【サンフランシスコ=坂口幸裕】バイデン米大統領は15日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談後の記者会見で、習氏を「独裁者だ」と明言した。過去にも「独裁者」と発言して中国側が反発した経緯がある。バイデン氏と習氏は15日、米西部カリフォルニア州サンフランシスコ近郊で食事を含め4時間強にわたって会談した。その後の記者会見で、習氏をこれまでと同じように独裁者と呼ぶのかと問われ「共産主義国家
中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが「再教育施設」などに多数収容されている問題で、中国共産党幹部の発言記録や、収容施設の内部写真、2万人分以上の収容者リストなど、数万件の内部資料が流出した。「(当局に)挑む者がいればまず射殺せよ」などと指示する2018年当時の幹部の発言や資料からは、イスラム教を信仰するウイグル族らを広く脅威とみなし、習近平総書記(国家主席)の下、徹底して国家の安定維持を図る共産党の姿が浮かぶ。 今回の資料は、過去にも流出資料の検証をしている在米ドイツ人研究者、エイドリアン・ゼンツ博士が入手した。毎日新聞を含む世界の14のメディアがゼンツ氏から「新疆公安ファイル」として事前に入手し、内容を検証。取材も合わせ、同時公開することになった。
北京冬季五輪の開会式で、トーチを聖火台に運ぶ聖火リレー最終走者、趙嘉文選手(右)とジニゲル・イラムジャン選手=北京・国家体育場で2022年2月4日午後10時15分、手塚耕一郎撮影 北京冬季オリンピックは4日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で開会式があり、幕を開けた。政治色の強い演出が際立った異質な式典をスタンドで取材した記者が、中国の思惑を探った。 最新鋭の映像技術を駆使して開催国・中国の文化とスポーツの魅力を描いた演出に、現地で取材しながら徐々に引き込まれた。一方で国内の少数民族の人権問題に厳しい視線が注がれる五輪の幕開けで、中国側が込めた政治的なメッセージも浮かび上がった。 中国が誇る国際的な映画監督、張芸謀(チャン・イーモウ)氏が練り上げたのは冬らしい青色と白色を基調にしたシンプルな演出だった。二十四節気の一つ「雨水」の映像から開会のカウントダウンが始まり、最後に開幕日である
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人権重視を掲げるバイデン米政権は、新疆ウイグル自治区での少数民族問題に対する人権侵害を「ジェノサイド(民族集団虐殺)」と認定し、中国政府は「少数民族の人権は守られており、荒唐無稽(むけい)なデマだ」と反論する。 米中関係の大きな焦点の一つとなったウイグル問題について、まずは現地の状況を見てみようと2月末から3月初めにかけて、ウイグル族の人口比率の高いカシュガル、アクス両地区を回った。 やはり刑務所だった 特に最近は新疆での取材は難しいと聞いていた。現地の少数民族住民が自由に話をできる状況ではなく、外国人記者に対する監視も厳しいためだ。相手に迷惑をかける可能性を考えると、インタビューで人権侵害などについて聞くことは不可能に近い。 そのため、目的の一つを、衛星写真から新疆の状況を分析している豪戦略政策研究所(ASPI)の「2017年以降に監視の厳しい収容所が多数、新設、増設されている」との指摘
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出雲国風土記(733年)で「朝酌渡(あさくみのわたり)」と記される渡し場があったとされる松江市朝酌町の大橋川北岸で、7~8世紀の石敷き護岸跡が見つかった。島根県埋蔵文化財調査センターが23日、古代の船揚げ場などがあった可能性が高いと発表した。 護岸跡は、国土交通省の大橋川河川改修事業に伴う朝酌矢田II遺跡で出土。現在もある渡船「矢田の渡し」の船着き場のそばで、南北11メートル、東西20メートルの調査範囲全体にわたって、人の頭からこぶしほどの大きさの石が人工的に敷き詰められていた。7世紀後半から8世紀末のものと推定される。 石は、5度程度の傾斜のスロープ状に敷かれ、低くなった水際は粒が大きくまばらになっている。同センターは「風土記に記された朝酌渡の一部で、船揚げ場や船着き場、荷揚げ場があった可能性が高い」と説明。「当時の景観や交通史、護岸施設の構築技術を伝える貴重な遺構」としている。 朝酌渡
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韓国で、日本のサツマイモ「べにはるか」が無断で栽培され、広く流通している実態が明らかになった。既に韓国ではサツマイモ栽培面積の4割を同品種が占める。日本の農産物輸出の有望な品目・品種であるだけに、国内産地からは海外に売り込む際、競合することを心配する声も上がっている。 韓国への流出は、同国の農業者らが日本の産地を視察した際、「べにはるか」の種芋を無断で持ち帰ったのが原因とみられる。2015年ごろから南部地域の全羅南道海南郡で栽培が始まり、18年には同国のサツマイモ栽培面積(2万753ヘクタール)の4割に達している。 現地で「べにはるか」は5キロ当たり1000~2000円と、日本産の日本国内での価格より安く出回っている。短期間に栽培が拡大したのは、韓国の公共機関である地方技術センターが組織培養を進め「海南1号」として、安価な苗を提供したことが背景にある。 同国で種子を管理する機関である国立種
乗り込んでいた中国漁船でインドネシア人船員の仲間と一緒に笑顔を見せるマシャリさん(手前)=2020年3月、本人提供 インドネシアで、中国漁船で働くインドネシア人船員への虐待が問題になっている。中でも人々に衝撃を与えたのは、船上から遺体が無残に海に投げ捨てられる動画だった。 船員の多くは地方出身の貧しい若者だ。劣悪な労働環境にも関わらず、「月給300ドル(約3万円)」が魅力的で従事してしまうのだという。今年4月、中国漁船から逃げるため海に飛び込み、漂流後に救助された元船員の男性が、壮絶な体験談を語ってくれた。 船員への虐待疑惑は5月、韓国のMBCテレビが報じたことで表面化した。この男性が乗り込んだものとは別の漁船が韓国南東部・釜山港へ寄港した際、船員が韓国政府に助けを求めたという。船員は船内で遺体を遺棄する様子が映された動画を渡し、これがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で瞬く
【重慶=多部田俊輔】中国の長江中流にある世界最大級の三峡ダムで増水がピークを迎えた。大雨で警戒水位を大幅に上回ったが、21日にダムへの入水量は減少に転じた。三峡ダムはなぜ注目されるのか。ダムを巡る経緯や役割などをまとめた。Q ダムの直近の状況は。A ダムに流れ込む入水量は21日、前日比で約5%減った。ただ、下流の洪水を抑えるために放水も減らしており、ダムの水位上昇は続いている。23日から長江
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