人材サービス業界で、カウンセリングやコーチングのような、キャリアに悩む個人向けサービスが増えている。ユーザー中心層は20〜30代と従来よりも若いことも特徴だ。 従来は採用したい企業が転職エージェントに対し、前課金で広告を出稿したり成果報酬モデルの人材紹介を受けたりと、B(企業)toB(企業)ビジネスが主流だった人材業界。ここにきて、売れないと言われていたB(企業)toC(消費者)が増える背景には何があるのか。 目指すのはキャリアのライザップ 2カ月で30万円という、決して安くはないキャリア相談サービスが、20代を中心に売れている。「トレーナーはあなたの転職を売り物にしません。」をキャッチコピーに、短期集中型のキャリア相談サービスを展開する「ゲキサポ!転職」だ。 若年層に支持を集める、LINEを使ったキャリア相談サービス「相談ドットミー」を展開する人材系ベンチャー・ポジウィルが、1年近くの試