背景 DNSの実装と言えば古くからBINDが使われていますが、昨今では脆弱性が度々発覚してセキュリティ的に運用が難しい状況にあります。 BINDに代わるDNSの実装が他にもあり主要なLinuxディストリビューションでも公式パッケージ化されて最新バージョンにも追随しています。 Dockerでコンテナ化もし易い状況なのでサービス例として記録しておきます。 権威DNSサーバー PowerDNS Authoritative Server コンテンツサーバーとも呼ばれる自組織や他組織のゾーンを管理しているDNSサーバーです。 一般の利用者がドメイン検索で使用するキャッシュDNSサーバーと呼ばれるフルリゾルバーのDNSサーバーが権威DNSサーバーのルートサーバーから順繰りに問い合わせてドメイン検索する仕組みがDNSです。 今回はBINDではなくPowerDNS Authoritative Server