“タイニーハウス”って何?移動も自作も可能な小さな家の魅力とは?いまさら聞けない!家と暮らしのキーワード 日本三大随筆として知られる「方丈記」。この本の作者で鎌倉時代に生きた鴨長明は晩年、3メートル四方の小屋に住み、そこで過ごした日々を方丈記に綴りました。 鴨長明が影響された仏教は、物やコトに対する執着から離れることを勧めています。世俗を離れ、必要最小限の物に囲まれて住むという生き方は、長らく仏教に触れてきた日本人にとって、親しみやすい生き方なのかもしれません。 その価値観と関係しているかどうかはわかりませんが、近年、鴨長明と同じように、タイニーハウス(小さな家)に住む人が増え始めています。 アメリカで生まれ、日本に広まるタイニーハウス・ムーブメント タイニーハウスとは、その名の通りTiny(タイニー=小さな)な家のことです。10平米から20平米ほど平屋の家が多く、居住可能な人数は1〜2名