2017年10月21日に公開され世界中で話題になった画像拡大ソフト(Webアプリケーション)Let’s Enhanceがリメイクされましたのでご紹介します。 Photoshopよりも凄い無料の画像拡大ソフト 2022年現在は5枚まで無料で使用できます。数年前までは25枚まで無料で処理できたのですが、トライアル出来る枚数が減ってしまったようです。そこは少し残念。 とりあえず5枚は無料で試せますから気に入ったら、追加処理分を購入して処理することが可能です。 Let’s Enhanceはニューラルネットワークを使用して画像拡大をするWebソフトです。 マジックフィルターと書かれているものがLet’s Enhanceを使用して拡大したもの。 通常のソフトで行われている画像拡大と手法が異なり、最初にポートレートや風景、食品など画像種類やタイプを認識。その上でネットワークを使用し画像タイプごとに自然な
写真を販売しているサイト(ストックフォトサイト)では、販売中の写真のサンプルをそのまま転用されることがないように、はっきりとわかる「透かし」を入れていたりします。しかし、現在用いられているような「透かし」は、コンピューターアルゴリズムを用いて簡単に除去可能であることをGoogleが示し、もう一手間加える必要性を説いています。 Research Blog: Making Visible Watermarks More Effective https://research.googleblog.com/2017/08/making-visible-watermarks-more-effective.html これは、Googleが「CVPR2017(コンピュータービジョンとパターン認識のカンファレンス)」の中で「On The Effectiveness Of Visible Watermark
Deep Neural Networkを使って画像を好きな画風に変換できるプログラムをChainerで実装し、公開しました。 https://github.com/mattya/chainer-gogh こんにちは、PFNリサーチャーの松元です。ブログの1行目はbotに持って行かれやすいので、3行目で挨拶してみました。 今回実装したのは”A Neural Algorithm of Artistic Style”(元論文)というアルゴリズムです。生成される画像の美しさと、画像認識のタスクで予め訓練したニューラルネットをそのまま流用できるというお手軽さから、世界中で話題になっています。このアルゴリズムの仕組みなどを説明したいと思います。 概要 2枚の画像を入力します。片方を「コンテンツ画像」、もう片方を「スタイル画像」としましょう。 このプログラムは、コンテンツ画像に書かれた物体の配置をそのま
ギガが減るチャレンジ 比較対象ファイルとしてこちらの http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2017/06/18/163900 「231kb:jpg高画質(10)h812」を利用する。 % openssl sha1 20170618160637.jpg SHA1(20170618160637.jpg)= 3b42635ecd046473c89bde8021efa810a5f6ade8 zsh % ls -l --human --sort=size 2017* -rw-r--r-- 1 shyouhei wheel 231K 6 19 12:33 20170618160637.jpg 231KiBがスタートだ。 ちなみに余談となるが、このファイルは枠線が絶妙にナナメっておりファイルサイズ増加の理由の一端になっていると思う。 上記ファイル(部分、600%
日立製作所は15日、従来のようなガラスのレンズを使わないカメラ技術を開発したと発表した。国内メーカーとして初となる「レンズレスカメラ」は、代わりに特殊なフィルムを使うため薄く、軽くなり、車やロボットに搭載しやすくなる。低価格化も可能となる。 この技術を使うと平面だけでなく奥行きのある画像情報を取得できるため、撮影後でも映像のピントを自由に調整できる。例えば監視カメラに採用すれば、ぼやけている人物の顔を後からくっきりさせることができる。あらゆる機器をインターネットでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」向けの製品として、2018年ごろの実用化を目指す。 新技術は、画像センサーの前に新開発したフィルムを置き、入ってくる光線がつくる影に処理を加えて画像データにする。データの分析の仕方を変えることで、ピントの調整が可能になる。画像処理速度は、従来技術と比べて300倍に高まったという。 日立による
毎日ウェブ上では無数の写真がシェアされていますが、アップロードされる写真の解像度は撮影機材によってさまざまで、低解像度の画像は時に引き延ばされてジャギーまみれになることがあります。据え置き機・モバイル機ともに高解像度ディスプレイの普及が進む中で、「見やすい低解像度画像」が必要とされつつあるのですが、機械学習を用いた新技術「RAISR(Rapid and Accurate Image Super-Resolution)」によって、リアルタイムで「低解像度画像の高品質バージョン」を生成できるようになります。 Research Blog: Enhance! RAISR Sharp Images with Machine Learning https://research.googleblog.com/2016/11/enhance-raisr-sharp-images-with-machine.
