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ブックマーク / mainichi.jp (246)

  • 富士山測候所:日誌を廃棄 68年間つづった貴重な40冊 | 毎日新聞

    気象庁富士山測候所の職員が68年間つづった40冊以上の「カンテラ日誌」が所在不明になっていた問題で、同測候所を管轄した東京管区気象台は毎日新聞の取材に、昨年11月以降に「文書整理の一環」で廃棄していたことを明らかにした。気象観測のほか、眼下の空襲など太平洋戦争も記録した貴重な資料が失われた。閲覧したことがある気象専門家らは「職員が見たまま感じたままを率直に記した第一級の歴史資料だった。機械的に捨てるなんて」と批判している。 同気象台総務課によると、日誌は昨年11月までは倉庫にあったが、他の行政文書と一緒に溶解処分したという。取材に対し同課担当者は「毎日の出来事や感想を個人的に書き留めたもの。職務ではなく、行政文書に当たらない。庁舎内のスペースは有限で、必要ないものを無尽蔵に保管できない」と説明した。

    富士山測候所:日誌を廃棄 68年間つづった貴重な40冊 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/08/10
  • 小野田参院議員:「義務果たせば権利」と投稿、批判広がる | 毎日新聞

    自民党の小野田紀美参院議員(岡山選挙区)が25日、憲法が定める「国民の義務」に言及したツイートで「義務を果たしていれば権利を主張して良いと思う」と記した。ただ、基的人権は勤労や納税といった国民の義務とは関係なく保障されている。小野田氏はその後に「誤解がある」と釈明したが、同列に論じたとも受け取れる発言に批判が出ている。【佐藤丈一/統合デジタル取材センター】

    小野田参院議員:「義務果たせば権利」と投稿、批判広がる | 毎日新聞
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    mojisan 2018/07/27
    きっと彼方の脳内では、自民党の新憲法が成立していて、そこでは、「義務を果たさねば権利は認めない」とされてるのだろう。
  • 土記:硫黄島のギンネム=青野由利 | 毎日新聞

    <do-ki> 今年は小笠原諸島返還50年。父島や母島の記念行事の様子を知ると、同じ時に返還された硫黄島が頭に浮かぶ。東京都心の南1000キロの父島からさらに280キロ、亜熱帯の島を訪ねたのは10年近く前になる。 摺鉢(すりばち)山や天山慰霊碑、栗林忠道中将がこもって指揮を執った兵団司令部壕(ごう)も案内してもらった。太平洋戦争末期、凄惨(せいさん)な地上戦が繰り広げられた場所だけに今も息苦しさがよみがえるが、もうひとつ、なぜか忘れられないものがある。

    土記:硫黄島のギンネム=青野由利 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/07/14
    忘れずに
  • 前川前次官講演:広島県教委など後援断る「政権に批判的」 | 毎日新聞

    広島市で9月30日に開催予定の前川喜平・前文部科学事務次官による教育をテーマにした講演会について、広島県教委と広島市教委が後援申請を断っていたことが4日、分かった。県教委は「政府に対する批判的発言が目立ち、講演で触れる可能性が高い」、市教委は「教育行政の推進に支障をきたしかねない」としている。一方で、同県廿日市市教委は後援を受諾した。 講演会はNPO法人フリースクール木のねっこ(廿日市市)などが企画し、5月下旬に3教委に後援申請した。同NPOのホームページによると、講演会では不登校問題や憲法・道徳教育について前川氏とNPO法人フリースクール全国ネットワーク(東京)の代表理事らが対談する。

    前川前次官講演:広島県教委など後援断る「政権に批判的」 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/07/04
    馬鹿げてる。日本ってもう下り続けるしか無いのだろうな。
  • 働き方:教員にタイムカード導入、議論紛糾 埼玉 | 毎日新聞

    教員の勤務時間を把握するため、埼玉県内の県立学校にタイムカード制を導入するための予算の執行が県議会の反対で凍結されている問題が、2日の県議会文教委員会で議論された。県側は管理職が教育の勤務状況を正確に把握することが長時間労働解消につながるなどと説明したが、自民県議を中心に実効性を疑問視する声が相次いだ。 現在、教員の出退勤時間は一人一人が自己申告し管理職が手作業で集計している。県側はICカードで勤務を管理するタイムカード制の導入が教員らの負担軽減にもつながるとして、今年度当初予算案に関連経費を盛り込んだが、自民県議団は導入を凍結する付帯決議案を提出し、2月定例議会で賛成多数で可決された。

    働き方:教員にタイムカード導入、議論紛糾 埼玉 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/07/03
  • オウム死刑囚:VXの連名論文が学術誌に掲載 | 毎日新聞

