幻の生物「ツチノコ」を巡り、その正体に迫り、目撃談の多い岐阜県東白川村など各地の伝承を追った記録映画「おらが村のツチノコ騒動記」が完成した。5月18日からポレポレ東中野(東京)などで公開するほか、名古屋市千種区の「ナゴヤキネマ・ノイ」でも夏ごろに上映する予定。 映画は、東白川村出身の今井友樹監督(44)がメガホンを取った。ツチノコの目撃談やツチノコを使った地域おこしに携わった村民らへのインタビューを中心に構成。近畿など他地域での伝承の違いも取材したほか、マムシやアオジタトカゲなどとの類似性からツチノコの正体を考察しつつ、農山村の風景や監督自身の古里への思いの変化を見つめ直す。上映時間は71分...