小田急電鉄の相模大野駅の構内で、電車が入れ替え作業のために車庫から出てくるときに脱線して停電が起き、一時、全線で運転ができなくなりました。 現在も一部の区間で運転ができなくなっていて、小田急電鉄は20日の始発からの運転再開を目指すとしています。 警察によりますと、電車が車庫からホームに向かう途中、線路を切り替えるポイントで脱線したということで、原因を調べています。 19日午後6時10分ごろ、神奈川県相模原市にある小田急電鉄相模大野駅の構内にある車庫と本線を結ぶ「出庫線」と呼ばれる線路で、電車が入れ替え作業のために車庫から出てくるときに脱線しました。 警察や小田急電鉄などによりますと、電車は6両編成で、時速25キロほどで車庫からホームに向かう途中、200メートルほど進んだところにある線路を切り替えるポイントの部分で、先頭から3両目、4両目、それに6両目が脱線したということです。 乗客は乗って