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ブックマーク / blog.tinect.jp (24)

  • 「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話

    この記事で書きたいことは、大筋下記のようなことです。 ・「これは問題だ」「だから改善したい」と、自分ごととして真剣に考えてくれる人というのは極めて希少です ・ただ「便利になる」というだけでは誰も動かないし、どんなにいいものを作っても使ってもらえません ・当事者意識を「持ってもらう」ということは基的に出来ません ・当事者意識を持っている人を別に探し出すことで、なんとか状況を打開出来る場合もあります ・だから、「この人は当事者意識を持ってくれている/くれていない」を嗅ぎ分ける能力はとても重要です よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前にも書いたことがありますが、私はかつて、システム開発の会社に勤めていました。 社員数は4桁に届かないくらいで、SI案件とSES案件が大体半々くらい、自社業務と客先常駐も大体半々くらいという

    「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話
    mizoguche
    mizoguche 2022/05/27
    噂で聞く失敗してそうなDXがまさにこれでは
  • コンサルタントの時に学んだ、「敵を作らない言い方」の話。

    私が社会人になって、最も習得に時間を要したスキルは、間違いなく「言い方」だったと思う。 といっても、尊敬語とか謙譲語といった、「マナー研修」で学ぶような、言い方のスキルではない。 そういった「表層的な言葉の使い方」は、社会人になって半年もすれば、自然と身につく。 そうではなく、私が習得に苦労したのは、端的に言うと「敵を作らない言い方」だ。 ベテランコンサルタントに苦笑いされる 私が所属していた部門では、頻繁にコンサルタント同士の「勉強会」が開かれていた。 当時の私のボスは、この勉強会を「ベテランも若手も、忌憚なく発言する場」と位置付けており、「しこりを残さない」という前提のもと、自由な発言を推奨していた。 だから、社会人になって2年目くらいだった私は 「この場では、言いたいことを言ってよいのだ」 と、その言葉を素直に受け取った。 また、その勉強会は、とある「国際規格に関する文書」を読み込ん

    コンサルタントの時に学んだ、「敵を作らない言い方」の話。
    mizoguche
    mizoguche 2021/12/16
    “必要なのは、「相手を負かす」じゃなくて、「一緒に考えましょう」なの。”
  • 「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか

    ちょっと前の話なんですが、職場にて、わたしとはまた別のチームのリーダーが辞めてしまって、とても惜しいなーという気分になっています。 実力がある人でした。色んな知識を持っていて、その知識を応用するやり方も知っていて、課題を見つければその課題を解決する方法を、しかも実現可能なやり方で考えられる人でした。 ただ、私が見る限り、その人にはたった一つだけ、非常に大きな欠点があって。 それは、彼が、 「攻撃の手段としてしか質問をしない人」だった、ということなのです。 まず前提として。 来であれば、「質問」というのは、何か自分が知らないことを教えてもらう、あるいは自分が知っていることと相手が知っていることを合わせて、新しい知見を導くために使うものです。 良い質問があると話が進みますし、皆の知見が深まります。 だから質問は大事ですし、気軽に質問が出来る環境作りも非常に重要です。 その辺の話については以前

    「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか
  • 質問が出ないのは話し手の責任が8割。だから「質問が出る」ようにルールを決めたら、大成功した話。

    ちょっと前の話になるんですが、はてな匿名ダイアリー、通称「増田」でこんな記事を読みました。 質問力の付け方 知識がなくて質問できない部分も確かにあるけれど、少し考えれば分かる違和感に気付かないままの時もある。 そして質問しても、後が続かない質問しか出てこない。もしくは、質的ではない的外れなものしか出てこない。 論議に対してクリティカルに効くような質問が出来ないし、それを引き摺り出すことも能わない。 ベストディスカッション賞を取る質問なんか一生出てこない。 「質問が思いつかない」「いい質問が出来るようになりたい」という増田の話ですね。 当たり前の話なんですけれど、「質問」というのは確かに非常に重要でなんす。 基、話す側には、「聞き手が何を知らないか」が分かりません。 ゼミだろうが発表会だろうが関係なく、話し手と聞き手の間には、間違いなく知識の溝が出来るものでして、話す内容だけでそれを埋め

