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bookとhistoryに関するkeloinwellのブックマーク (146)

  • Amazon.co.jp: 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~: デヴィッド・グレーバー (著), デヴィッド・ウェングロウ (著), 酒井隆史 (翻訳): Digital Ebook Purchas

  • 面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(後編)

    世界史を学びなおす最適な入門書から、歴史をメタに語る一冊まで、徹底的に熱く語り合った2時間をまとめた。 前編はこちら youtube動画はこちら 世界をバズらせる スケザネ:「書かれたものが世界を変える」という観点だと、これにつながりそう。『「世界文学」はつくられる:1827-2020』(秋草俊一郎、東京大学出版会)というで、「世界文学」という概念がどのように作られ、変わっていったかがテーマです。以前の対談でも話題になってたやつです。 そこに、ゴーリキーの世界文学叢書が出てきます。ソビエト連邦という国家が誕生し、当代一流の世界文学を集めて出版しようという話になった。実はここに、政治的な動機がありました。 ロシア文学だけでなく、世界各国の言語から優れた作品を選び取り、なおかつ全集として出せるというのは、それだけロシア文化的に先進的だという政治的なメッセージになるのです。国や言語を越境して

    面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(後編)
  • 面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(前編)

    お薦めの世界史のについて、3人で2時間語り合った。 世界史を学びなおす最適な入門書や、ニュースの見方が変わってしまうような一冊、さらには、歴史を語る意味や方法といったメタ歴史まで、脚家タケハルさん、文学系Youtuberスケザネさん、そして私ことDainが、熱く語り合った。 全文はyoutubeで公開しているが、2時間超となんせ長い。なのでここでは、そこから厳選して紹介する。 因果関係を補完する『詳説 世界史研究』 スケザネ:大学生、あるいは社会人の方々にも、世界史を学ぶには、まず真っ先に「高校世界史」をオススメしたいです。世界の歴史を幅広く知るという観点から、高校世界史はベストだと思います。 代表的な高校世界史の教科書は、山川出版社の『詳説 世界史B』。世界史の概観が400ページぐらいにまとめられてて良いなんですが、これだけだと記述が簡素で、理解するには少ししんどい。 実際、自分が

    面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(前編)
  • What’s the Best Book of the Past 125 Years? We Asked Readers to Decide. (Published 2021)

  • 「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ

    こんにちは。伊藤賀一と申します。 原始から近代・現代まで、あらゆる時代をカバーしているオールラウンド型の珍しい日史講師です。 日史だけでなく社会科全般を教えているため、ありがたいことに「日一生徒数が多い社会科講師」という称号もいただいたことがあります。 今回は「日史を学び直すための」を紹介します。編集部からは「10冊プラスα」という依頼だったのですが、力が入り過ぎてしまい、数えてみたら30冊を超えていました……。 30冊もあると「こんなに読まなきゃいけないの!?」とびっくりするかもしれませんが、全部読む必要はないですよ!(もちろん全部読みたい人は一緒に沼にハマりましょう) 気になったテーマの、気になった一冊だけでも手に取ってみてください。 ▶今すぐ「日史を学び直すための10冊プラス+α」をチェックしたい人はこちら 予備校で授業をしている筆者 皆さんもご存じのように、今も昔も、人

    「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ
  • その本は、長く出版禁止だった。語られなかった〈女たちの戦争〉を今マンガで届ける理由

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

    その本は、長く出版禁止だった。語られなかった〈女たちの戦争〉を今マンガで届ける理由
  • 【書評】『物部氏と石上神宮の古代史』(平林章仁・著) : やまもといちろう 公式ブログ

    このところ短い出張が立て込んだりして、空き時間にを読み倒していたのですが、「うわ、面白い!」というよりは「これは興味深いですね」な雰囲気の佇まいのと何冊か巡り合ったので、備忘録がてら綴ってみたいと思います。 中でも、思いのほか出色だったのは『物部氏と石上神宮の古代史 ヤマト王権・天皇・神祇祭祀・仏教 』(平林章仁・著)は、難解とされる日古代史の扉を開くような書き口・装丁による間口の広さと、そこから広がる世界の奥行きの深さが読み手の心に響く内容になっていました。類書はそれなりに読んでいるつもりでも、物部氏と古代王権の関係、古代国家と仏教の繋がりも含めた「なるほど、その可能性は高いんだろうなあ」と思わせるしっかりとした論述が、人間社会における権力とは何なのかを思わせます。 Amazonリンクはこちら [引用] p141 要するに、彼ら僧侶や技術集団は、百済からヤマト王権・天皇に贈与された

