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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (41)

  • 再掲:「家事使用人の労働基準法」@『労基旬報』8月25日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、東京地裁で下された判決が、75年前に作られた労働基準法の意外な空隙を明らかにしました。 https://www.sankei.com/article/20220929-ZLQI2VHQJNJBHEAZ63ZRUUSJWY/ 平成27年、業務後に急死した家事代行兼介護ヘルパーの女性=当時(68)=を巡り、労働基準法が適用されない「家事使用人」との理由で労災と認めなかった渋谷労働基準監督署の処分は不当として、夫(75)が国に取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、請求を棄却した。 家事使用人は、個人の家庭から指示を受けて家事をする者とされ、労基法上は労働者とみなされない。 片野正樹裁判長は判決理由で、女性が東京都の訪問介護・家事代行サービス会社から利用者の家庭に派遣され、介護や家事に従事したが、家事に関する雇用契約はこの家庭と結んでおり、会社の業務とは認められないと指摘。女性は家

    再掲:「家事使用人の労働基準法」@『労基旬報』8月25日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2022/09/30
    怖いな。それにしても、何で派遣のホームヘルパーまでこれに含める必要があるんだ?
  • 吉野家の一件のジョブ型入管法的理由とその消滅 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    親子丼新発売日目前にシャブ漬け生娘事件をぶつけるという事態があったばかりの吉野家でこんなことが起こっていたようですが、 https://www.sankei.com/article/20220506-SGU3PAMRJRKE5O623A2XQJ4UFY/(吉野家、外国籍で参加拒否 採用説明会予約の大学生 ビザ取得の困難理由) 吉野家ホールディングス(HD)は6日、牛丼チェーン吉野家の採用説明会に予約した大学生に対し、外国籍であると判断したことを理由に参加を拒否していたと明らかにした。「ビザの取得が非常に困難」と理由を説明している。吉野家は採用サイトに「外国籍社員の積極的な登用を続けています」と明記していた。 吉野家HDによると、吉野家の採用担当者が大学や居住地などの情報から、説明会参加希望者の一人を外国籍と判断。「就労ビザの取得が大変難しく、内定となった場合も入社できない可能性がある」との

    吉野家の一件のジョブ型入管法的理由とその消滅 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2022/05/10
    マスコミも共犯だからまともな解説が無いのでは……。
  • 「女性」さんの短評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    以前、桝純さんのオーラルヒストリーに関心を持って「今世紀最高の」とまで絶賛していた「女性」さんという方(一人称「俺」のこの方の生物学的な雌雄の別は存じ上げませんが)が、『ジョブ型雇用社会とは何か』について、あまりほかの方がつっこまないところで、しかし私としては秘かにつっこんで欲しいなと思っていたところに、うまい具合につっこんでいただいています。 https://twitter.com/ssig33/status/1447750147375435778 濱口桂一郎さんの新刊読みました。一番よかったの国がハイエンド外人を水増しする話で、もしメンバーシップ雇用のOJTでハイエンドになれるなら、そこに後からハイエンド外人でもはまるはずだけどそうなってない、つまり日の労働者はほぼ全てノースキルローエンドであることが示唆されている。 では日のハイエンド人材がどこに消えてるかというと、これは学位

    「女性」さんの短評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2021/10/15
    辛辣・・・。
  • 玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    そのものズバリ、聞きたいことをそのままタイトルにしたです。曰く:人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか? https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766424072/ “最大の謎”の解明に挑む! 働き手にとって最重要な関心事である所得アップが実現しないのは、なぜ? 22名の気鋭が、現代日の労働市場の構造を、驚きと納得の視点から明らかに。 ▼企業業績は回復し人手不足の状態なのに賃金が思ったほど上がらないのはなぜか? この問題に対して22名の気鋭の労働経済学者、エコノミストらが一堂に会し、多方面から議論する読み応え十分な経済学アンソロジー。 ▼各章は論点を「労働需給」「行動」「制度」「規制」「正規雇用」「能力開発」「年齢」の七つの切り口のどれか(複数もあり)を中心に展開。読者はこの章が何を中心に論議しているのかが一目瞭然に理解できる、わかりやすい構成とな

    玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2017/04/18
    根本的にはこの件は、ASEAN諸国が伸びてた時、ちゃんと将来を見据えて外需をとれるようにしていかずに輸入加工品の販売で安易に稼いだ企業のせいだと思う。内需主導で成長できる、とか日本でありえん話をぶってた一団
  • 俺はね、五人潰して役員になったんだよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松崎一葉『クラッシャー上司-平気で部下を追い詰める人たち』(PHP新書)をお送りいただきました。ありがとうございます。 自分の出世のために、次々に部下をつぶしていく人の精神構造と対処法を、数多くの実例に接した精神科の産業医がやさしく解説。 クラッシャー・ジョウじゃなくって、クラッシャー上司です。 著者の松崎さんは数少ない産業精神医学の専門家。いじめパワハラが大きな問題となり、電通第二事件が世情を賑わしている今日、是非多くの人々に読まれるべきです。 とともに、そこに描かれているいくつもの実例を読む進むにつれ、圧倒的に多くの組織人たちは、「あっ、これ、我が社にもあるある」という思いを何回もするでしょう。そう、「多くの会社、組織のメンタルヘルスを見てきたものの経験値として、一部上場企業の役員のうち数人は「クラッシャー上司」がいる、ということはできるだろう」と著者は述べています。 彼らクラッシ

    俺はね、五人潰して役員になったんだよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2017/01/10
    日本のホワイトカラーの労働生産性の悪さって、だいたいがこれと地続きでしょ。こういう輩の過去の「成果」ってのも焼き畑的であるのにもかかわらずマイナス面が評価に入らずに出世してそれが悪い見本になって再生産
  • 雇用がゆがむ@『東洋経済』5月24日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『東洋経済』5月24日号をお送りいただきました。特集が「雇用がゆがむ」ですからね。 http://store.toyokeizai.net/magazine/toyo/ 【第1特集】 雇用がゆがむ 官製ベア・残業代ゼロ・解雇解禁の点と線 [正社員] 官製ベアで約束された“受難” INTERVIEW |竹中平蔵/産業競争力会議議員(慶大教授、パソナグループ取締役会長) 米国では「残業代ゼロ見直し」へ [非正社員] 法改正で雇い止め 遠い正社員登用 官製ワーキングプアの特効薬・「公契約条例」制定は一進一退 困窮者を最賃未満で活用 ゆがむセーフティネット 待遇改善は不十分 集まらない原発作業員 外国人材でも企業の使い勝手が優先 執筆はおなじみ風間直樹さんと野村明弘さん。記事の中で一番面白いのはなんと言っても冒頭の労働時間規制緩和を振り付けた経済産業省の動きを曝露したあたりでしょう。 長谷川ペーパ

    雇用がゆがむ@『東洋経済』5月24日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2014/05/26
    "労働時間規制を緩和したり撤廃したりすると仕事と育児が両立できてワークライフバランス万歳、というのは、わたくしが何回も口を酸っぱくして言い続けてきたように、まったくウソであり、インチキ"
  • リアルポリティークと情緒政治 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    現下の東アジア国際政治というのは、米中二大パワーのリアルポリティークと、日韓の情緒政治の絡み合いが、国際政治学と社会心理学の教科書のようにおもしろい。 構図としては、勃興する中国パワーを押さえ込みたい超大国アメリカ、その忠実な子分格の日韓国、なんだが、いずれも自己愛ナショナリズム(「なんて可哀想な私の国」症候群)に満ちているので、中国がそれをうまく活用している。 アメリカからすれば、アメリカに忠実に中国に対抗してくれる限りで日の右派は有用なんだが、そこに踏み出してくれるようなのに限って、大東亜戦争の大義を唱えたがる、というジレンマ。下手をするとアメリカの正義を批判したりする。タリバン現象。靖国などに見向きもせずに集団的自衛権に熱心な政治勢力が望ましいのだが、なかなかそう都合よくいかない。 ここをうまく衝いて、第二次大戦の同盟関係を想起させるのが中国の戦略。南京事件への歴史修正主義なん

    リアルポリティークと情緒政治 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2014/02/08
    めずらしく国際政治ネタ。ほんと日韓対立は中国にいいようにやられてるだけのように感じる。
  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