    質問が出ないのは話し手の責任が8割。だから「質問が出る」ようにルールを決めたら、大成功した話。
  • 子どもに「人がほめられても自分の価値は下がらない」「自然に人をほめられるようになってほしい」と話をしたときのこと。

    例によってひじょーー細かい話で恐縮なんですが、ちょっと気づいたことがあるので書かせてください。 最近次女が長女を褒められるようになってきて、軽く感動しました。 順を追って書きます。 以前から何度か書いている通り、しんざき家には3人子どもがいます。 長男が小学6年生。長女と次女が小学2年生の双子。最近長女次女も結構宿題を持って帰ってくるようになって、あの手この手で宿題をやる気にさせる方法を試行錯誤しているんですが、まあそれはその内別途書きます。 で、前からちょっと気になっていたこととして、例えば私やしんざき奥様が長女を褒めると、次女がちょっと怒った感じで「(自分の名前)ちゃんは!?」と言ってくることがあったのです。 長女に「〇〇出来てすごいねー」って言うと、横から「次女ちゃんはすごくないのー!?」とか言ったりする。 つまり、「長女が褒められた時、自分も褒めて欲しいと要求する」及び「長女が褒め

    子どもに「人がほめられても自分の価値は下がらない」「自然に人をほめられるようになってほしい」と話をしたときのこと。
    mizoguche
    mizoguche 2019/10/03
    “「褒めることが出来る」「他人の長所を認めることが出来る」というのは、一つの度量であり、貴重な才能”
  • 「上下関係にこだわる人を、絶対に入れたくない」という会社の話。

    先週のしんざきさんの記事 「「職位が高い人間ほど、技術的な実務から遠ざかってしまう」のを解消しようとして、失敗した時の話。」 を読んで、思い出した話があったので、書いてみたい。 この話のキモは、なんと言っても次の部分である。 細かい不満は色々とあったんですが、突き詰めてみると 「コーディングが出来るのはいいんだけど、ぶっちゃけ職位が下のヤツにあれこれ管理されるのはなんか嫌」 という、言ってしまえば極めて感情的な問題がその状況の根原因でした。 上の話の通り、会社には、「格付け」やら「序列」やらに、強いこだわりを見せる人が、当にたくさんいる。 彼らはわずかでも「軽んじられた」と感じると、子供のように拗ねてしまう。 例えば、こんな具合だ。 「俺のところに会議の出席案内きてないけど?」 「なんで部長に言う前に、俺のところに持ってこないの?」 「これ、席順が間違ってるだろ。」 それは極めて強力で

    「上下関係にこだわる人を、絶対に入れたくない」という会社の話。
    mizoguche
    mizoguche 2019/06/26
    役職の違いを上下関係ではなくロールの違いと認識してるので他の人と認識が違うことがあったの思い出した
  • 小学校の先生と妻のおかげで、次女が「自分が泣いている理由」を説明できるようになってきた。

    いつものごとく当にちょっとしたことなんですが、こういうのを可視化する意味もあるかなあと思って書いてみます。 長男、11歳。電車好きの小学6年生。 ゲームも大好きで、相変わらずスプラトゥーン2にはまっています。ガチアサリがお気に入りのようです。 長女次女、7歳の双子、小学2年生。 最近好きな番組は「マジマジョピュアーズ」なんだそうです。私はよく知らないんですが、ちょっとぐぐってみた感じ、女の子版の戦隊ものみたいなものなんでしょうか。 マジマジョピュアーズ。パッと見、キレッキレネーミングセンスのダメ之丞が気になります。 次女は昔から感情の振れ幅が大きい方で、大人から見ると「ちょっとしたこと」で泣いてしまうことがよくあります。 例えば、夕飯のテーブルについた時、次女が突如、しくしくと泣き始めるのは割とよくある話です。 私がしばらく抱っこしていると泣き止むのですが、これは大抵、「ご飯の量が多くて