    金正男氏殺害事件が起きたクアラルンプール国際空港第2ターミナル3階の出発ロビー=2017年10月26日、平野光芳撮影 中川智正死刑囚が拘置所で執筆 松、地下鉄両サリン事件などに関わったオウム真理教の元信者、中川智正死刑囚(55)が、毒物研究の世界的権威である米国の化学者と連名で執筆した化学兵器の神経剤VXに関する論文が21日、日法中毒学会の学術誌「Forensic Toxicology」電子版に掲載された。拘置所で死刑囚の執筆した論文が学術専門誌に掲載されるのは極めて異例だ。【統合デジタル取材センター/岸達也】

    オウム死刑囚:VXの連名論文が学術誌に掲載 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/05/23
  • 知的障害:「ATR-X症候群」治療薬の候補を発見 | 毎日新聞

    知的障害の新たな治療薬候補について説明する東北大大学院の福永浩司教授=仙台市青葉区の東北大学で2018年5月22日、早川夏穂撮影 東北大大学院薬学研究科、岐阜薬科大、京都大大学院医学研究科らの研究グループは22日、重度の知的障害「ATR-X症候群」の治療薬の候補を発見したと発表した。【早川夏穂】 同症候群は、男性だけが発症する国の指定難病の一つで、▽言葉を話せない▽運動発達の遅れ▽骨格異常▽嘔吐(おうと)や便秘を繰り返すなど消化器官の異常--などの特徴がある。これまでに治療薬はなく、日では約100人が診断され、年間約10人が発症している。 同症候群では、X染色体上のATRX遺伝子の変異で、DNAの構造体と結合して遺伝子の発現を調節するタンパク質の機能が低下する。研究では、同症候群のモデルマウスの学習や記憶の役割を担う海馬領域を調べたところ、異常な遺伝子の発現を確認した。

    知的障害:「ATR-X症候群」治療薬の候補を発見 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/05/23
  • そこが聞きたい:ポピュリズム現象とは? ドイツの哲学者 マルクス・ガブリエル氏 | 毎日新聞

    社会脅かすウソの政治 排外的な右派ポピュリズム(大衆迎合主義)が台頭し、民主主義や国際協調といった価値観を脅かしている。ポピュリズムはなぜ伸長するのか。それにどう対応すべきか。「世界は存在しない」という主張で注目を集めるドイツ気鋭の哲学者、マルクス・ガブリエル氏(38)にポピュリズム現象や哲学から見た政治=1=のありようを語ってもらった。【ボン(独西部)で中西啓介】 --移民難民排斥などを唱える「右派ポピュリズム」が欧州で拡大しています。

    そこが聞きたい:ポピュリズム現象とは? ドイツの哲学者 マルクス・ガブリエル氏 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/05/14
  • 報道7社とLINE:「NAVERまとめ」無断転載34万件削除で合意  | 毎日新聞

    国内最大級の読者投稿型ニュースまとめサイト「NAVERまとめ」に、毎日新聞など新聞・通信計7社とその関係会社の写真など計約34万件が、無断転載されていたことが分かり、7社と運営会社のLINE(ライン、社・東京都新宿区)側は26日までに、同社側が無断転載写真などを削除するとともに、再発防止策を取ることで合意した。 「NAVERまとめ」は、利用者が特定のテーマを設け、ネット空間などから関連情報を集めて一つのまとめページを作り、投稿する。閲覧数は月間20億ページビューという。

    報道7社とLINE:「NAVERまとめ」無断転載34万件削除で合意  | 毎日新聞
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    mojisan 2018/04/26
  • セクハラ疑惑:麻生財務相「はめられたとの意見ある」 | 毎日新聞

    閣議後、財務省の福田淳一事務次官の辞任について記者団の質問に答える麻生太郎財務相=首相官邸で2018年4月24日午前9時51分、川田雅浩撮影 野党「第2のセクハラ」 麻生太郎副総理兼財務相は24日の閣議後記者会見で、財務省の福田淳一事務次官の辞任承認を公表した際、セクハラ疑惑について「はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中にご意見ある」と語った。被害を受けたとされる女性の訴えを軽視するかのような発言に野党から批判の声が上がっている。 麻生氏は会見で「セクハラ疑惑は少なくとも週刊誌報道だけで『あった』と認定するのはいかがなものか」と強調。そのうえで「はめられて訴えられている」との意見もあると指摘し、「きちんと人権も考えて、双方の話を聞かないと」と続けた。

    セクハラ疑惑:麻生財務相「はめられたとの意見ある」 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/04/24
    同じ事言って撤回した人がいるのに、わざわざ言う神経がわからない。身内の論理を振りかざして何をしたいのだろう?。
  • 幸せな老後への一歩:/575 「新聞には1行も…」よりもっと恥ずかしい、麻生大臣発言=荻原博子 - 毎日新聞

