米国 Apple は5月21日、Safari 7.0.4 と 6.1.4 をリリースした。21件のセキュリティアップデートを提供している。21件はいずれも、Safari のレンダリングエンジン WebKit と、様々な形態によるメモリ破損に関連したものだ。 今回対応された脆弱性には、報告された日付が古く、すでに Google Chrome では昨年のうちに対応済みの2件(「CVE-2013-2875」と「CVE-2013-2927」)が含まれている。例えば「CVE-2013-2875」は、Google Chrome では2013年7月に Chrome 28 で対応されている。「CVE-2013-2927」は、2013年10月の Chrome 30 で対応済みだ。 つまり、「CVE-2013-2875」脆弱性に関しては、Safari ユーザーは Chrome ユーザーより10か月も長くセキュ