更新日:10月24日09時57分
昔の話だけど、後に夫になる人と付き合いだしたとき、はじめて一緒に見た映画は彼のチョイスで「マトリックス リローデッド」だった。私は前作の話もうろ覚えだったこともあり、さっぱり面白くなかったのだけど、彼はあれが良かっただとかあのシーンはなんたらの映画のオマージュでこれこれな意味だろうとか、とにかく楽しげに感想を話していた。 こんなにつまんないものを楽しめるとは大した人だなと感心して、一緒にいたらこれからも楽しいかもなとトキメいたのをよく覚えている。 それから10年以上たって、結婚して子供も産まれた最近、BSでマトリックス一挙放送というのがあったので、確か好きだったよなと思い録画しといてあげた。 子供が寝たあとヘッドホンで映画を見るのが我が家の定番だが、夫は久々のマトリックスを見ながら「やっぱ二作目はいまいちだなあ」などというので、子供が寝てることも忘れて、はぁ!?と声を出して驚いてしまった。
私はバツイチである。結婚期間は約三年間。 離婚理由は元夫の暴言・暴力である。 離婚して、現在、おもいきり日々を謳歌している。 誰の目も気にすることなく、自分で自分の人生を生きていると実感することができる。 結婚していた頃には考えられない感覚だ。 離婚してよかった。心からそう思う。 唯一つ、後悔していることがある。それは、ヤツに全ての貯金を渡したことである。 もし、これからDV野郎と離婚を考えている人がいれば、少しでも参考になれば嬉しい… という大義と、「とにかく吐き出してしまいたい」という気持ちでもって、ここに私の経験を記したいと思う。 「元夫」と書くことすら抵抗感があるので、恨み辛みが表出していて格好悪いなぁと思いながらも、以降も「ヤツ」と記載させていただく。 ヤツと結婚したのは、私が三十手前で「そろそろ結婚したいな」と思っていた時期だった。 ヤツから猛アプローチがあり、数ヶ月の交際後、
タイトルは悪ふざけ。でも気持ち的には本当。 自分で言うのもなんだけど、私は見た目もスタイルも良いし、 歳とって回数は減ってきたけど、男にもチヤホヤされてきた。 その内の一人、私のこと好き好きって言ってる27歳の男がいたんだけど、 見た目は全く好みじゃないし、時々一緒にご飯いく位でかわしてた。 上にも書いたけど、最近男が寄ってくるのも減ってきて、 そろそろ結婚しておこうかなと思ったのが1年前くらい。 で、誰と結婚…って考えた時に、顔は全く好みじゃないけど、 この27歳がいいなーって思って、それからは頻繁にご飯に行ってた。 彼は外資系に勤めているバリバリのサラリーマンで、 若いのにかなりやり手で、将来性もあったし、 何よりも共通の友人から聞いた話、個人投資等で貯金が3000万あるらしい。 お金に興味がないと言えばウソになるけど、あるに越したことはないし、 なにより若いのにそこまで蓄えられる才能
ヤリチンといえば、女性を数多く経験し、酸いも甘いも知っている像が思い浮かぶ。ナンパ師がナンパ講座を開けば非モテ男性が集まり、恋愛を『誰にでもできる科学的手法である』風に見せれば、恋愛講座の受講者はあとを絶たない。 であれば、そのめくるめく経験の末に突入する40代は、ハーレム王国かはたまた最愛の最上スペック女性なのか、と思うところだが、ヤリチンの進路は基本的に2つしかなく、しかも薄暗い。 今回はヤリチンの40代で直面する進路と、背景にひそむ理由について書いていきたい。 ヤリチンの進路1 JDに貢いで体を求めないおっさん ヤリチンにとってJDとは「違法でない最も若いカラダ」である。20代の頃からJDを求め、しかもテクニック巧みに手に入れてきた人間にとってはJDくらいの年齢層が自分のスタンダードになっていく。 しかし、ヤリチンが忘れているのは『自分はどんどん加齢して冴えないおっさんになっていく』
父が入居している有料老人ホームの、介護士の人に聞いた話である。 「施設に入って認知症が急速に進むのは、女性より男性です。その中でも多いのが、会社の社長さんとか学校の先生。社会的には「偉い立場」で、ずっとこれまで自分が指図する側で来た人ですね。それが、環境が変わって人から看てもらうようになった時、気持ち的に自分の立場を受け入れられなくて、おかしくなってしまう」。 そうでしょうとも‥‥と、父を見ていて思った。 社長さんはどうなのか知らないが、教師は現在、大昔に言われたような「偉い人」ではない。「先生」が「先生」というだけで一応尊敬の眼差しで見られた時代は、とうに過ぎ去った。でも今、老人ホームにいる人は「先生がまだ偉かった時代」を生きてきた人である。89歳の父はまさにその典型だろう。 高校教師を長年勤め、頭のてっぺんから足の先までガチガチの先生気質だった父。家族の上にも父親兼教師として君臨してき
付き合って3年、その間にわたしはもう30過ぎておばさんになってるのに結婚してくれない。 結婚してくれないってか、結婚の話をしようとしただけで怒る。 そりゃそういう話はいきなりはじめないってルールを設定したけど、そんなルール彼が勝手に作ったようなもんで怒るから承諾しただけだし。 悲しくなって泣くとやっぱり怒るし。それもルールだけど泣くか泣かないかなんてルールで決まってたって自由になんないよ。 えっちする前だけ優しくて、優しかったからとおもってちょっと将来の話をしようとしたら雰囲気だけで不機嫌になるし。 マンネリで飽きるからって理由でエッチの新しいこと開拓には熱心なのに、デートの計画なんかなにもしてくれない。 生理の時はネットかゲームばっかりで相手してくれない。 でももう年齢的に別れて次を探すのもしんどい。 好き勝手に穴だけ使われるだけで歳ばっかりとって、身体に飽きられた時にポイされるんだろう
私は31歳になった。男性のパートナーと同居しているので、表向き上、「幸せなヘテロのカップル」ということになっている*1。子どもはいない。たぶん、持つことはないだろう。 このたった三行を書くために、ものすごく緊張する。私にもそれなりに事情があるのである。その詳細を他人に言う気もしない。だからと言って、「産まない」と固く決意しているわけでもなく、ふらっと産むかもしれない。だが、ピルを飲んでいるので偶然の妊娠の可能性も低く、順当にいけば私は子どもを産まないだろう。 そこに、こんな言葉が降ってくることがある。 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」 私は黙って、困った顔をして笑う。なぜ「産まない=考えていない」のだろうか。散々、考えた挙句、産んでいないのだ。 だいたい、「考えろ」「考えろ」って、どうやって考えるのだ。この社会は、妊娠出産に関する費用の負担も大きく、産んだ後の保育も十分に整備さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く