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ブックマーク / farsite.hatenablog.com (3)

  • エストニアは“なぜ”IT先進国になったのか - farsite / 圏外日誌

    先日ラトビアに1年ほど住んでいた人と話す機会があったのだけれど、思いがけず感動したので書き残しておく。ラトビアではなく隣国エストニアのことだ。 ラトビアについては首都がリガだということぐらいしか憶えてなかったので、話題に苦慮し、とりあえずおなじバルト三国ということで、「隣国はすごくITが進んでるんですよねえ」と話を振ったら、その静かな人は、少しだけ興奮した口調で語り始めた。 私もいちおうはIT業界的なところに腰をかけている身なので、エストニアがIT先進国だという情報は入っていた。SkypeなどITベンチャーが多く、IT教育も充実、電子政府制度が発達して投票も納税も国民IDでぜんぶOKという国。マイナンバーの話題がかまびすしい頃、日もエストニアを手にせよという話はよく聞いた。 でも、なぜそうなったと思いますか? そんなこと問われるまで思いも至らなかったので、優秀なエンジニアがいたからとか

    エストニアは“なぜ”IT先進国になったのか - farsite / 圏外日誌
  • ジュラシック・ワールド: 戸田奈津子氏は誤訳をしたのか? - farsite / 圏外日誌

    なんだかもやもやしている。たいへん面白かった映画『ジュラシック・ワールド』で、字幕翻訳の戸田奈津子氏が「また誤訳をした!」というツイートが、何件かRTされてきた。言われているのはクライマックスの「歯が足りない」という字幕だ。 これ、誤訳なんだろうか? このシーンをきちんと考えると、むしろこれがベストの翻訳だと思えるのだ。Webでは戸田氏のつくられたイメージが強すぎて、誤訳でないものまで誤訳だと思われている節がある。ここ数年の彼女の翻訳は、かつてのものとは様変わりしているのに。 以下、シーンの詳細を描くので一部ネタバレです。 場面背景と誤訳の指摘 問題の箇所はクライマックスシーンにある。 ヒロインと子供たちが凶悪な新種の恐竜に追いつめられる。パークの建物に身を隠したところで、子供はこう言う。 "We Need more teeth"*1 それを聴き、ヒロインは起死回生の策をひらめき、ある恐竜

    ジュラシック・ワールド: 戸田奈津子氏は誤訳をしたのか? - farsite / 圏外日誌
    mk16
    mk16 2015/08/30
    以前よりサポート体制が整ってマシになってたのか。
  • マッドマックス 怒りのデスロード:一度でも精神を患ったことがあるなら、もう一度見るべき映画 - farsite / 圏外日誌

    『マッドマックス 怒りのデスロード』はいろいろ驚きのある映画だったけれど、一番驚いたのは、女性の解放という物語の骨格でなく、主人公マックスのキャラクターだった。メル・ギブソン版マックスのマッドは「怒りでなにをしでかすかわからない」ぐらいの意味だったけれど、今回のトム・ハーディ版マックスは違う。文字通り、「臨床的に気が狂ってる」マックスだ。彼は精神病患者なのだ。 マックスはどう狂っているのか 前評判では「喋らない」「目立たない」「主役はフュリオサ」と言われていたマックス。ところが実際映画が始まってみると、ウォーボーイズにあっさり捕まる彼の行動や表情は、「寡黙なヒーロー」と言うにはどこか違っていた。 ゲージに入れられたマックスの心ここにあらずという表情。敵車のフロントに縛り付けて命の危機にあるのに「俺のクルマ!」と叫ぶ執着心。口枷を外そうとコリコリコリコリとヤスリを削る反復運動。トム・ハーディ

    マッドマックス 怒りのデスロード:一度でも精神を患ったことがあるなら、もう一度見るべき映画 - farsite / 圏外日誌
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