画像説明, フィンランド国境のロシア側では、ビザの期限切れを理由に多くの移民が拘束された。画像はサッラ国境検問所のロシア側に設置されたテントに集まる移民 ロシアが、フィンランドとの国境で拘束した外国人移民を、ウクライナでの戦争に参加させようとしている。フィンランドはロシアが第三国からの亡命希望者を同国へ誘導しているとして、ロシアとの国境にある検問所を全面閉鎖している。
ロシア大統領府は3日、モスクワにある大統領府「クレムリン」がウクライナの無人機による攻撃を受けたと発表しました。一方のウクライナ側は、ロシア側の主張を否定しています。誰が攻撃を実行したのか、またその狙いは何かなど考えられる可能性について、ロシアの軍事や安全保障政策に詳しい東京大学・先端科学技術研究センターの専任講師、小泉悠さんに聞きました。 ■プーチン大統領の居場所特定は「困難」…ウクライナ側が実行した可能性は「低い」?有働由美子キャスター 「日本時間3日夜に公開された『クレムリン』をとらえたカメラの映像では、クレムリン上空に飛行物体が飛来し、旗を越えた辺りで爆破されました。この映像から、どのような分析ができるのでしょうか?」 小泉悠氏 「何らかのドローン、なおかつヘリコプター型ではなくて、固定翼式、普通の飛行機のようなドローンが飛んできて爆発したということは明らかだと思います。ただ、この
(CNN) 世界で最も寒い場所の一つとされるロシア・シベリア東部のヤクーツクで、気温が零下50度に低下している。 ヤクーツクはこのところ、異常に長い寒波に見舞われている。1月はヤクーツクでも最も寒い月で、住民は凍(い)てつく気温には慣れているものの、暖かく過ごすために念入りな対策を講じている状況だ。 2枚のマフラーに手袋や帽子、フードを何枚も着込んだ住民はロイター通信に「寒さとは戦えない」とコメント。「適応して状況に合った格好をするか、苦しむかのどちらか」と語った。 地元の市場で凍った魚を売っていた別の住民によると、鍵となるのは重ね着だ。「とにかく暖かい格好をするしかない。キャベツのように何枚も着込む」と語る。 2018年には、あまりの寒さにまつげが凍ったという住民も出た。 ヤクーツクは人口100万人以下の街で、冬はロシアの基準から言っても極端なほどに冷え込む。 一方で、昨年7月には近郊の
ウクライナ南部ヘルソン州のカホウカ水力発電所に架かる橋。ロシア軍主催の報道陣向けツアーで(2022年5月20日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【10月21日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は20日、ロシア軍が支配下に置く南部ヘルソン(Kherson)州のカホウカ(Kakhovka)水力発電所とそのダムに爆発物を仕掛けたと非難した。 ゼレンスキー氏はソーシャルメディアで公開した毎日恒例の演説で「ダムが破壊されれば、北クリミア(North Crimean)運河はたやすく消滅する」「大惨事になる」と述べた。 カホウカ水力発電所のダムは、ドニエプル(Dnieper)川にある。ダムは現在ロシア軍の支配下にあるが、ウクライナ軍がそう遠くない距離まで迫っている。(c)AFP
10月7日、木原誠二官房副長官(写真)は午後の記者会見で、ウクライナ戦争の中でロシアによる核兵器使用の可能性について、深刻に懸念していると述べた。7月6日、東京の首相官邸で撮影(2022年 時事通信) [東京 7日 ロイター] - 木原誠二官房副長官は7日午後の記者会見で、ウクライナ戦争の中でロシアによる核兵器使用の可能性について、深刻に懸念していると述べた。 ロシアの核兵器使用の可能性に関連し、6日にバイデン米大統領が1962年のキューバ危機以来の核の脅威になり得ると発言したことについて質問され、木原副長官は発言内容を承知しているとし、ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序の根幹を脅かすものであると指摘。「ウクライナ侵略の中で核兵器が使用される可能性を深刻に懸念している」と述べた。
