国内初のLCCとして2012年3月に就航したピーチ・アビエーション(APJ/MM)のエアバスA320型機の初号機(旧登録記号JA801P、現登録記号F-WXAP)が6月10日、返却先のシンガポールへ向け離日した。同機は今後ほかの航空会社の機体として、各地を飛び回る。 旧JA801Pは5月31日付で抹消となり、現在はエアバスに所属する。AIB4887便としてシンガポールのセレター空港へ向かう同機は、拠点としていた関西空港を午後2時2分に出発し、セレターには午後7時40分ごろ到着する見込み。今後はシンガポールで整備を進め、他社機として運航する。 出発前に駐機場で開催した“お別れ会”には、ピーチの井上慎一CEO(最高経営責任者)など社員有志が参加した。社員は横断幕にJA801Pへ感謝するメッセージを寄せ書きした。井上CEOは「ありがとう! これからのPeachに期待下さい」と寄せ書きし、約7年2