅実なまちづくりに多くの学びがあると確信し、会員間で共有したいと強く感じたからである。 本コラムでは、道後温泉のまちづくりの中でも、“民間主導”の取り組みに焦点を当て、その一端を紹介したい。 道後温
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