ウクライナのザポリージャ州エネルホダルにあるザポリージャ原子力発電所(2022年4月27日撮影)。(c)Ed JONES / AFP 【7月16日 AFP】ロシア軍がウクライナにある欧州最大級の原子力発電所を拠点化して「ミサイルシステム」を含む兵器を配備し、周辺地域を攻撃している。ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム(Energoatom)のペトロ・コーチン(Petro Kotin)社長が15日、明らかにした。 ウクライナ南東部のドニエプル(Dnipro)川沿いにあるザポリージャ(Zaporizhzhia)原発は、ウクライナ侵攻の初期段階からロシアの支配下にあるが、運営は現在もウクライナ人スタッフが行っている。 コーチン氏は15日のテレビインタビューで、最大500人のロシア兵が同原発を制圧しており、状況は「極めて緊迫している」と述べた。 同氏は、ロシア軍が原発内に「ミサイルシステムを含
ウクライナ・キーウ(CNN) ロシア軍の兵士数名が、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外で非武装の民間人2人を銃撃する様子を捉えた動画をCNNが入手した。2人は兵士らとやり取りを交わした後、歩いて立ち去るところを背後から撃たれている。 動画は防犯カメラの映像。現在ウクライナの検察がその内容について、戦争犯罪として捜査している。 撃たれた民間人はどちらもこの後死亡した。当該の銃撃は、民間人を標的にするのを禁じたいわゆる「戦争法」に違反する。 CNNは被害者2人を特定した。1人は略奪に遭った自動車販売店のオーナーで、遺族が氏名の公表を望まなかった。もう1人のレオニード・オレクシヨビチ・プラッツさんは2人の孫を持つ68歳の男性で、同店舗の守衛をしていた。 プラッツさんの娘のユリアさんはCNNの取材に答え、ロシア兵らを「死刑執行人」と形容。民間人のプラッツさんは平和的で、武器も持っていなかったと強
ウクライナの首都キエフ近郊ブチャで、複数の遺体(写真外)が横たわる道路を歩く人(2022年4月2日撮影)。(c)RONALDO SCHEMIDT / AFP 【4月3日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Maliar)国防次官は2日、同国軍がキエフ州全域をロシア軍から奪還したと発表した。 ウクライナを侵攻したロシア軍はこれに先立ち、首都キエフ近郊の主要都市から撤退。マリャル氏はフェイスブック(Facebook)に、「イルピン(Irpin)とブチャ(Bucha)、ホストーメリ(Hostomel)とキエフ州全域が侵略者から解放された」と投稿した。 3都市はいずれもキエフの北西にあり、2月24日に始まったロシア軍の侵攻により大きな被害を受けていた。イルピンとブチャは今週、ウクライナ軍により奪還されたが、戦闘により多数の民間人が犠牲となった。 ブチャに入ったAFPは、一つの道路で少
ロシアが真空管の輸出を禁止したことがわかりました。ロシアに真空管の製造工場を持つエレクトロハーモニクスによると、同国は2022年3月10日に、約200品目において輸出を禁止すると宣言。その中に真空管も含まれているとのことです。期間は2022年末まで。 エレハモが製造している真空管ブランドは以下の7つ。少なくとも年内はこれらすべてが入手できなくなります。 Electro-HarmonixElectro-Harmonix GoldSovtekTung-SolMullardSvetlanaGenalex Gold Lion エレハモ以外に真空管の大規模な製造設備を所有しているのは、スロバキアのJJ Electronic と中国の曙光電子(Shuguang)の2つ。 この2社でエレハモの不足分をまかなえるかは不透明なうえ、JJ の本社があるスロバキアはウクライナと国境を接する隣国です。 そのため今