    国会での麻生太郎副総理兼財務大臣による「森友のほうが、TPP11より重大だと考えているのが、日の新聞のレベル」発言が波紋を呼びました。 まあ麻生さんですから、チリをペルーと言い間違えたり、署名しただけで締結はまだなのに「締結された」と言っても、またかと思いますが、新聞全紙が大きく報じたTPP11が「日の新聞には1行も載っていなかった」と言うのには、改めて呆(あき)れたという人も多かったことでしょう。 しかも、財務省の公文書改ざんという前代未聞の不祥事に対して、トップの大臣が、TPP11のほうが重要… この記事は有料記事です。 残り1182文字(全文1436文字)

    幸せな老後への一歩:/575 「新聞には1行も…」よりもっと恥ずかしい、麻生大臣発言=荻原博子 - 毎日新聞
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    mojisan 2018/04/13
  • 安倍首相:「明らかに選挙妨害」再び“こんな人たち”批判 | 毎日新聞

    東京都議選の選挙戦最終日。安倍晋三首相の街頭演説で「辞めろコール」に激高し、「こんな人たち」と発言する場面もあった=東京都千代田区のJR秋葉原駅前で2017年7月1日、藤井達也撮影 参院決算委 都議選時の演説での一部聴衆について言及 安倍晋三首相は9日の参院決算委員会で、昨年7月の東京都議選の街頭演説で「辞めろ」コールをした一部聴衆について「明らかに選挙活動の妨害行為だ。私の演説をかき消すかのような集団的な発言」と批判した。首相は都議選の演説で「こんな人たちに負けるわけにいかない」…

    安倍首相:「明らかに選挙妨害」再び“こんな人たち”批判 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/04/10
    こんな事繰り返し発言する人が日本の顔。現在の日本を確かに象徴してるのかもしれない
  • 旧優生保護法:不妊目的で放射線 厚生省「研究」容認 | 毎日新聞

    旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

    旧優生保護法:不妊目的で放射線 厚生省「研究」容認 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/04/01
  • 除草:熊手で雑草だけポイッ 「ホウキング」驚きの技 | 毎日新聞

    野菜の上を熊手でかくと雑草だけがポイッと抜ける--。除草農機具「ホウキング」がじわりと評判を広げている。福岡県で40年近く有機農業を続ける古野隆雄さん(67)が開発したもので、それまで100メートルの除草に2時間かかっていたところが、ホウキングなら1分で完了するという。4月7日には、自宅がある同県桂川(けいせん)町で製作と実演会が開かれる。その前に、魔法のような仕組みをのぞいてみよう。【江刺弘子】

    除草:熊手で雑草だけポイッ 「ホウキング」驚きの技 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/03/31
  • 気象庁:富士山頂日誌不明 測候所で68年、台風も戦争も | 毎日新聞

    富士山測候所。職員は独自の目線で戦中戦後を見つめてきた=富士山頂で2004年5月、社ヘリから手塚耕一郎撮影 気象台「私的な記録、保管義務ない」 気象庁富士山測候所の職員が戦中から代々つづった「カンテラ日誌」の所在が不明になっている。日々の業務や苦労話に加え、米軍機のB29飛来や空襲に焼かれる眼下の街の様子も記載。英旅客機が近くに墜落する姿も記した。独自の視点で戦中戦後を記録した貴重な資料で、気象や歴史の研究者らから惜しむ声が上がっている。【荒木涼子】 「カンテラ」は石油などを燃料にした携帯用ランプ。日誌は、同測候所の支援拠点である御殿場基地事務所(静岡県御殿場市)に保管されていたが、2004年の測候所無人化と共に閉鎖された後は、同測候所を管轄した東京管区気象台(東京都千代田区)に移された。同気象台12年作成の「カンテラ日誌等保管状況調査表」によると、1936年から無人化まで68年間で計4

    気象庁:富士山頂日誌不明 測候所で68年、台風も戦争も | 毎日新聞
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    mojisan 2018/03/25
  • 1型糖尿病:打ち切られた障害年金 「社会保障のための増税」なんてウソっぱちだ! - 毎日新聞

    一昨年、1型糖尿病に苦しむ大阪府在住の主婦の障害基礎年金が突如、打ち切られた。重病人の命綱を断つような仕打ちはなぜ行われたのか。これは他人事(ひとごと)ではなさそうだ。「自己責任」の名の下になされる「弱者切り捨て」の実態に、硬骨のジャーナリストが迫る。 「何でやのん。これから、どうやって生きていったらいいのよ」 大阪府岸和田市の主婦・滝谷香(たきたにかおり)さん(35)はしばし呆然(ぼうぜん)とし、我に返った… この記事は有料記事です。 残り4771文字(全文4977文字)