    古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2013/09/04
    過去のtweet見ても古市氏がdisられる理由が分からん;/焼畑農業的ということを会議で発言してくれたことに深く感謝。/生存バイアスも同根。/この国は死人に口なしを政府が実践しすぎる。
  • 何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    メモ書きとして: ジョブ型社会では、経済成長すると、「ジョブ」が増える。「ジョブ」が増えると、その「ジョブ」につける人が増える。失業者は減る。一方で、景気がいいからといって、「ジョブ」の中身は変わらない。残業や休日出勤じゃなく、どんどん人を増やして対応するんだから、働く側にとってはいいことだけで、悪いことじゃない。 だから、ブログでも百万回繰り返してきたように、欧米では成長は左派、社民派、労働運動の側の旗印。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-5bad.html(「成長」は左派のスローガンなんだが・・・) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-211d.html(「成長」は労組のスローガンなんだし) メンバーシップ型社会では、景気が良くなって

    何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2013/02/12
    何処かアンニュイなhamachan先生/id:kuippa 急進という言い方も王政から共和制移行の時であればの話だし、微妙かと。政府による分配介入&再分配に積極的かどうかの違いというのが一番ずれにくい解釈ではないでしょうか。
  • 各論なき総論哲学者の末路 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    権丈さんと一緒に(総論)政治学者を罵倒した話のより原理的な版ということか、 http://twitter.com/#!/hazuma/status/189325081900625920 ポピュリズムには反対だけど、大衆の善良な意志は信じる(キリッとかいう立場は論理的に存在しえないんですよ。ポピュリズムを肯定するか、エリート主義にいくか、どちらかしかありえないのです。だからぼくは、民主主義者としてポピュリズムを否定しない(否定できない)ってだけ 問題をポピュリズムに流されるか、エリート主義に行くかという二者択一でしか考えられないところが、(総論政治学者や総論政治評論家や総論政治部記者と同断の)総論しか頭の中にない哲学者という種族の宿痾なのだろう。 いうまでもなく、圧倒的に多くのことについては横町のご隠居程度の見識しかない大衆堂の皆さんにも、程度の差はあれ、これはという専門分野はある。 ほか

    各論なき総論哲学者の末路 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2013/01/06
    自分の専門範囲なら一家言もっているが、広汎な領域をカバーしているわけではない多くの人がいる状態は民意の総論の水準が貧弱になりがちという話。ニーメラー的風景の一側面でもあるかも。
  • 「企業戦士」と「社畜」の異同 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「就活生に甘える社会人」というブログに、常見陽平さんの発言を取り上げて、 http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-358.html(「社畜」と「企業戦士」という概念をきちんと区別するべきではないか) 常見さんは自らを「真性社畜だった」と言っているけれど、これは正しくは「企業戦士」と言うのが適切なのではないかと思った。 ・・・そして、「社畜」と「企業戦士」という概念はきちんと区別しておくべきではないかと考える。 ・・・それにしても、確か常見さんは先日BSのプライムニュースという番組で「ブラック企業撲滅!」と言っていた気がするのだけど、それだったら「会社員」を擁護することはともかく「社畜をバカにするな」と言ってしまうのはさすがにおかしいのでは・・・。やっぱり、この人は訳が分からない。 と述べられていました。常見さんが訳が分かるか分からない

    「企業戦士」と「社畜」の異同 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2012/12/23
    Hamachan先生がいつも言っていることが端的にまとまった感のある、初心者向けとして秀逸なエントリ。
  • 財やサービスは積み立てられない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    社会保険研究所の月刊誌『年金時代』5月号に、「財やサービスは積み立てられない」を寄稿しました。 中身は、ブログで折に触れ書いてきたことですが。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/nenkinjidai1205.html この問題は、いまから十年前に、連合総研の研究会で正村公宏先生が、「積立方式といおうが、賦課方式といおうが、その時に生産人口によって生産された財やサービスを非生産人口に移転するということには何の変わりもない。ただそれを、貨幣という媒体によって正当化するのか、法律に基づく年金権という媒体で正当化するかの違いだ」(大意)といわれたことを思い出させます。 財やサービスは積み立てられません。どんなに紙の上にお金を積み立てても、いざ財やサービスが必要になったときには、その時に生産された財やサービスを移転するしかないわけです。そのときに、どういう立