ユヴァル・ノア・ハラリ 単行本 - 人文書 『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、ウクライナ侵攻を受けてガーディアン紙に緊急寄稿。全文公開! ユヴァル・ノア・ハラリ 2022.03.04 著作累計が3,500万部を突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2022年2月28日付の英国ガーディアン紙に「プーチンは負けた――ウラジーミル・プーチンがすでにこの戦争に敗れた理由(原題:Why Vladimir Putin has already lost this war)」と題した記事を寄稿しました。 当社では、ハラリ氏著作を訳した柴田裕之氏の翻訳による記事全文を、ハラリ氏の了解を得て、緊急特別全文公開いたします。 現代における「知の巨人」が、今世界で最も注目されているプーチンとロシア、そしてウクライナについて何を語るのか、是非ご高読下さい。 2022年2月28日 ガー
※追記:日本時間3月2日1時33分にアントノフ社公式アカウントが、「夢は燃えていない」とツイートしました。詳細判明次第、反映致します。 ※更に追記:日本時間20時過ぎ、同機が破壊されている映像が確認されました。破壊は事実の模様です。 世界最大の航空機の破壊 ロシアによるウクライナ侵攻が続いている中、悲しいニュースが入ってきました。 世界最大の航空機でウクライナに1機しかないAn-225(ムーリヤ)が、キエフ近辺の空港でロシア軍に破壊されたことが明らかになりました。ウクライナ政府の公式Twitterアカウントも破壊されたことを伝えています。 2月24日にキエフ近郊にあるホストーメリ空港がロシアの空挺部隊による攻撃を受けた時、同空港はウクライナ国営アントノフ航空の拠点がありAn-225が駐機されている空港のため、航空ファンの中には同機を心配する声もありましたが、懸念が現実のものとなったようです
[19日 ロイター] - デンマーク最大のダンスケ銀行で、8年間で総額2000億ユーロ(約26兆円)もの巨額の資金洗浄(マネーロンダリング)が行われていたという底なしのスキャンダルは、デンマークや同銀行の評判を失墜させた。 11月19日、デンマーク最大のダンスケ銀行で、8年間で総額2000億ユーロ(約26兆円)もの巨額の資金洗浄が行われていたという底なしのスキャンダルは、デンマークや同銀行の評判を失墜させた。写真は11日、パリで開かれた第一次世界大戦の終結100周年を記念する式典に出席したプーチン露大統領(2018年 ロイター/Yves Herman) それだけではない。プーチン大統領のロシアに巣食う組織化された汚職の実態と、同大統領が直面する政治的困難をもあらわにした。 資金は、旧ソ連圏にあるダンスケ銀エストニア支店を経由してロシアから流出していた。ダンスケ銀を巡る捜査は、内部告発者のハ
Published 2018/04/19 10:04 (JST) Updated 2018/12/10 14:50 (JST) ロシアの留置施設で2月、詐欺・横領の疑いで逮捕され勾留中の起業家の男性が首をつって死んでいるのが見つかった。当初は自殺として処理されたが、遺族は自殺ではなく、持病の心臓病の治療を受けられなかったための病死だと主張。しかし、実態はさらにおぞましいものだった。司法解剖の結果、男性の遺体から「電気ショックによるやけど、性的暴行、骨折した背骨、体中のナイフの切り傷」の痕跡が次々と見つかり、死因は頸部の外傷と首を絞められたことによる窒息死であることが分かったからだ。 プーチン体制への批判を続けロシアの人権弾圧への調査報道で数々の人権・報道に関する国際賞を受け、ノーベル平和賞候補にもなった「ノーバヤ・ガゼータ」紙は事件について「男性は拷問にかけられ、死ぬ前に性的暴行を受けた」
(CNN) ロシアの脅威の高まりを受けて軍備を増強しているスウェーデンが、戦争に巻き込まれる事態を想定した備えを呼びかけるパンフレットを、この春にも470万世帯に配布する。 パンフレットは市民に対し、「平和時における危機や惨事だけでなく、社会とスウェーデンに対する別の種類の攻撃」にも備えるよう促す内容。「世界がひっくり返った」事態を想定し、自宅に十分な量の食料や水や毛布などを用意しておくよう国民に助言するとともに、自治体に対してはかつての冷戦時代の防空壕(ごう)を準備するよう求めている。 有事対応当局者は17日、CNNの取材に対し、パンフレット作成の背景として、バルト地域の治安情勢を挙げた。 スウェーデンは全土で軍備強化を図り、徴兵制を復活させるとともに、バルト海に面した戦略的な要衝となるゴットランド島に部隊を配備している。 徴兵制は2010年に廃止されたが、17年3月になって、徴兵制を1
