写真●未来の教室「フューチャークラスルーム」で公開授業に臨む子供たち。机の上には1人1台ずつタブレット端末が置かれている スマートフォンやタブレット端末に囲まれて育つ子供たちは、タッチパネルに触れる指先で何を感じ、どんな影響を受けながら、成長するのだろうか──。 2013年6月8日に開かれた教育関係者向けのイベント「New Education Expo 2013」で、未来の教室「フューチャークラスルーム」を使った公開授業が実施された(関連記事:「フューチャークラスルーム」の公開授業、筑波大学附属小学校ではタブレットが“普通”の光景 )。授業に立ち会った私は、冒頭のことを強く考えさせられた(写真)。少なくとも目の前の子供たちは何の違和感もなくタブレットを操り、授業を自然に受けていた。 スマホやタブレットが教育現場に入り込んでいくのは、日本でも時間の問題だろう。既に子供たちは家庭では、親たちが