はじめに こんにちは。あんどう(@t_andou)です。 前回は人工知能の技術として最近話題のディープラーニング(Deep Learning)で何ができるのかという一例として、モノクロ映画のカラー化をやってみました。 前回の記事はこちら andoo.hatenablog.com 今回もディープラーニングを使った事例の紹介です。 今回紹介するのは画風変換と呼ばれるものです。英語ではStyle Transfer と言うようです。 画風変換とは ある画像(インプット画像)を別の画像(スタイル画像)の画風で描き変えることです。 もしかしたら間違ってるかもしれません。でも、そんな感じです。 技術的に細かいことはこちらをご覧ください GitHub - jcjohnson/neural-style: Torch implementation of neural style algorithm 例えば:(
はじめに 現在、画像の超解像(高解像化)処理としてニューラルネットワーク(人工知能)を活用したものがフリーで公開されています。ここで、本稿では、先般、ニューラルネットワークを活用した超解像処理として話題になったwaifu2xと以前より公開されているNeuronDoublerを比較するとともに、参考として著名なフリーの高解像化ソフトであるSmillaEnlarger(独自アルゴリズム)、古典的なバイキュービック法、Lanczos-3法、単なる拡大であるニアレストネイバー法による画像処理を比較するものです。 拡大方式の説明 waifu2x 制作者のブログによればDeep Convolutional Neural Networksによって処理を行うプログラムです。 詳細は製作者のブログを参照してください。ultraist.hatenablog.com NeuronDoubler 制作者のブログに
白い背景と黒い背景で別の絵に変わる画像を作りましたが、これをカラーでやるのは無理だと思っていました。 ですが、がんばればできることが分かりました。 ニコニコ動画版 その画像がこちらです。 こちらの画像をクリックすると大きい画像が表示されるので、そちらを保存してください。 先ほどの動画のように、iPhoneのカメラロールで表示するか、PC上でPowerPointやExcelに挿入してやると、よくわかります。 Twitterに投稿すれば、色まで変わる「クリック推奨画像」になります。 (再)今までカラーの「クリック推奨画像」を作った人はいただろうか? なぜ黄色が青や赤に変わるのか、作った自分でも不思議。 (PCの公式クライアントでないと多分見えません)https://t.co/VCBdJRtDjo pic.twitter.com/AFUVte0r1O — Yusuke Ochiai (@taro
JPEG圧縮でノイズがのった画像やピクセルサイズが小さい画像は、拡大するとギザギザとジャギーがかかったような表示になってしまうことがあります。そのため、お気に入り画像の拡大画像が見つからない場合は、小さいサイズのまま保存しておくしかないわけですが、「できればこの二次元画像を拡大したい……!」というときに便利な無料サービスが、最新鋭の人工知能技術を使ってギザギザの画像でもノイズを除去してハイクオリティな画質で1.6倍~2倍に拡大できる「waifu2x」です。 二次元画像を拡大したいと思ったことはありませんか? - デー http://ultraist.hatenablog.com/entry/2015/05/17/183436 waifu2x http://waifu2x.udp.jp/ waifu2xは、最新鋭の人工知能技術「Deep Convolutional Neural Networ
2015-05-27 waifu2xでアニメをアップコンバートする もう世の中で話題すぎて仕方が無いwaifu2xです(説明はしないので各自ぐぐれ)。 二次元画像を拡大したいと思ったことはありませんか? - デーultraist.hatenablog.com ところでwaifu2xを見て、皆さん思いませんでしたか? waifu2xでSD画質のアニメのアップコンバートしてえ! でもWebアプリだしアニメのアップコンバートなんて…と思ったらGithubでコード公開されてるし、AWSのPublic AMIもあります(北カリフォルニア ami-75f01931)。 自宅でwaifu2xサーバを立てるのもいいですが(その話はまた後日にでも書きますけど)、もうサクッとAWSにg2.2xlargeのスポットインスタンスを立ててしまいましょう。1時間7円くらい、1日170円くらいですよ。 というわけでこの
うまくできましたか? ボヤけたり、ギザギザになったりしませんでしたか? waifu2xをお試しください。 (ブラウザの処理に影響されないようクリックで拡大おねがいします) waifu2xは、二次元画像を2倍に拡大するソフトウェアです。多くの二次元画像についてスゴイ級のクオリティで拡大できます。 waifu2xは、最新鋭の人工知能技術 Deep Convolutional Neural Networks を使って開発されました。 waifu2xの人工知能は、次の問に答えます。 いまから与える画像はある画像を半分に縮小したものである。縮小される前の画像を求めよ。 画像を拡大するのではなく、縮小される前の状態に戻します。 縮小されてないオリジナル画像を与えた場合も、やはり縮小される前の画像を答えます。 その画像は本来存在しないものですが、waifu2xはそれを想像で創ります。 二次元画像のJPE
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