    小学校の先生と妻のおかげで、次女が「自分が泣いている理由」を説明できるようになってきた。
  • 個人の「マルチタスク耐性」の能力差について分析する。

    人間には、「マルチタスク耐性」とでもいうべきステータスがあるような気がしています。 マルチタスクというのは、皆さんご存知の通り、やらなければいけないことが複数同時に存在する状態です。 今まで色んな人と一緒に仕事をする中で、タスクが大量に降りかかってくるタイミングには山のように遭遇してきました。 上席の人が適切にマネジメントをしてくれたこともあれば、マネジメントというものがほぼ素通りの水道管のような感じで、未整理のタスクがどかすか頭上に墜ちてくるだけ、ということもありました。 あれは辛いです。クレイジークライマー大往生って感じです。 で、タスクが複数同時並行で走る状況を、自他問わず複数回経験してきたことで、なんとなく 「マルチタスクに対応出来る人」 「対応が苦手な人」のレイヤーが見えてきたように思います。 仮に 「同じような粒度のタスクが3,4個一遍に降ってきた」 「しかも業務的な優先順位は

    個人の「マルチタスク耐性」の能力差について分析する。
  • 失敗に「言い訳するな」って責めるのは、すごい残念だし、たぶん炎上予備軍。

    陸上部で長距離走をやっていた時期があります。 元々はそんなに真剣にやっていたわけではなく、というか当初は入部届すら出しておらず、何故か部室においてあった卓球台やらモノポリーやらで遊んでいただけだったのですが、ちょこちょこ練習に混ざっている間になんかいつの間にか合宿に連れていかれ、なんか大会に出ることになっていたという、なし崩し系陸上部員でした。 一応専門は10000メートルで、嫌いな練習は30分間走です。矛盾していると思った人はそこには触れないでそっとしておいてください。 その陸上部の顧問の先生が、ちょっと面白い先生でして。一言で言ってしまうと、口癖のように「言語化」という言葉を使う人だったのです。 今でも覚えているのですが、メドレーリレー走の大会で私一人が大失敗をしてしまったことがありまして。詳細は省きますが、ペース配分はミスるわバトン渡しは失敗するわ接触転倒はするわさせるわでチームに大

    失敗に「言い訳するな」って責めるのは、すごい残念だし、たぶん炎上予備軍。
    mizoguche
    mizoguche 2018/05/24
    “「失敗した」…の経験をノウハウとして定着させられないのは重大な損失""ノウハウとして定着させる為には言語化が必要""失敗の言語化を「言い訳」などという言い方で切り捨てるのは愚の骨頂”
  • いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

    どの会社にも、どんなコミュニティにも一定数、「失礼な人たち」がいる。 「失礼」は抽象的な表現であり、相対的なものなので、当然、ある人が失礼と感じることが、他の人にはそうではないことがたくさんある。 だが、「失礼」は確かに存在している。 「論語」によれば、失礼というのは、慎みと敬意がない、ということである。 例えば、インターネットではよく見かけるが、相手に「バカ」「無能」と言ってしまうのは、失礼にあたる。 同じように、誰かが間違ったことをした時に、皆の目の前で「間違っている」と批判することも、失礼な行為だ。 ◆ 以前、こんなことがあった。 その企業は小さなシステム開発会社で、ワンマン経営をしている社長がいた。 そして、その社長は思い込みの強いタイプで、会議でよく間違ったことを言った。 例えばこんな具合だ。 「ソフトの品質が悪いのは、仕事への思い入れが足りないからだ!」 現実的には、ソフトの品

    いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。
    mizoguche
    mizoguche 2018/03/24
    “「私の言っていることは正しいから、相手を無礼に扱っても大丈夫だろう」などとは、ゆめゆめ思ってはならない。”
  • 「マネジャー・管理職」を外注化する流れが始まっている。

