「ケータイ小説」と言えばどのようなものを連想されるでしょうか。おそらくここを読んでいる方のうち、近年実際に目にしていない方は『恋空』のようなもの、すなわち主に女性向けの恋愛系作品的イメージを持っている方が多いと思われます。それを書籍化した本がベストセラーになったのが、今から丁度2年前くらいですね(余談ですが、最近『恋空』のタイトルが思い浮かばないとき「えっと、あの『忍空』に名前が似てるの……ああそうそう『恋空』だ」って思い出すことが多いです)。しかし、最近では「ケータイ小説」という言葉自体出版でも、ネット上でもあまり聴かなくなりました。まあもしかしたら携帯電話のコンテンツとしては流行っているのかもしれませんが、その外にまでは波及しなくなったかなあと。 そして、このようなニュースがありました。 ■ケータイ小説『赤い糸』など出版のゴマブックス倒産 | ファインドスター 広告ニュース 中堅出版社