    【書評】『物部氏と石上神宮の古代史』(平林章仁・著) : やまもといちろう 公式ブログ
  • [書評] イタリア語の起源 歴史文法入門: 極東ブログ

    たぶん、イタリア語の起源に関心を持つ人はそれほど多くはないだろうし、まして、このブログを覗く人にそういう人がいるか、おぼつかないが、おそらく、ある程度まで英語に関心ある人なら、『イタリア語の起源 歴史文法入門』を読んでおいてもいいのではないだろうか。 そう思えるのは、語彙の変化もだが、ラテン語から俗ラテン語、そして、イタリア語へと変化していく母音のありかたが、大母音推移に似ているように見えたことだ。歴史的な関係はないのだが、大母音推移のような現象は英語でのみ起きた特殊な現象ではないのではないかと思えた。補足するなら、古英語にも母音には短母音と長母音があり、これらはラテン語の母音と似ている。 もっとも、大母音推移がまさに大母音推移であるような、調音までの遷移はイタリア語ですら発生していない。むしろ、そのことがなぜかという問いにもなるだろう。 他方、俗ラテン語の影響を受けたはずのフランス語には

  • 「レンガ」がローマを作り、「鉄」がアメリカを作った『世界建築史15講』

    アーチ建築技術の基礎をなすレンガは、土を素材とする。 土は、地上のどこにでもある。 だから、植民都市のいかなる場所でもローマを実装できた。 ローマが大帝国となった理由を、政治や軍事に求める人は多いが、「ローマとはレンガの帝国である」という着眼に、頭ガツンとやられた。 植民都市に送り込まれたエンジニアが、そこの土を素材とし、レンガを作り、レンガを積み上げ神殿を建て、都市をつくった。道路が舗装され、水道が引かれ、インフラが整備された。紀元後には、石灰由来のセメントと切石を骨材としたコンクリートが発明され、文字通りローマ帝国の礎となった。 歴史を振り返るとき、一般に、国家や王朝の盛衰や、社会や文化の変遷を思い浮かべる。 しかし、そうしたフレームを捨て、「建築」という視点で見直すとどうなるか? これを成し遂げたのが書になる。「建築の歴史は人類の歴史である」という立場のもと、15の講義+15の補講

    「レンガ」がローマを作り、「鉄」がアメリカを作った『世界建築史15講』
  • 知の泥棒の歴史『図書館巡礼』

    図書館巡礼』は、書物と図書館について四方山話を集めた一冊だ。「」を追い求める営みが真摯で、ひたむきであればあるほど、常軌を逸した書痴っぷりが伝わってきて、非常に楽しい。 知の泥棒の歴史図書館巡礼』の著者は気づいていなさそうだが、書は、知の泥棒の歴史に見える。 口伝、写、書物、ROM、媒体は異なれども、人は知を集めようとしてきた。知は必ずしも正当な方法で集められるとは限らない。ひそかに盗み出されたり、言葉巧みに持ち出されそのまま帰ってこなかったり、ときに権力者によって強制的に収奪されることもある。 さらに、知の集積所である図書館には、知識だけでなく、知を司る人や、それを複製する人、売り買いする人たちが集まる。中には不心得者がいて、写を失敬し、売りさばいたり自分のモノにする人もいる。 こうした知の泥棒たちは、自分の行為をやましいと思っていない。むしろ、その書物の当の価値を知って

    知の泥棒の歴史『図書館巡礼』
  • 「指輪物語」に影響を与えたイギリス最古の叙事詩「ベーオウルフ」はたった1人によって書き著されたのかもしれない

    by JJ Jordan ファンタジーの源流ともいえる内容でJ・R・R・トールキンにも大きな影響を与えたとされる長大な叙事詩「ベーオウルフ」について、研究者らは長年にわたって「1人の著者が一貫して書いたのか、それとも複数人の著者が書いたのか」という謎を議論してきました。そんな謎について、ハーバード大学の研究者らが「統計的分析の結果、ベーオウルフは1人の著者によって書かれた可能性が高い」と主張しています。 Large-scale quantitative profiling of the Old English verse tradition | Nature Human Behaviour https://www.nature.com/articles/s41562-019-0570-1 Tolkien was right: Scholars conclude Beowulf likely