    財やサービスは積み立てられない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2012/05/03
    Hamachan先生の言葉で目から鱗だったものの一つ。この視点で貨幣経済を見ると面白い。
  • だから、その「偽装請負」とは違う - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    琉球新報の記事ですが、結構重大なことが書かれています。 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-182070-storytopic-236.html(原発で「偽装請負」 県出身者ら証言) >深刻な事故となった東京電力福島第1原子力発電所など、全国各地の原発で被ばく作業に従事する原発労働者の一部が「偽装請負」の形態で労働していることが、25日までに複数の元原発労働者の証言で明らかになった。勤務先の4次、5次の下請け協力企業からさらに仕事を請け負う形で、個人事業者として名前だけの「ペーパー会社」をつくらされて独立していたが、仕事の内容は従来のままだった。最も安全性が求められるべき原発で、使用者が実質的に労働者を雇用していながらも雇用保険や被ばくの責任を免れるため、「請負」や「委託契約」の形で働かせるというずさんな労働環境の実態が浮き彫りになった。 言うまでもなく

    だから、その「偽装請負」とは違う - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    kagehiens 2011/09/29
    名目上請負の内実がアルバイトか派遣かの違いか
  • 低賃金にすればするほどサービスが良くなるという思想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    まあ、城繁幸氏の場合は、実のところは官民問わず賃金処遇制度の問題であると意識しながら、あえて釣りとして(はやりの時流に乗って)公務員叩きをしてみせた気配が強いのですが、 http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/cfe86d13b5103d8cf8e1b72a3e754a0b(公務員の賃金をいくら引き下げても構わない理由) http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/e3ad8b0a11acf9c195d542929f8b86d0(訂正:公務員は別に流動化しなくてもいいです) こういう釣り記事を真っ正面から受け止めて、気に信じてしまう(あるいはむしろその先に突き進んでしまう)人々がやはりいるわけです。 http://d.hatena.ne.jp/AMOKN/20110520(【コラム】公務員の賃金をいくら引き下げても構わない理由 解説編) >

    低賃金にすればするほどサービスが良くなるという思想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2011/06/22
    「その発想はなかった」と言いたくなるような珍説を披露するに至った経緯を知りたいものだ・・・。
  • 日テレ労組、24時間ストに突入 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    テレビ局はいうまでもなく公益事業などではありませんから、少なくとも法律上は、 http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY201009010200.html >アナウンサーなど放送に直接携わる組合員はスト参加を除外するほか、取材現場にかかわる組合員も申請があった人は除外し、放送への影響は最小限にとどめたいとしている。 などとしなければならない理由はありません。病院でストする際にも医師や看護師が患者を放り出していいわけではないのとは違います。 日テレビの画面に1日中「24時間スト決行中!ストは地球を救うか?」というテロップが流れ続けても、別段国民生活に深刻な影響があるわけでもないと思いますが。 まあ、それが明らかになってしまう方が望ましくないのかも知れません。

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    kagehiens
    kagehiens 2010/09/02
    24時間ストをTV局でもやるってすごいなー、とか思ったら、hamachan氏のツッコミは格が違った。いや、確かに深刻な影響なんて何も与えないなぁw 自分だとそもそもが基本見てないw
  • 積み立て方式って、一体何が積み立てられると思っているんだろうか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    黒川滋さんが、鈴木亘氏のトンデモを批判して、 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2010/07/717-be9e.html(ちくま新書「年金は当にだいじょうぶか?」を信じてはいけない) >ちょっとでも若者よりの言論をしたがる人にとって、積立方式が少子化社会にたえられる魔法の杖のように言われがち。しかし、少子化社会という前提のもとでは、どんな方式であっても同じ問題にぶちあたる。 >問題は、鈴木氏のような言説が、若手の武者震いしているような政治家やその予備軍たちに浸透して、たえず政党の年金改革談義に悪影響を与えていること。そのことで年金が政争の具となって、事態は混乱している。 と書かれています。なんだかすごくデジャビュを感じたのですが、昨年同じように黒川さんの記事をネタに、こういうエントリを書いていたのですね。 http://eulabou

