日本テレビホールディングス(東京)の子会社化が決まったスタジオジブリ。鈴木敏夫社長を悩ませてきたのは、世界的な映画監督、宮崎駿氏の後継者だった。
MENU ジブリ本で活躍しているカンヤダさん 2021年2月21日 最近発売されたジブリ関連本で、何度も名前がクレジットされているカンヤダさん。 まず、ジブリ本に最初に名前が登場したのは、鈴木敏夫さんが書いた小説『南の国のカンヤダ』から始まります。 カンヤダさんは、元々鈴木敏夫さんと同じマンションに住んでいたことで、エレベーターで顔を合わせるようになり、そして友達になったというタイ人の女性です。 鈴木さんは、カンヤダさんをモデルにして、ノンフィクション小説『南の国のカンヤダ』を書き下ろしました。 カンヤダさんはシングルマザーで、現在はタイのパクトンチャイという町で暮らしています。 タイで育ったということもあって、カンヤダさんはジブリの洗礼を受けておらず、鈴木さんのことも最初は知らなかったようです。おそらく、そういうったところにも付き合いやすさがあったり、カンヤダさんの媚びない性格に惹かれて
上映当時のポスターをよく見ると、トトロの隣にいるのはサツキでもメイでもない謎の少女でした。その正体とは?(2022年回顧)
このシーンに対して、宮崎監督は『ジブリの教科書5 魔女の宅急便 』(文春ジブリ文庫)に収録されたインタビューにおいて、このように仰っています。 「(前省略)老婦人のパイを届けた時に、女の子から冷たくあしらわれてしまうわけですけど、宅急便の仕事をするというのは、ああいう目にあうことなんですから。特にひどい目にあったわけじゃあなくてね、ああいうことを経験するのが仕事なんです。 僕はそう思いますし、キキはあそこで自分の甘さを思い知らされたんです。当然、感謝してくれるだろうと思い込んでいたのが……。違うんですよ。お金をもらったから運ばなきゃいけないんです。もし、そこでいい人に出会えたなら、それは幸せなことだと思わなくちゃ……。別に、映画ではそこまでは言ってませんけどね(笑)。僕らだって宅急便のおじさんが来た時に「大変ですねぇ、まあ上がってお茶でもどうぞ」なんて、いちいち言わないじゃないですか(笑)
宮崎駿監督は、編集者・音楽評論家の渋谷陽一が『風立ちぬ』について「この映画は、戦争が大きなテーマになっているんですけども」と問うたのに対して、「戦争そのものじゃないですけどね。モダニズムですよね」と答えている。この「モダニズム」は『風立ちぬ』を理解する上で重要なキーワードだ。『風立ちぬ』は「モダニズム」を接点にして、『坂の上の雲』(司馬遼太郎)や宮崎自身の監督作である『もののけ姫』と繋がっている。 「目の前に果てしない道が開けたような気がします」 『風立ちぬ』は零戦を設計したことで知られる設計技師・堀越二郎にインスパイアされた作品だ。本作の主人公・堀越二郎は、実在の人物と同じく軍用機開発に携わってはいるものの、その人生には小説家の堀辰雄の小説のモチーフが組み入れられている。堀は堀越と同時期に東京帝国大学に在学していた同時代人である。 『風立ちぬ』は、結核で婚約者を失うという展開とタイトルを
『風立ちぬ』での引退宣言が今度こそは守られそうだと、2016年11月の『NHKスペシャル』の放映までは受け止められていたことも事実。 https://this.kiji.is/207746906230703612 鈴木プロデューサーは、宮崎監督から昨年7月に新作の企画書を、年末に絵コンテを見せられたことを明らかにした上で、「(宮崎監督は)今も一生懸命、東京で作っています」と話した。 実際にスタジオジブリの制作部門を解散していることと、長編作品を完成させる間隔がのびつづけていたことという、ふたつの物理的な理由がはっきりしていた。 つまり引退を翻意して長編をつくろうとしても物理的に困難だろうということには変わりない。 すでに解散したスタッフも新しい場所で作品を手がけており、後継者とみこまれていた米林宏昌監督も新作をつくっている。 ジブリと宮崎駿の呪い “リストラ”された後継者たちの「その後」
何ヶ月か前、ある人にめちゃくちゃ怒られたことがあって、その時の映像が某国営放送で、この前の日曜日に放送された。 まあ、炎上するだろうなと1ヶ月前から憂鬱だったのだが、ネットを見ると予想以上に燃えまくっていた。特にコメントをするつもりはなかったが、知り合いからも、「かわんごさん(仮名)が正しいと僕は思っているから」というような、よくわからない励ましのメッセージがたくさん来るので、一言、ここで書いておこうと思う。 まず、あのシーンにおいて、どちらが正しいといったことはないと、僕は思っている。それぞれ違う考え方、違う感じ方を持つ別々の人間であるというだけの話だ。 事実としてあるのは、僕が「ある人」を不快にさせることを、「ある人」のテリトリーでやってしまったということだ。それについては全面的に僕の失敗であり落ち度だ。 そもそもあの場はなんだったのかというと、CGの世界でどういう技術が開発されようと
【2016年11月30日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 外国人監督を起用したスタジオジブリ、2年ぶりの新作映画「レッドタートル ある島の物語」を見てきました。「大人のジブリ」として渋い無声映画で、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞受賞するなど、クオリティは間違いなく高かったです。しかし、評判が必ずしも興収と動員につながらないのが興味深いところ。 「ジブリ」ブランドであるにも関わらず、封切り初週から、観客動員数でランク外となるまさかの厳しい展開。あるネット記事では、「大爆死」と書かれてしまう始末です。 「君の名は。」や「聲の形」など、他のアニメ映画が好調に推移する中、一人負け。アート寄りすぎた内容や、広告宣伝の少なさが影響したのでしょう。 なお、本感想エントリには、後半でのラスト/結末までのあらすじや、考察で「ネタバレ」部分があります。映画館にこれから行かれる方は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く