プロセッサー・ ナンバーコア数動作周波数 (AVX未使用)動作周波数 (AVX2)動作周波数 (AVX-512)FMA数Last Level CacheDDR4周波数TDP1CPUあたりの 倍精度性能 ※ W-3275
プロセッサー・ ナンバーコア数動作周波数 (AVX未使用)動作周波数 (AVX2)動作周波数 (AVX-512)FMA数Last Level CacheDDR4周波数TDP1CPUあたりの 倍精度性能 ※ W-3275
NECは2014年11月17日、1ラック当たりの性能を現行機の10倍に引き上げた次世代ベクトル型スーパーコンピュータの開発を始めたと発表した。同社が2013年11月に発売した「SX-ACE」の後継機として、2017年の発売を目指す。 1ラック相当サイズでの理論演算性能は170テラFLOPS前後と、現行機の16.4テラFLOPSの10倍強を目指す。2009年に稼働した海洋研究開発機構の地球シミュレータ(2代目、131テラFLOPS)を超える性能を、1ラックで実現することになる。性能当たりの消費電力は10分の1以下になる。 システム全体では、理化学研究所のスパコン「京」を超える13~15ペタFLOPSまで拡張可能にする計画で、これは現行機の約100倍となる。 NECは次世代機について、大学や研究所単位でなく、研究室単位での導入も狙い、幅広いラインアップを用意する。例えば価格を1000万円未満と
製品仕様(機能)一覧 製品仕様と機能一覧を紹介しています。各製品の価格(ライセンス費用)については、弊社にお問合せください。
富士通が2014年12月末までに日本原子力研究開発機構(JAEA)に納入する予定だったスパコン「Post-FX10(仮称)」の契約が、納入遅延のため解除されていたことが、日経コンピュータの取材で明らかになった。富士通はJAEAのスパコン調達案件を2014年3月に落札、4年間のリースでJAEAが富士通に約30億円を支払う契約を結んだ。富士通は違約金として、契約金額の1割に当たる約3億円をJAEAに支払う。 JAEAの広報によれば、富士通から「2015年1月の期限までに納入することが困難」との説明があり、先週末までに契約を解除したという。JAEAはスパコンの再入札を行う考えだ。 遅延の理由はプロセッサの歩留まり 富士通は、契約解除に至った理由について「製造上の問題で Post-FX10向けプロセッサの歩留まりを向上できず、必要な量のチップの製造が間に合わなくなったため」(富士通広報)とする。既
ペタスケールコンピューティング、理想の世界の実現に向けて。 富士通のPRIMEHPC FX10 エネルギーや環境などの地球レベルの問題解決、ビジネスにおける製品開発力の強化、そして科学の謎の解明。これらの課題を解決する鍵を握っているのが、スーパーコンピュータを用いたシミュレーションです。FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10は、ペタスケールコンピューティングを実現する最大23PFLOPSを超えるスーパーコンピュータ。理想の世界の実現に向けて、富士通からご提案します。 最大23.2PFLOPS、6PBメモリの超高速・超大規模スーパーコンピュータ 最大98,304ノードの構成により、23.2PFLOPS、6PBメモリの超高速・超大規模な計算環境を実現可能です。 高性能、省電力を両立したグリーンスーパーコンピュータ PRIMEHPC FX10のプロセッサ SPAR
サーバ間通信の有力な担い手 InfiniBandで変わるデータセンター内通信(前編) 松本直人 仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ チェア さくらインターネット研究所 上級研究員 2011/2/15 10年以上前から存在していた「InfiniBand」が、ここにきて、データセンターでのサーバ間通信を担う技術として急速に注目を集めるようになりました。その特徴と基本的な設定方法を紹介します。(編集部) 注目集めるInfiniBand InfiniBandは「インフィニバンド」と発音し、2000年に業界団体であるInfiniBand Trade Associationによって策定された規格です。スーパーコンピューティングなどHPC(High Performance Computing)分野で使われているサーバ間データ通信技術の1つです。 イーサネットによるLAN間接続と同様に、I
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2012年10月25日、AWS(Amazon Web Services)をインフラとして利用するシステム構築/運用サービス「cloudage CUVIC on AWS」を発表した。HPC(High Performance Computing)のように大量のサーバー/ストレージを必要とする用途に適するとしている。11月中旬に、シーティーシー・システムオペレーションズと共同で提供開始する。 AWSをインフラとして使うことを前提とした、システム構築サービスである。サーバー/ストレージのインフラとなるAWS(EC2やS3)の設定/運用サービスと、AWSの利用料金の支払いを代行するサービスをベースとする。さらに、AWS上で動作させる業務アプリケーションの開発/運用サービスを、個別対応の受託開発で請け負う。 サービスの料金は、以下の通り。導入/構築サービスが、A
全世界で稼働中のスーパーコンピュータの演算性能を集計するTOP500プロジェクトが、最新のランキングを発表した。首位は米ローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoia(セコイア)」。米IBMのBlueGene/Qシステムを採用したもので、LINPACK演算性能は16.32ペタフロップスである。これまで首位だった理化学研究所の「京」は2位に後退した。 Sequoiaは、米IBMのプロセッサ「Power BQC 16C」(1.6GHz駆動)を約157万コア(約10万チップ)搭載した、低消費電力を特徴とするスパコンである。最大消費電力は7890kWで、今回2位の「京」(約70万コア、10.51ペタフロップス)の12660kWよりも低い。 3位、4位には、同じくIBMが開発した初登場のスパコンがランクインした。3位はIBMのBlueGene/Qシステムを採用した米アルゴンヌ国立研究所の「Mira
次に、「京」で並列プログラムを高速動作させるための技術と「京」という大規模システムを効率良く運用するための技術について解説する。 「京」の計算ノードのOSはLinuxだ。TOP500リストにエントリーしているシステムの90%でLinuxが動作しており、これら既存のスーパーコンピュータで動作しているアプリケーションを容易に「京」に移植できる。 「京」のようなスーパーコンピュータでは、天気予報や航空機のシミュレーションといった、大規模な計算を行うアプリケーションを高速に動作させる必要がある。そのため、多数の計算ノードで処理を分担し、計算ノード間で通信して計算結果を共有するモデルを使う方式が一般的に採用されている。 「京」でも、計算ノード内でCPUコア数に応じた複数のスレッドやプロセスを生成して並列計算を実行し、計算ノード間ではMPI(Message Passing Interface)と呼ばれ
「京」は、大規模並列環境でプログラムを高速に実行するために、様々な新しい技術を取り入れている。「京」のハードウエアの中で最も重要な構成要素であるCPUとネットワークについて解説しよう。 「京」のCPUは富士通が設計・製造した「SPARC64 VIIIfx」。このCPUは、45n(ナノ)mの半導体プロセス技術で製造した、8コアのスーパースカラー・マルチコアプロセッサで、チップ当たり128GFLOPSの性能を持つ。 高速化のため、このCPUは様々な新機能を取り入れている。SIMD*6と呼ばれる演算機構や、コア当たり256本の浮動小数点レジスタ、6Mバイト(12way)の共有2次キャッシュ、キャッシュを効率良く利用するための「セクターキャッシュ機構」、コア間の同期を高速に実行するための「バリア同期機構」などだ(図5)。 *6 SIMD(Single Instruction Multiple Da
2011年6月に世界最速として認定されたスーパーコンピュータ「京」。Linuxを搭載したスパコンでどうやって最速を実現したのか――。OSやミドルウエアを改良し、独自ハードウエアの性能を最大限にまで引き出せるようにしたシステムの内部を徹底解説する。
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