韓国の聯合ニュースは17日、北朝鮮が旧ソ連製のT62戦車を改良してつくった新型戦車「爆風号」の映像が初めて確認されたと報じた。今年3月に朝鮮中央テレビで流されていたことが分析で分かった。韓国の情報当局関係者の話として伝えた。 同ニュースによると、爆風号は2002年から生産が始まり、125ミリまたは115ミリの新型主砲を備え、火力と機動性が旧来の戦車よりも向上。特に米韓両軍のヘリコプターによる攻撃に対応するため、14・5ミリの旧ソ連製対空機関砲を搭載している。 レーザー式距離測定機など機器の性能向上が図られ、旧来の戦車に比べ砲弾の命中率が上がったとみられるという。(共同)