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美浜、若狭両町の魅力を発信しようと、登録者数十七万人を超える人気Ｖチューバー（バーチャルユーチューバー）乾物ひものさんが奮闘している。昨年夏から水晶浜や熊川宿などの観光地、地元飲食店などを女性キャラクターが巡る動画を三本投稿。今月下旬には名物グルメを紹介する四本目を投稿予定で、「動画をきっかけに両町に来てもらい、癒やしの時間を過ごしてほしい」と呼びかけている。 ひものさんは嶺北在住で二〇一八年に活動を始め、画面上で人物のイラストを自在に動かす技術の紹介動画を中心に二百本以上をユーチューブに投稿。ツイッターでも九万人以上のフォロワーを抱える。

木曽町開田高原のそば製造販売「霧しな」は、木曽郡在住のクリエーター三人と新たなホームページ（ＨＰ）を作成した。担当者は「木曽のような地方でも質の高いＨＰができると知ってほしい」と力を込める。...

タンクの中をかい棒でかき混ぜる川合さん。オンラインツアーでは作業の様子も見学できる＝木曽町の七笑酒造で 自宅で七笑酒造（木曽町）の酒を楽しみながら酒蔵を見学できるオンラインツアーが十九日、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を使って開かれる。十三日まで参加者を募っている。（戸田稔理）

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冷茶の魅力、ＳＮＳで　静岡市茶業振興協「＃うちお茶」投稿募集 静岡市内の生産者や茶商らでつくる市茶業振興協議会は２７日、会員制交流サイト（ＳＮＳ）を活用して、地元の茶の魅力を発信する応援企画を始めた。８月末まで。 冷茶を自宅で楽しもうと呼び掛けるキャンペーンのポスター＝静岡市役所静岡庁舎 自宅で冷茶を楽しむ様子やお茶スイーツ、茶畑などを撮影して「＃うちお茶」と付けてＳＮＳで写真や動画を発信するキャンペーン。夏季はお茶の消費が落ち込むことから、さまざまな楽しみ方を発信・共有してもらい、消費拡大につなげる狙い。投稿者の中から抽選で地元のお茶とフィルターインボトルのセットを贈る。 事務局の市農業政策課は「新たなお茶の楽しみ方を共有し、うちでお茶を飲もうという意識につなげられたら」としている。

酒類販売チェーンのリカーマウンテン（京都市下京区）は、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性をスマートフォンに通知する接触確認アプ…

新型コロナウイルス感染拡大で中止となった「焼來肉（やきにく）ロックフェス２０２０ｉｎ南信州・飯田」の実行委は十八日、オンラインイベント「無観客ＬＩＶＥ配信＆焼肉『＃俺たちのヤキフェス』」を開催する。 野外で焼き肉とライブ音楽を楽む同フェスは、新型コロナの影響を考慮し五月に実行委が中止を決定。代替イベントとして、焼き肉を自宅で楽しみながら、音楽のライブ配信をネットを通じて楽しんでもらおうと新たに企画した。 ライブ配信は二つのサイトを利用し、ネット上に二つの「ステージ」を設ける。動画投稿サイト「ユーチューブ」ではソロアーティストを中心とした「アコースティックＬＩＶＥ配信」を、動画サイト「Ｖｉｍｅ...

浜松市は、新型コロナウイルス感染症の影響が広がる中でテークアウト（持ち帰り）を始めた飲食店の紹介サイトなどを集約した「飲食店応援サイト」を市ホームページ内に開設した。民間事業者のほか、市や浜松商工会議所による応援プロジェクトのサイトも掲載している。 応援サイトのタイトルは「コロナに負けない　浜松は飲食店を全力で応援します！」。テークアウト実施店を紹介する民間事業者のサイト「テイクアウト浜松」「はままつ飯．ｎｅｔ」「モチカエル」や、市が支援する「浜松パワーフード弁当応援プロジェクト」、浜松商工会議所の「緊急企画！買って応援プロジェクト」など多数のサイトを集約した。 各サイトに掲載されている店舗・事業所数は計約３００。本県も緊急事態宣言の対象になり、休業する店が出てくる可能性もあるため、市の担当者は「利用する際は事前に店舗に電話などで確認してほしい」としている。 旅するチョウ「アサギマダラ」飛

手取湖に面する白山市深瀬で淡水魚の養殖と加工を手掛ける「白山堂」が、自宅で川魚をおいしく食べる方法をホームページ（ＨＰ）などで紹介している。背景には、新型コロナウイルスの感染拡大などで地元飲食店への出荷量が落ち込んでいることがある。丹精して育てた川魚の廃棄を防ぐため、さまざまな食べ方を提案する。（都沙羅） 「イワナのなんちゃって甘酢炒め」「皮も骨も全部食べるぞイワナ」など、工夫をこらした川魚のレシピや調理のこつ三十種類以上を親しみのある記事で紹介する。代表の坪田直樹さん（３１）は「川魚は塩焼きや煮物だけじゃない。洋食もいけるし、しっぽを唐揚げにしてもおいしい」と笑顔を見せる。

豊橋市南小池町の老舗和菓子店「お亀堂」が会員制交流サイト（ＳＮＳ）ツイッター上に一日公開した花見団子の製造シーンを収めた動画が注目を集めている。同日の再生回数はツイッターに上げられた動画の中で日本一に。店関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードが漂う中、少しでも明るい話題を提供したかった」と反響の多さに驚いている。 ピンク、白、緑の三色団子が機械から一本ずつ順に出てくる十秒間の動画。一日午前八時すぎの投稿から二十四時間で三百五十万回再生された。昨年から本格的にツイッターの活用を始め、和菓子に添える大量の花のがく取りの動画を投稿するなど、何げない情報を発信してきた。 お亀堂でも、ビュッフェ（バイキング）形式でのあんみつの提供を二月二十九日から取りやめるなど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出始めている。森慎一郎社長（６５）は「外出を控えて自宅にいる人が多いと考え投稿してみた。三

会社の飲み会で上司が「先輩風」を吹かすと、扇風機が回って宴席に本物の風が――。クラフトビール大手の「ヤッホーブルーイング」（本社・長野県軽井沢町）が人工知能（ＡＩ）を使って先輩風を体感できるマシンをつくり、忘年会シーズンに向けて企業などに貸し出すサービスを始めた。 「先輩風壱号（いちごう）」と名付けた装置で、上司や先輩が「俺の若いころは」「近ごろの若者は」などと口にすると、椅子の背後に取り付けた６台の扇風機が回り出す。ＩＢＭ社の「ワトソン」など二つのＡＩを使い、会話の中から先輩風特有のキーワードを検出。話の長さなどと合わせて数値化し、３段階の強さでファンを回す仕組みだ。ＡＩは約２千の「先輩風ワード」を記憶しているという。 同社が２０～５０代の会社員らを対象に実施したインターネット調査では、約６割が上司との飲み会で「武勇伝や自慢話を聞かされた」と回答した。先輩風壱号は、フラットで自由な飲み会

２０年間、インターネットのホームページ（ＨＰ）で北陸３県のカレー店を紹介し続ける人がいる。野々市市のウェブデザイナー米谷（こめや）義浩さん（４４）。これまでに足を運んだ店は８００店。書いた記事は２０００本。週に２、３回はカレーを味わう。「北陸にはカレー文化が根付いている。楽しんで見てもらい、足を運ぶきっかけになれば」と話す。（蓮野亜耶） 一九九八年、当時勤めていた会社でＨＰの制作を勧められた。趣味の食べ歩きを生かそうと、グルメや観光情報を取り上げる「北陸情報総合サイト」を立ち上げた。