    こんにちは。コワーキングスペース「Basispoint」の運営会社、AscentBusinessConsulting代表者の北村です。 コワーキングスペースを運営していると、数多くのコンサルタントや、フリーランス技術者、起業家などにお会いします。 最近は働き方改革の影響もあり、そういった方々から「働き方」についての話を伺う機会も多いのですが、その中で、特筆すべき最近の動きは「マネジャーの外注化」です。 どういうことかというと、言葉そのままなのですが、「プロパーのマネジメントを、外注にやってもらう」という会社が増えているのです。 プロパーのマネジメントを、外注にやってもらう これは、従来の常識から言えば、「ありえない」選択肢でしょう。 マネジャー、つまり管理職は社内で「出世」した結果、ありつけるポストとされているからです。 しかし、最近ではどうも様子が異なるようです。 例えば、成長途上のベ

    「マネジャー・管理職」を外注化する流れが始まっている。
    mizoguche
    mizoguche 2018/02/20
    エンジニアリングとかデザインとかの技術職が外注できてるんだから、マネジメントという技術職も同じように外注できるはず。マネジメントは技術職だという認知がなさそうな雰囲気を感じているけど。
  • 先輩の「メモを取れ」は絶対的に正しいアドバイス。

    昨日、再び「転職」についての議論があった。その中でひとつの話題となったのが「ベテラン」についての扱いだった。 一般的に技能は長期間それに携わることで、より高度になっていくと思われている。例えば、経験5年の人間と、経験10年の人間では、後者のほうがより高度な技能を持っているとする考え方だ。 だが、私が現場を見て回った限りにおいて、その感覚は現実にそぐわない。 端的に言えば、10年経験しようが、20年経験しようが、漫然とこなしているだけでは技能はそれほど上がらない。逆に5年程度の経験であっても、10年の経験者にまさる技能を持っている、ということがよくある。 この差は一体どこから生まれるのだろうか。 少し考えてみると、この差は「学習能力」に大きく依存することがわかる。噛み砕いて言うと、経験を知識に固定化させ、再現できるようにする技術に長けた人が、短期間で大きな成長を遂げる。 例えば、私の知人で、

    先輩の「メモを取れ」は絶対的に正しいアドバイス。
    mizoguche
    mizoguche 2018/02/01
    メモはどうでもよかった
  • この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

    僕は彼女の不幸な顔しか知らない 僕は彼女の不幸な顔しか知らない。 「遅れてごめん」 彼女は息を弾ませてそう言いつつ、カップを片手に向かいの席に座った。 「そこまで待ってないよ」 僕の言葉はカフェの喧騒に吸い込まれた。もう何度となく交わされた会話だ。彼女が僕に会いたいと言ってくる時は、彼女の人生が上手くいっていない時だ。 (Photo:Макс Радомский / Max Radomskii) 彼氏ができたり、他に夢中な趣味があったり、仕事に没頭している時、同期との飲み歩きが楽しい時、彼女は僕に声をかけない。 ただSNS上で見知った関係だけがそこにある。 彼氏と別れたり、仕事がうまくいかなかったり、そういった彼女自身が煮詰まったであろう時に僕に声がかかる。 都合が良いといえば都合が良い相手なのだろう。だから僕は彼女が上手くいっていない時の顔しか見たことがない。 彼女が結婚し、もう何年も声

    この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。
  • 長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。

    最近気づいたんですが、長男には「ちゃんと見た目を整えてあげるとなんかやる気が出る」という特性があるようなんです。 以下、ちょっとした話です。 以前も書きましたが、長男は夏くらいから塾に通い始めました。 まだ小4だし、大変だったら無理せんでいいよと言ってはいるのですが、今のところ楽しんで通っているようです。 人的には、塾自体もさることながら、塾の帰りに軽く買いいが出来るとか、塾がある日は自分だけちょっと寝る時間が遅くなるので、長女次女が既に寝ている、「パパ・ママ・自分」という空間で過ごせることが、どうも凄く嬉しいようなんですね。 私と奥様は、いつも子どもたちを寝かしつけてから自分たちのご飯をべるので、その空間に混じると長男すげーはしゃいで色々喋ります。まあ主にゼルダやらスプラトゥーン2の話とかなんですが。 考えてみると、双子が生まれた後の長男は、両親をいっぺんに一人占め出来る時間という