2017年1月29日(土)に、東京・東洋文庫にて、声優やアーティストとして活動する上坂すみれさんが『わが心のロシア♡』と題するトークショーに登壇しました。上坂さんといえば、出身大学ではロシア語を専攻し、自他ともに認める旧ソビエト連邦(ソ連)やロシアを愛するひとり。今回のイベントも、その「ロシア好き」を請われたことから出演されました。 東洋文庫では2017年1月7日(土)から4月9日(日)まで、展覧会『ロマノフ王朝展―日本人の見たロシア、ロシア人の見た日本―』を開催。上坂さんは展覧会のオフィシャルサポーターを務めており、会期中の展示室内には上坂さんによる音声ガイドが流れています。 今回はその活動の一環として、名古屋外国語大学学長でロシア文学や文化に関する著書多数の亀山郁夫先生とのトークショー開催の運びとなりました。ロシア愛を語り合うのにこれ以上ないほどの会場と座組で行われたイベントは、時間を
【モスクワ時事】米政府系メディアは3日、昨年11月上旬にロシア第2の都市サンクトペテルブルクで国連が主催した汚職問題に関する国際会議の際、出席した米当局者2人が滞在先のホテルのバーで薬物を混入されたと伝えた。 米国務省は、ロシア当局による嫌がらせがエスカレートしたものと断定し抗議したが、ロシア側は「証拠がないので捜査に協力できない」と回答したという。 米政府系メディアによると、米当局者2人は同じホテルで別々に被害に遭った。意識を失わせる薬物を飲み物に混入され、うち1人は医療機関に搬送された。血液などを採取しようとしたところ、この医療機関で原因不明の停電が発生し、証拠となる検体は得られなかった。 2012年にプーチン政権3期目に入ってから、米ロ関係が悪化して米側への嫌がらせが増加。今年6月には米外交官がモスクワで警官に暴行を受けた。
五輪開幕を翌日に控えたブラジル・リオデジャネイロ市内で4日、「ロシアの副領事」と名乗る男が車を運転中に、拳銃を持った2人組の強盗に襲われた。男は相手の拳銃を奪い取り、その場で強盗の1人を射殺し、残りの1人を撃退した。地元メディアは当初、男を「副領事」と報じたが、その後、身分証明書が偽物だったことがわかった。 報道によると、現場は五輪のメイン会場となる五輪公園から直線距離で約3キロの大通り。事件が起きた午前中は渋滞していたという。男が運転する車が停車したところに、強盗が2台のオートバイで近づき、1人が窓ガラスを破壊。銃で脅して車を奪おうとした。 撃たれた強盗は即死。別の1人は逃走した。当時、車内には男の妻と娘が同乗していたという。男は警察にロシアの副領事であることを示す身分証明書を示したが、後になって偽物とわかったという。 在リオのロシア総領事館は地元…
中東のシリアでアメリカ軍などが過激派組織IS=イスラミックステートに対する戦闘を続けるなか、ロシア軍が対ISを理由に空爆を開始したことについて、アメリカ政府は、空爆の対象がISではなかった可能性があるという見方を示し、内戦をエスカレートさせるとして懸念を表明しました。 空爆についてロシア国防省の報道官は、ISの拠点にある軍用車両や武器の倉庫などが対象だと説明し、プーチン大統領も一連の行動はアサド政権の対テロ作戦を支援するもので、ロシア国内でのテロの防止にもつながると強調しました。 これについてアメリカのカーター国防長官は30日の会見で、ロシアが空爆した地域について「ISがいなかった場所のようだ」と述べ、空爆の対象がISではなかった可能性があるという見方を示しました。また、ロシアが対ISを理由にアサド政権に対抗する反政府勢力を攻撃する可能性を示唆し、「内戦をエスカレートさせる危険がある」と述
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