    1型糖尿病:打ち切られた障害年金 「社会保障のための増税」なんてウソっぱちだ! - 毎日新聞
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    mojisan 2018/03/19
  • 今週の本棚:中村桂子・評 『AIvs.教科書が読めない子どもたち』=新井紀子・著 - 毎日新聞

    (東洋経済新報社・1620円) 人間にしかできないことを考える タイトルの中にAIを巡るこれからの社会のありようが凝縮されている。読み終ると、今何が問題であり、何をすれば人間が人間として生きる社会をつくれるかがかなりよく見えてくる。なんとも気持のよいだ。 囲碁や将棋のプロにコンピュータソフトが勝ち、AIは人間の能力を超えるとか、近い将来、ほとんどの仕事はAIにとって代られるなどと言われる。けれども、ゲームでビッグデータを背後にもつコンピュータが勝ったからと言って、ルールなどない日常でAIが優位に立つと言えるのだろうか。そもそも人間の能力とは何かがわからないのにそれを超えるとはなにをさすのだろうなど、素朴な疑問をもっていた。 それに書はこう答える。まず現在「真の意味のAI」は存在せず、「AI技術」があるだけなのに、後者を人々がAIと呼ぶための混同がある。実は、現在のAI技術が人類を滅ぼす

    今週の本棚:中村桂子・評 『AIvs.教科書が読めない子どもたち』=新井紀子・著 - 毎日新聞
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    mojisan 2018/03/18
  • 首相:止まらぬ朝日「口撃」 間違い、哀れ…持論展開 | 毎日新聞

    安倍晋三首相が先月末から国会の答弁で5回、学校法人「森友学園」問題に絡んで朝日新聞批判を展開した。自民党参院議員のフェイスブックにも朝日新聞を「哀れ」と書き込んだ。首相が公の場などで特定の報道機関のバッシングを続けるのは異例だ。識者は「首相は自分に都合のよい事実を切り取って自身への批判をすり替えている」と指摘する。【青島顕、川名壮志】 13日の衆院予算委員会。安倍首相は森友学園の籠池泰典前理事長が設置予定の学校名を「安倍晋三記念小学校」とする設置趣意書を出したとの籠池氏の証言を報じた昨年5月の朝日新聞の記事を取り上げた。「全く違った。国民の間に安倍晋三記念小学校だったということが浸透している。しかし実際は開成小学校だった」

    首相:止まらぬ朝日「口撃」 間違い、哀れ…持論展開 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/02/20
  • 五輪スケート:「勝て」と言わぬ支援者 小平、金の恩返し | 毎日新聞

    女子500メートルで優勝し、2位の李相花(右)、3位のエルバノバ(左)と並んで笑顔を見せる小平奈緒=江陵オーバルで2018年2月18日、佐々木順一撮影 【平昌・神足俊輔】一度も「勝て」と言われたことがない特別な支援者に、恩返しした。平昌冬季五輪は18日、スピードスケート女子500メートルに小平奈緒(31)が出場、金メダルを獲得した。信州大学卒業後、実績の少なさから所属先が決まらず、競技生活の続行も危ぶまれた。その時、手を差し伸べてくれたのが「相沢病院」(長野県松市)。五輪新記録で頂点に上り詰めた女王は「みんなに『ありがとう』と伝えたい」と目を潤ませた。 2009年の大学卒業間際。小平は苦境に立たされていた。大学での主な実績は、2年時の全日距離別選手権1000メートル優勝と、4年時の同選手権1500メートル優勝などで、世界に広く知られる存在ではなかった。

    五輪スケート:「勝て」と言わぬ支援者 小平、金の恩返し | 毎日新聞
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    mojisan 2018/02/18
  • 土記:心ざわつく不正=青野由利 | 毎日新聞

    <do-ki> 大学生のころ、学生実習でマウスに色素を注射する実験があった。 しっぽの付け根の静脈に注射針を刺す。不器用なので、なかなか入らない。失敗を重ね、なんとか青い色素を注入したが、問題はその後だ。 気の毒なマウスを解剖し、体の中を見る。その時の驚きが忘れられない。 全体が青く染まった内臓の中で、脳だけが白く浮かんで見えた。毒物などの脳への侵入を阻むバリアー「血液脳関門」に守られ、色素は脳に到達しなかったのだ。 古い話を思い出したのは、京大iPS細胞研究所が公表した論文不正がこのバリアーに関わるものだったからだ。

    土記:心ざわつく不正=青野由利 | 毎日新聞
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    mojisan 2018/01/27