世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) 2009年7月 3日
世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) 2009年7月 3日
ついに脳神経とも直結! 脳からの指令で自由自在に動く人工の腕が完成間近2010.08.02 14:005,661 指先1本1本まで自由に動かせますよ! これまで片手のなかった人にバイオハンドを提供したり、車イス生活の人が再び立ち上がって歩けるロボットレッグスーツが誕生したりと、なにかと目ざましい発展が伝えられる今日この頃ですが、ついに人工の腕なのに、まるで普通に最初から人体に備わっていたかのごとく脳からの指令で自在に働くModular Prosthetic Limb(MPL)を、本当に人間へ装着可能になったようです。 米国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)から全面的な支援を得て、MPLの開発を手がける「Revolutionizing Prosthetics Program」に携わってきたジョンズ・ホプキンス大学の研究チームによれば、すでに順調な開発段階を経たMPLは、5人のテスターの
世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) 2009年7月 3日 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 化石燃料の枯渇が迫っているが、自然エネルギーだけで今の世界経済を支えることはできない。理想のエネルギーと言われる核融合への道もまだ遠い……。だが今、エネルギーや資源の問題を一挙に解決するかもしれない研究が進んでいる。その鍵はマグネシウム。海水に無尽蔵に含まれるマグネシウムを取り出し、エネルギー源として利用。生じた酸化マグネシウムは、太陽光レーザーを使ってマグネシウムに精錬する。この壮大な計画に取り組むのが、東京工業大学の矢部孝教授である。 マグネシウムを燃やして、エネルギー源にする 金属マグネシウムは、携帯電話を始めとする電子機器や飛行機、自動車などで広く使われる。 ──次世代エネルギーとして、マグネシウムを用いる研究を進めているとお聞きしました。マグネシウム
前の記事 人類の宇宙遊泳、画像10選 データを「10億年」保持可能:カーボン・ナノチューブ利用 2009年6月 3日 Priya Ganapati CNT内のナノ粒子のイメージ。 Images: Zettl Research Group, Lawrence Berkeley National Laboratory and University of California at Berkeley。サイトトップの画像はCNTのイメージWikimedia Commonsより カリフォルニア大学バークレー校の研究者らが、カーボン・ナノチューブを用いた新しいデータ保存技術を考案した。10億年以上もデータを保持できるというものだ。 同技術は、現在のデータ保存方法全般に見られる問題を改善するために考案されたという。記録密度が高まるにつれて、記録媒体の寿命は短くなっている、と研究チームは指摘する。たとえば
水中で2カ月間、水が染み込まない:ナノ技術の防水繊維 2008年12月15日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso 競泳のマイケル・フェルプス選手も、今ごろビビっているかもしれない。 チューリッヒ大学の研究者チームが最近開発した布地により、流体抵抗がほぼ20%低い、初めての防水水着が生まれる可能性がある。 とりあえず英Speedo International社の商売のために言っておきたいが、同社もおそらく、こういったものを研究している(日本語版記事)。 今回開発された画期的な布地は、無数の極細なシリコン・フィラメントでコーティングされたポリエステル繊維でできている。ポリエステル繊維自体は非防水性で、秘訣はこのコーティングにある。 化学的な工程によって、布地の表面上でシリコンを圧縮、40ナノメートル幅のフィラメントからなるスパイク状の構造を生
光を当てれば回り出す「光プラスチックモーター」の驚異(1) 2008年11月14日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 光を当てると、モーターも何も付いていない滑車が回転を始めた……。東京工業大学 資源化学研究所 池田研究室が開発した光プラスチックモーターは、まるで手品のようだ。光に反応する高分子材料が、人間の筋繊維よりも大きな力を生み出すのである。光プラスチックモーターの仕組みと未来を同研究室の池田富樹教授にうかがった。 光プラスチックモーターの実験装置。大きいプーリーの直径は1cm程度だ。 電池もモーターもないのに、滑車が回る ──光を当てるだけで動くモーターを作られたそうですが、いったいどのようなものなのでしょう? ここに大小2つのプーリー(滑車)があります。プーリーにかかっているベルトは、
読者が職場で使う超ハイテクな装置:画像ギャラリー 2008年12月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Keith Axline 『ワイアード』読者がテクノロジーに詳しいことは知っていた。そこで、職場にある機器類の写真を募集した(英文記事)のだが、寄せられたものを見て、われわれは恐れ入ってしまった。この画像ギャラリーでは、読者のみなさんが日ごろ仕事で使っている強力なマシンたちを紹介する。 頑丈で持ち運び可能な映画編集用パソコン Juan Manuel Biain氏(32歳)、アルゼンチン出身、イギリス在住 職業: 元ITコンサルタントで、現在は英Junco Films社の映画監督兼プロデューサー(職歴2年) 装置について: 「おもに映画編集のプラットフォームとして使っている装置だ。高解像度の編集用デスクトップ・コンピューターの高度な機能を、なかば持ち運び可能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く