朝鮮学校に対する自治体の補助金は縮小か打ち切り――。こうした動きが広がり、各地の朝鮮学校はいま、厳しい経営を迫られているという。校舎の修繕費にも四苦八苦し、雨漏りを直せない学校もある。国の高校無償化政策からも朝鮮学校は除外されてきた。「朝鮮学校は、核実験や拉致問題を引き起こした北朝鮮と密接な関係がある。公費投入は認められない」という意見の一方、「日本にはフランスやドイツなど多くの外国人学校がある。朝鮮学校だけを除外するのはおかしい」と考える人もいる。朝鮮学校を考えるシリーズの後編は「運営を公的に支えるべきかどうか」に焦点を当てた。(Yahoo!ニュース 特集編集部)