口と耳が不自由なホームレスに熱湯をかけ、大やけどを負わせたとして、警視庁少年事件課と神田署は傷害容疑で、千葉県浦安市の区立中学3年の男子生徒(14)を逮捕した。 同課によると、男子生徒は「石を投げるくらいにしておけばよかった。リアクションが面白くてやってしまい、悪いことをした」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は9月18日午後7時25分ごろ、東京都千代田区西神田の公園で、ベンチで寝ていた当時ホームレスだった無職男性(67)の首に紙パックに入れた熱湯約500ミリグラムをかけ、首や肩などに約1カ月の大やけどを負わせたとしている。 同課によると、事件3日前、ベンチの回りを掃除していた男性が、遊んでいた男子生徒らに身ぶり手ぶりで、そこをどくように指示したが、言うことをきかなかったためほうきを振り回したことについて、男子生徒が腹を立てたという。男子生徒は事件の約1週間前から男性に石や洗剤を投げるな