    積み立て方式って、一体何が積み立てられると思っているんだろうか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2010/07/20
    "貨幣という媒体によって正当化するのか、法律に基づく年金権という媒体で正当化するかの違いだ" 前もブクマした気がするけど、何度でもブクマ。この認識は重要。
  • 「死ぬ気で仕事をしろ」と「葬式はいやだなあ」の間 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    yellowbellさんの「背後からハミング」に、その昔労使懇談会のときに実際に遭遇した話が載っています。そのやりとりがあまりにもリアルなので、思わず全文引用してしまいます。 http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20100225(死ぬ気と擬音と二つの葬式 ) >営業部長「上半期スタートは極めて低調で、来月までに取り返しておかないと夏のボーナスは出ない」 書記長「巻き返しのための具体的方策はあるのか」 営業部長「それは君たちが死ぬ気になってもらうしかない」 委員長「前期の追い込みで現場の疲労はたまっている。死ぬ気と言うが、当に従業員が過労死すれば企業にとってダメージになる」 総務部長「大げさだ。あの程度の働きで死ぬことはない。まず死ぬ気を出してから、死にそうだと言ってもらいたい」 書記長「話が抽象論になっているが、再度聞きたい。巻き返しのための方策はあるのか」

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    kagehiens
    kagehiens 2010/02/28
    やりとりの字面のおかしさに笑っていいのかどうか悩む文章ではあるけど、あまり知らない労組の仕事の仕方について教えてくれたエントリ。
  • 最低賃金引上げは最大の成長戦略@富士通総研 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    富士通総研の根津利三郎氏が、標題のようなコラムを書いています。その趣旨は、かつてドーア先生が主張されたこととよく似ています。 http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/200912/2009-12-1.html その論理は、既によく論じられてきたような >おりしも日経済をデフレが襲っている。・・・・・・・賃金の長期的下落は需要の減少を通じてデフレを引き起こすことになった。したがって、このデフレ克服を新政権の経済政策の中心課題とするならば、賃金を傾向的に引き上げていくことを考えなくてはならない。・・・・・・・筆者は民主党がマニフェストに掲げた最低賃金の引き上げが1つの答えになると考えている。・・・・・・低所得者の限界消費性向は高いという経済学の常識が当てはまるとすれば、これは相当の需要拡大につながる。 ということに尽きるのですが、このコラ

    最低賃金引上げは最大の成長戦略@富士通総研 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2009/12/06
    最低賃金を引き上げることによる影響はここで引用されているとおりだと思う。/法人税が人件費払った後の利益にかかることをしらないとしか思えないコメントがあるような気がする。
  • まあ、しゃあないわな: EU労働法政策雑記帳

    hamachanの労働法政策研究室 私の雑誌論文などを公開しています 「新しい労働社会」書評 拙著への書評をリンクしています。 『EU労働法政策雑記帳』 の人気エントリー 『EU労働法政策雑記帳』 の注目エントリー はてなブックマーク - EU労働法政策雑記帳 労働、社会問題/ウェブリブログ 博物士 おおいしげん :: 労働法とスペイン地域研究を専攻する大学院生(DC)です。 吐息の日々〜労働日誌〜 この日記は、「労務屋」ホームページの労働日誌です。 夜明け前の独り言  水口洋介 玄田ラヂオ 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 風のかたちⅡ 産経新聞から、 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091206/plc0912061249006-n1.htm >通常国会で製造業派遣禁止 厚労相「正規に転換」 >長昭厚生労働相は

    kagehiens
    kagehiens 2009/12/06
    あぁぁ。言葉届かずか・・・。もう、この議論って、「何よりもまず対立軸が間違ってる」議論だったからな・・・。
  • 経済学部の職業的レリバンス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    たまたま、今から11年前の平成10年4月に当時の経済企画庁経済研究所が出した『教育経済研究会報告書』というのを見つけました。体自体もなかなか面白い報告書なんですが、興味を惹かれたのが、40ページから42ページにかけて掲載されている「経済学部のあり方」というコラムです。筆者は小椋正立さん。ブログでも以前何回か議論したことのある経済学部の職業的レリバンスの問題が、正面から取り上げられているのです。エコノミストの丸中の丸である経企庁経済研がどういうことを言っていたか、大変興味深いですので、引用しましょう。 >勉強をしないわが国の文科系学生の中でも、特にその傾向が強いと言われるグループの一つが経済学部の学生である。学生側の「言い分」として経済学部に特徴的なものとしては、「経済学は役に立たない(から勉強しても意味がない)」、「数学を駆使するので、文科系の学生には難しすぎる」などがある。・・・

    経済学部の職業的レリバンス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kagehiens
    kagehiens 2009/12/03
    これは手厳しい。・・・というか、いつもの通りなのだけど。経済学部にあんなに学生を集める意味なんて無いんじゃないかという疑問への素朴な回答。