    「指輪物語」に影響を与えたイギリス最古の叙事詩「ベーオウルフ」はたった1人によって書き著されたのかもしれない
  • [書評] 少女たちの明治維新: ふたつの文化を生きた30年(ジャニス・P・イシムラ): 極東ブログ

    私は五千円札が好きだ。一万円持つなら、五千円札2枚がいい。樋口一葉が好きなのである。彼女が紙幣のデザインになっていることに、喜びというのか誇りというのか、これがあるうちは今の日も悪いもんじゃないなと思う。そして今日、新札のデザインが発表された。今度は津田梅子の五千円札だ。いい。嬉しいような感じがする。まあ、なにも五千円札のポジションがいいというわけでもないが。他二人は渋沢栄一と北里柴三郎。まあ、それもいい人選じゃないか。 津田梅子について、この機会にもう少しなんか知りたいという人がいたら、『少女たちの明治維新: ふたつの文化を生きた30年』をお勧めしたい。というか、普通におもしろいだ。 明治4年、岩倉使節団の一行として近代日の女性のモデルとなるように米国に送られた三人の少女の生涯の物語である。米国に渡る年齢は、11歳の山川捨松、10歳の永井繁子、6歳の津田梅子である。小説ではないが、

  • 「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告

    学会で相手にされない陰謀論 そんなに資料はない能寺の変 太平洋戦争での奇襲多用につながってしまった「歴史の物語化」 「能寺の変」や「関ケ原の戦い」などを巡り、世にはびこる様々な陰謀論や俗説を、専門家の視点から“ガチ検証”した『陰謀の日中世史』(角川新書)が11万部のベストセラーになっている。著者で日史学者の呉座勇一さんは「歴史『を』ではなく、歴史『に』学ぶのは危険」と訴えます。「『物語』が欲しいなら、ワンピーススラムダンクを読んで」とも。呉座さんが恐れる歴史の学び方とは?(朝日新聞文化くらし報道部記者・高久潤) 学会で相手にされない陰謀論 ――武士政治の表舞台に出てくる保元の乱を皮切りに、織田信長が死去する能寺の変、そして関ケ原の戦いと、誰もが聞いたことがある中世の歴史を「陰謀」という切り口で考えたのはなぜですか 「能寺の変に黒幕がいた、坂龍馬暗殺に黒幕がいた、といった『

    「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告
  • 社会科学者らが立ち向かう困難──『歴史は実験できるのか 自然実験が解き明かす人類史』 - 基本読書

    歴史は実験できるのか――自然実験が解き明かす人類史 作者: ジャレド・ダイアモンド,Jared Diamond,ジェイムズ・A・ロビンソン,James A. Robinson,小坂恵理出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2018/06/06メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る科学において実験というのは重要な手順だが、そうはいっても実験できない領域というのもまた存在する。進化生物学、古生物学、地史学、歴史など、すでに起こってしまって大規模な再現が不可能である場合があるからだ。また、現代の歴史学者は経済発展について知りたければパソコンで調べればGDPなどのデータが手に入るが、18世紀の経済発展について知りたくてもデータがないのでそうはいかない。 そのような学問領域では、現実に発生していた、多くの部分が似通っているが一部が異なったシステム同士を量的に比較・分析する

    社会科学者らが立ち向かう困難──『歴史は実験できるのか 自然実験が解き明かす人類史』 - 基本読書
  • 【読書感想】入門 東南アジア近現代史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書) 作者: 岩崎育夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/01/18メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る Kindle版もあります。 入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書) 作者: 岩崎育夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/01/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 6億4000万人の巨大市場の「いま」がわかる決定版!近代都市シンガポールの高層ビル、ベトナムやタイを流れるメコン川、ボルネオ島のジャングル―、日と深い関係を持つ地域の「多様性の中の統一」を読む! 東南アジアという地域は人口が多く、日からは比較的行きやすい海外ではあるんですよね。 僕もバリ島に一度行ったことがあります。 そんな東南アジアなのですが、世界史の授業で、東南アジ

