「iモードの開発に携わっている責任者をだれか紹介してくれないかと頼まれた。会ってもらえないか」。ある人物を介してパナソニックモバイルコミュニケーションズの企画部長だった石井圭介へ面会を申し込んできたのは米アップルのスティーブ・ジョブズだった。石井がジョブズと交流を深めたのは2004年から。iPhoneが発売される3年ほど前だった。「パソコンで築いてきたビジネスモデルがこのままだとiモードに崩さ
2023年5月、バルミューダと京セラが相次いで個人向けスマートフォン事業からの撤退を発表し、FCNTが民事再生法を申請するなど、国内スマートフォンメーカーの撤退・破綻が相次いだ。一連の出来事に大きく影響しているのは国内スマートフォン市場を取り巻く“四重苦”というべき現状であり、今後も国内外問わず、スマートフォンメーカーの撤退・縮小が続く可能性がある。 バルミューダと京セラは撤退、FCNTは経営破綻 夏商戦を控え、メーカー各社からスマートフォン新機種が相次いで発表されている2023年5月。だがその一方で、スマートフォン市場に激震をもたらす出来事も相次いでいる。 口火を切ったのは家電メーカーのバルミューダだ。同社は2021年に「BALMUDA Phone」でスマートフォン市場へ参入、バルミューダらしい強いこだわりを盛り込んだことで注目された一方、それゆえにコストがかさみ性能と価格のバランスを大
最近、インターネット光回線を解約したという話をよく聞く。 俺の実家も光回線を解約していた。 戸建てなら月額約5000円する。年間6万円なのだからあまり使っていなければ無駄と判断されるのもわかる。(使っていても高いと感じるが) 代替手段としてWiMAXなどの無線通信でそれなりの通信量が使えるものに移行するのであれば理解できる。 しかし最近自分の周りに増えているのはスマートフォンだけで満足している人たちである。 そういう人たちはパソコンを使わない。(使わなくなる) 最近、日本以外でパソコンの普及率が再度上昇してきたという記事を読んだ。 しかし日本はそうなっていない。 それどころかインターネット固定回線を解約する人も(自分の周りでは)増えている。 昔と違って、今はインターネット回線がなければパソコンはタダの箱である。 回線がなければパソコンを使おうとは思わないし処分するだろう。これではいつまでた
08年当時、スマホvsガラケーの2項対立でガラケーが絶滅するだろう、と予測を嬉々と語る人に違和感があった。 市場調査で「インターネットを週に何回使いますか?」の問いに週に1日と答えちゃうような人がたくさんいるような日本で、本当に皆がパケ代上限まで払う必要があるのか?インフラはトラヒックをさばきれないのではないか?といった疑問からくる違和感だった。だから、2015年にスマホの普及率がせいぜい25%だ、とかそういう市場予測レポートを信じていた。ところが、昨年のクリスマス前後に携帯端末開発から聞いた情報を統合して驚愕した。 xxは2011年度で開発終了する、と。xxが開発終了するということは、2012年初頭にはあるキャリアのラインナップのほとんどがスマホに置き換わることを意味する。案の定、トラヒックは破綻寸前になり、定額制廃止の話も夏ぐらいからちらつき始めた。しかし、それはキャリア側にも問題があ
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