南知多ビーチランド(美浜町奥田)の大水槽前にグランドピアノがお目見えし、誰でも自由に演奏ができるようになった。園は、水族館に来た経験がない人が足を運ぶきっかけになればと期待している。 名鉄のグループ会社で使われなくなったピアノを設置。青白い照明の下、マイワシ1万5千匹が幻想的に泳ぐ前という絶好のロケーションで、10分間ほど奏でられる。写真映えも期待でき、これまではディズニー映画ソングや「となりのトトロ」などを弾く人がいたという。...
即興演奏を主体とするフリージャズ専門のジャズクラブ「インテルサット」(西尾市吉良町)が創業50周年を迎えた。米国文化への関心が高まった1970年代、若者が最新の情報を語り合う喫茶店として始まり、後に演奏が中心のジャズクラブになった。日本を代表する多くの奏者と交流する店主の尾崎孝利さん(73)は「これからも良い音楽を伝えていきたい」と語る。 名鉄上横須賀駅から住宅や水田が広がる通り沿いに数分歩くと、ネオンがともった白壁の建物が現れる。店内にはグランドピアノやドラム、アンプが置かれたステージと、テーブルやカウンターの25席がある。4月13日夜にあったジャズピアニスト、スガダイローさんのソロ公演は...
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鉄道をコンサート会場に音楽を届けている人がいる。東海地方を中心にラジオパーソナリティーとしても活動するサックス奏者の三輪一登さん(39)=北名古屋市。新型コロナウイルス禍で一時、演奏する機会を失うも、新たな場を見いだした。今年はすでに2回、貸し切り列車で演奏を披露。将来は全国の鉄道でコンサートをと夢を描く。 「いい日旅立ち」や「あずさ2号」、テレビ朝日の番組「世界の車窓から」のテーマ曲など、鉄道の旅にぴったりのラインアップ。山あいを通過する時にはジブリ映画「となりのトトロ」の楽曲を吹き、三重県鈴鹿市の近くではF1の音楽を奏でた。景色に合わせて曲を替えるように心掛け、三輪さんは「音楽と鉄道は相...
愛知県豊川市の市制80周年を祝う記念ソング「豊川、豊か」に、盆踊りの振り付けができた。「踊りたい」という市民からの要望に、市の文化団体「豊川文化協会」が協力した。26日に市内である盆踊り大会でお披露目される。 「豊川、豊か」は、演歌歌手の山川豊さん扮する「豊川豊」が歌う市のPRソング。2月の発表後、市は歌のCDを500枚以上、希望者に配布。市民から盆踊りで踊りたいという声が寄せられたという。 26日午後5時から「こざかい葵風(きふう)館」で開かれる市青年団盆踊り大会で披露され、一緒に踊れる。(戸村登) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp"
コンビニのレジ前で、高齢女性と互いを認め合うラップをするサングラスの男性、といえば、ピンと来る人が多いかもしれない。そんなACジャパンのCMで一躍注目を集めた呂布(りょふ)カルマさん(40)は、実は名古屋市天白区在住の人気ラッパーだ。独自の視点の語り口で、コメンテーターとしての露出も増える中、本紙のインタビューで、名古屋への思いや、これまでの歩みを語ってもらった。 (成田嵩憲)
名古屋市内の僧侶でつくる「坊さんバンド G・ぷんだりーか」が、新たな発表の場としてライブハウスで出演している。これまで病院や学校の依頼を受けて演奏してきたが、より幅広い人たちに、仏教を身近に感じてもらおうと始めた。代表を務める楽運寺(名古屋市中区大須四)住職の佐々木賢祐さん(46)は「若い人の前でお念仏を音楽に乗せて響かせたい」と語る。(成田嵩憲) 「お寺へ行こう 坊さんに会いに」。二月半ば、名古屋市千種区池下一の名古屋クラブアップセット。二十人余りの観客の前で、親しみやすい軽快なリズムに合わせ、ボーカルの佐々木さんの歌声が響き渡った。...
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誰でも自由に弾くことができる「ストリートピアノ」が、JR岡崎駅(岡崎市羽根町)の自由通路西口に登場した。市内のピアノ教室に通う四人が二十三日、記念演奏を披露し、構内に華やかな音色を響かせた。...
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歌謡デュオ「ヒロシ&キーボー」の「3年目の浮気」やフィンガー5の「恋のダイヤル6700」など年齢にそぐわない渋い選曲で、力強く歌い上げる姉弟。西尾市の村田りあさん(10)と零能(れのう)君(7つ)は、姉弟ユニット「りあれの」として、週末は全国各地のイベントを飛び回る。 りあさんは九月の「びわ湖大津『淡海節』全国大会」の少年・少女の部で優勝した逸材。民謡で鍛えた声量を武器に、ビブラートを効かせた歌声を響かせ、民放のバラエティー番組では昭和歌謡を愛する「博士ちゃん」として紹介された。
大府市桃山町の鈴木バイオリン製造が所有する物理学者アインシュタインの直筆の手紙に、テレビ愛知で十一日に放送された「開運!なんでも鑑定団」で千五百万円の鑑定額が付いた。番組内容を受け、市は十四日から市役所一階ロビーで手紙の複製品を急きょ展示することにした。 手紙は一九二六年十一月二日付で、アインシュタインが同社創業者の鈴木政吉から贈られた楽器への賛辞と感謝をつづっている。当時の慣例だったという、名刺代わりの顔写真も添えられていた。 社の再建を託され、経営を引き継いだ小野田祐真社長(33)は当初、「安っぽい額に入っていたので本物なのか」と半信半疑で、政吉のひ孫の婿に当たる鈴木隆・前社長に手紙が本物か何度も確認したほどだったという。 アインシュタインの自署の「E」は特徴的な筆跡で、この直筆の手紙にもし高値が付けば話題にもなる、と小野田社長が番組に応募。スタジオに呼ばれた小野田社長は「以前、アイン
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大府市は、市内に本社工房がある鈴木バイオリン製造の創業者、鈴木政吉に宛てた物理学者アインシュタイン直筆の手紙を複製し、市歴史民俗資料館の常設展示室で公開している。 (栗山真寛) 手紙は縦二十八センチ、横二十二センチの便箋。きちょうめんな筆跡で二十四行にわたり、鈴木バイオリンの評価や、感謝の言葉がつづられている。実物は長い間、同社が保管してきたが、書かれた一九二六年から百年近くが経ち、劣化も目立ってきたことから、同市内への移転を機に、レプリカを制作した。 レプリカは紙質やインクのかすれ具合など、専門業者が細部まで実物そっくりに再現。同館職員は「欧米の人は筆跡が乱雑という先入観があったが、アインシュタインの筆跡はとても丁寧。ここでインクを足したんだなあ、など細かく見て想像を巡らせてほしい」と話している。
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