    長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。
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    mizoguche 2017/12/19
    “人間、「よく見えていないゴールに向かって突っ走る」ことはそれだけで困難なものです。 「全量が見えてない」というのは、タスクに着手する時の最大のハードルなんです。”
  • コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。

    コンサルタントをやっていたころ、「議論」を見る機会がよくあった。 「見る」といったのは、私が議論に参加することは殆どなかったからだ。 というのも、コンサルティングには 「お客さんとは絶対に議論するな。お客さん同士で議論してもらえ」 という原則があり、私はそれを忠実に守ったのである。 そのため私は、第三者として、様々な会社で、多くの議論を見る機会に恵まれた。 そこで一つ気づいたことがある。 「議論のうまい人」と「議論がへたな人」は、非常にはっきりと分かれるのだ。 「議論」とは何か 当然、人によって議論に抱くイメージは異なるだろうから、まずハッキリとさせておかなければならないのが、「議論」の定義だ。 広辞苑にはこのように書かれている。 【議論】 互いに自分の説を述べ合い、論じ合うこと。意見を戦わせること。またその内容。 (広辞苑第六版) 私が見てきた議論の殆どは会議やディスカッションなど、 「

    コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。
    mizoguche
    mizoguche 2017/12/17
    "議論のうまいひとは「勝ち負け」をほとんど気にしない…「事実の確認」から議論をスタート…「議論の目的」を忘れない/議論がヘタな人の特徴のひとつが、…「俺は意見を変えない」の表明"
  • マンションの大規模修繕で取り回しやってたら、何故かslackで業者さんの業務改善までやることになってたでござるの巻

    ホーム > マンションの大規模修繕で取り回しやってたら、何故かslackで業者さんの業務改善までやることになってたでござるの巻 ぶち大変でした。 しんざきが住んでいるマンションでは、住人持ち回りで管理組合の役員が回ってきます。 実は先日まで、しんざきは管理組合の理事長でした。 それ自体は順番なのでしょうがないんですが、運が悪いことにたまたま大規模修繕実施の年であり、しんざきは色々な調整やら手配やらをすることになりました。 マンションの大規模修繕というのは、十年くらいに一度、壁の塗り直しやら傷んだ建物の修繕やらをやる作業です。 数百万から数千万くらいの結構な費用がかかる話で、日ごろ住民が納めている管理費用の中から、大規模修繕費用というものを積み立てています。 大きなお金が動く話ですので、色々な人が色々な希望を持ちますし、業者との折衝もしなくてはいけないですし、家庭によって熱意は違いますし、納

    マンションの大規模修繕で取り回しやってたら、何故かslackで業者さんの業務改善までやることになってたでござるの巻
    mizoguche
    mizoguche 2017/11/20
    プロジェクトマネジメントの話だった
  • 「失敗をうまく収拾できる人」は大事なのに、残念ながら企業内では評価されにくいですよね。

    今から、「敗戦処理がきちんとできる人」というのは物凄く貴重なんだけど、企業の中では凄い評価されにくいですよね、ちゃんと評価しないとまずいですよね、という話をします。 ご存知の方も多いと思いますが、株の世界には「コツコツドカン」という俗語があります。 コツコツ積み上げた勝ち分を1回の負けでどかーんと吹っ飛ばしてしまう、という意味の言葉でして、特に投資の初心者にありがちな話として、一般的な用語になっていると思います。 株の世界に限らず、「敗北時のダメージコントロール」という概念は来ものすごーーーく重要です。 100回チャレンジして100回成功出来るようなチート性能のラノベ異世界転生人類ならともかくとして、大抵の一般人はそういう訳にはいきません。 かの完璧超人ローエングラム公ラインハルトですら、「100戦して100勝という訳にもいくまい」というお言葉を残しておられます。 「敗北」とか「失敗」と