  • 世界はぐんぐん良くなっている──『進歩: 人類の未来が明るい10の理由』 - 基本読書

    進歩: 人類の未来が明るい10の理由 作者: ヨハンノルベリ,Johan Norberg,山形浩生出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2018/04/24メディア: 単行この商品を含むブログを見る「10の理由」とか、やけにアッパーな書名が全体的に怪しいものの、訳者が山形浩生さんだったので読んだらこれがちゃんと当たりであった(いちおう弁護しておくと、人類の部分は邦題オリジナルだがそれ以外はおおむね原題通りである)。 内容としては至極単純で、「世界はどんどん前よりも良くなっている」というだけの話ではある。実際、それはその通りだ。『暴力の人類史』など、近年のノンフィクションを読んでいる人間なら「知ってる知ってる。暴力も減って栄養状態もよくなって差別も減って、現代サイコーだよね」と頷くかもしれないが、実は多くの人は世界は悪化しつつあると思っている。たとえば著者によると、イギリス、オーストラリア、

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  • [書評] 光明皇后(瀧浪貞子): 極東ブログ

    書『光明皇后(瀧浪貞子)』(参照)というシンプルな表題を見てまず思ったことがある。大げさな言い方になる、という自覚はあるという前提であえて言うのだが、日史の最大の謎は、光明皇后であると私は考えている。もちろん、「聖徳太子」にも謎は多いし、桓武天皇にも平清盛にも謎はある。他にもいろいろ挙げればきりがない。なのになぜ光明皇后なのかというと、おそらく彼女こそが実質的な天皇家の創作者だろうと思うからだ。 なぜか。その関連から補足したい。まず、「日史」と「天皇」という概念は日書紀によっているというのが基。この書紀のモチーフは、「持統天皇が正統である」というイデオロギーである。そもそも「持統」というのが「統を持す」ということである。 いきなり穿った見方になるが、そうしたイデオロギーが必要になるのは、実態は逆であるか、疑問が強かったからだろう。つまり、「持統天皇は正統ではない」という命題が当時

  • [書評] 「福沢諭吉」とは誰か(平山洋): 極東ブログ

    書名『「福沢諭吉」とは誰か』(参照)が意味するのは、書にも書かれているように、「第二次世界大戦の終結以来議論されてきた、福沢の質は市民的自由主義者なのか、それとも侵略的絶対主義者なのか」という択一を問う意味合いがある。現代のネット的な用語で単純化すれば、福沢諭吉は、①市民主義のリベラル、あるいは、②ネット右翼のような侵略主義者、そのいずれかかということである。 こうした昨今のネット風の単純化は愚かしいかのように思えるが、書第4章「福沢諭吉と慰安婦」を読むと、あながち笑えないものがある。この短い挿話的とも見える章では、まさに福沢諭吉の思想が従軍慰安婦問題と関連付けられる論調への駁論となっているからだ。そもそもそんな議論が必要なのかすら疑問に思える人もいるだろうが、その関連付ける議論の一方は安川寿之輔『福沢諭吉のアジア認識』(参照)に依拠している。しいていうならこの安川の書籍が今日のいわ

  • [書評] コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生 (岡本和明・辻堂真理): 極東ブログ

    具体名を出すと批判かと不用意に誤解されかねないのでぼかすが、以前、若い学者さんの、昭和後期の歴史についてのある大著を読んだとき、論旨も通っていて参考文献もしっかり読み込まれているにも関わらず、あの時代の空気というものが感じられないものだなと奇妙に思ったことがあった。もう少し延長してみると、語弊があるが、東京オリンピック前の東京の風景の生活感を知らない人には、なにかある感覚の欠落があるようにも思う。もっとも、その時代を生きてきた人がトンチンカンな過去の映画を作ったりもするので、同時代感覚があれば歴史がきちんと捉えられるものでもないことはわかる。と、ここで言葉につまって息継ぎをして思うのだが、少なくとも学術的な文献に向き合っていては見落とされがちな、それでいて決定的な庶民史の感覚というのを掘り出すことは難しい。 つまり、そういうことなのだ。『コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生 (岡和明