アルビノチョウテンガン=愛知県弥富市 【相原亮】天を仰ぐ赤い目玉を持つ金魚「アルビノチョウテンガン」が、全国屈指の金魚の産地である愛知県弥富市で開発された。25年前からこつこつ交配を重ねた末に誕生した新種。開発担当者は「ユニークな顔立ちは子どもに喜ばれるのでは」と期待を寄せる。 特集:どうぶつ新聞 開発したのは、同県水産試験場弥富指導所の研究員ら。同指導所は、1973年から金魚の病気予防などを研究している。 職員は3人。新種の開発は88年から始めた。黒い色素を持たない「アルビノ」の原種と、体が丸くて尾ひれが大きい「リュウキン」の交配を重ねた結果、2007年に「アルビノリュウキン」が誕生した。 続きを読む関連リンク金魚5千匹、涼しげに舞 名古屋でアートアクアリウム展(8/17)金魚ゆらゆら5千匹、江戸の涼 日本橋で水中アート展(7/17)黄色のカエル6匹展示 島根・宍道湖自然館ゴビウス