    「失敗をうまく収拾できる人」は大事なのに、残念ながら企業内では評価されにくいですよね。
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    mizoguche 2017/11/14
    “「勝ち方」と同じかそれ以上に「負け方」は大事ですよね、と。「負け方の上手さ」は一見分かりにくいけれど、適切に評価しないとまずいですよね、と。”
  • 小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった

    すいません、ちょっとものすっごい細かい話をしてもいいでしょうか。 しんざき、37歳。長男は9歳で小学4年。長女と次女は5歳の双子です。先日は父の日でウイスキーをプレゼントしてもらいました。大変美味しいです。 先日、長男の小学校の学校公開に行きました。学校公開というか、まあ平たく言うと授業参観なんですが、保護者だけでなく近所の人なんかも参観出来るので「学校公開」と呼んでいるみたいです。いわゆるオープンキャンパスですよね。 昔はあまり聞かなかった言葉だと思うんですが、最近はこういうやり方が多いんですかね? 長男は小4で、3年生からはそのままクラスが持ち上がりになっています。3年からの担任の先生のことをすごく気に入っているみたいで、「先生の授業面白いよ!」としょっちゅう話していたので、ああ相性のいい先生に当たれたみたいだな、良かったなーと思ってはいたんです。 で、先日その先生の授業を見て、えらい

    小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった
    mizoguche
    mizoguche 2017/06/26
    “「人の考えをちゃんと聞いて、考えて、受け入れられるというのは大事なこと」だということを、普段からその先生は言っているようなんです。”
  • 「自己責任でしょ」という言葉は、能力不足のマネジャーの言い訳に過ぎない

    かつて私は職場で、「無能は自己責任」という発言をよく聞いた。 例えば、下のような発言もオブラートに包まれてはいるが、「無能は自己責任」と同じ意味である。 「成長は人の努力次第」 「結局はやる気でしょ」 「才能ないやつはなにやってもダメ」 上の発言は、率直に言えばほぼ正しい。(と思う時も多い) 正しいが、だからこそ「自己責任でしょ」という言葉を安易に使ってはいけない。 なぜか。 それの理由は仲の良かった、ある経営者とのやり取りにある。 仕事の合間に、共に昼べに行った時、彼は何気なく言った。 「どうも、うちのマネジャーたちが、部下の育成を軽んじているようにみえるんだよね。」 「そうですか?たしかにドライな人が多い気はしますが……なぜそう思われたのですか?」 「最近、すぐに「自己責任」と発言する社員が目立つから……かな。」 「自己責任……?」 「そう。「自己責任」という言葉はね、安易につ

    「自己責任でしょ」という言葉は、能力不足のマネジャーの言い訳に過ぎない
    mizoguche
    mizoguche 2017/06/15
    そして心理的安全へ“無能と関わりたくないなら、無視すればいい。人を切りたいやつは切ればいい。でも、人を無視したり切ったりするよりも、人を救う人の方に、富と人が集うのは当然だとは思うけど。”
  • 長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話

    どうも、しんざきです。隙あらば風来のシレン4で浜辺の魔洞に潜り始めてしまう病気に罹患してから数年経ちます。浜辺中毒です。 長男はまだ小4なんですが、最近になって「塾に行ってみたい」と言い出しまして。しんざき奥様とも相談しつつ色々考えたんですが、折角人がやる気出してるんだし、ということで週二日で塾に通わせ始めました。 サッカーとの二足の草鞋は結構大変そうに見えるのですが、話を聞いている限りでは「学校の勉強とは全然違ってて面白い」らしいです。 時には難しい問題に突き当たって苦労することもあるようですが、人がやる気を出してる間は、フォローしつつ見守りたいなーと思っています。 で、最近、長男の言葉でいたく感心したことがありまして。身内褒めみたいになってしまって大変恐縮なのですが、ちょっと書き留めておきたくなりました。 仕事の後時間があったので、長男を塾に迎えに行った時の話です。 長男が通ってい

    長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話
    mizoguche
    mizoguche 2017/05/29
    “多分、長男のスタンスの根源にあるのは「自己評価の高さ」なんだろうと思います。”