「Vim」が愛され続ける理由と、サンプルで学ぶ使い方:TechTargetジャパンエンジニア読本集 「Linux」の標準テキストエディタとして根強い人気のあるのが「Vim」だ。初心者にとってはなじみにくいVimを、使い勝手の良いツールにするためのコマンドやカスタマイズを学ぼう。
どのプログラミング言語を利用するのかは開発者にとって大きな悩みだ。プログラミング言語「C」やその派生言語である「C++」は、業務アプリケーションや組み込みシステムなど幅広い用途で利用されている。処理速度や制御のしやすさといった観点で、C/C++と他のプログラミング言語を比較することは珍しくない。 「Java」はC/C++の比較相手としてしばしば名前が挙がる。JavaとC/C++はプログラムを実行する仕組みが異なり、その違いのために従来「Javaは遅い」と評する開発者もいた。この意見は正しいのだろうか。他方でC/C++に代わるプログラミング言語として台頭しつつある「Rust」はどのような特性を持ち、なぜ支持を集めているのか。本資料は、そうした疑問に対する答えを提示する。C/C++以外の選択肢に目を向けるためのきっかけとして参考にしてほしい。
登大遊氏が憂う、日本のクラウド、セキュリティ、人材不足、“けしからん”文系的支配:ITmedia Security Week 2023 冬 2023年11月29日、アイティメディアが主催するセミナー「ITmedia Security Week 2023 冬」の「実践・クラウドセキュリティ」ゾーンで、情報処理推進機構(IPA)サイバー技術研究室 登大遊氏が「コンピュータ技術とサイバーセキュリティにおける日本の課題、人材育成法および将来展望」と題して講演した。日本における「ハッカー」と呼ぶべき登氏が初めてアイティメディアのセミナーに登壇し、独特の語り口から日本におけるエンジニアリングの“脆弱性”に斬り込んだ。本稿では、講演内容を要約する。
Microsoftは2023年10月13日(米国時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」の更新プログラムで新しい「Dev Drive」機能の提供を開始したと公式ブログで明らかにした。Dev Driveは、主要な開発者ワークロードのパフォーマンス向上のために使用できる新しい形式のストレージボリューム。 Dev Driveは、Microsoftの新しいファイルシステムである「Resilient File System」(ReFS)に基づいて構築されており、ストレージボリュームの設定とセキュリティのきめ細かな制御(信頼の指定、ウイルス対策の構成、アタッチするフィルターの管理など)が可能だ。 関連記事 WindowsのNTFSとReFSの違い Windows Server 2012で導入されたReFSは、耐障害性やスケーラビリティを向上させた新しいファイルシステムである。だがNTFS
クラウドネイティブをけん引してきた「Docker」10周年 前佛氏が「コンテナの価値を実感するのにちょうど良いタイミング」と断言する理由:「Dockerは枯れた技術になりつつある」 多くの企業でITインフラやシステム開発の在り方を見直す機運が高まりつつある。急速に変化するビジネス環境に対応するためには「クラウドネイティブ」の取り組みも欠かせない。さくらインターネットの前佛雅人氏は、2023年に10周年を迎えたDockerの歩みを振り返りながら、コンテナ技術が重要な理由や、開発や運用においてDockerコンテナを利用する際のポイントを解説した。 多くの企業でITインフラだけでなく、システムそのものの開発、改善、運用体制をモダナイズしていこうという機運が高まっている。急速に変化するビジネス環境に対応し、ITがより多くの価値を創出する環境として「クラウドネイティブ」にも注目が集まっている。だが、
Windows 10のサポート終了まで時間が少なくなってきた。とはいえ、「新しいPCを購入する予算がない」というのであれば、Windows風のユーザーインタフェース(UI)を採用したLinuxを使ってみるのはどうだろうか。ここでは、Windows 10にかなり似たUIを採用する「Wubuntu Cinnamon」を取り上げる。 Windows 11の代わりにWindows風Linuxに移行する Windows 10のサポート終了が迫ってきている。Windows 11にアップグレードするのが順当だが、PCの買い替えが必要な場合もある。このような場合、Windows 11ではなく、Windows風のユーザーインタフェース(UI)をサポートするLinuxを使って見るという手もある。本稿では、数あるWindows風Linuxの中からWindows 10風のUIをサポートする「Wubuntu Cin
C++はRustが登場する前から成熟度の高い言語だった。開発者はC++からRustに切り替える必要があるのだろうか。必ずしもそうとは限らない。C++とRustの品質、両言語の相違点と類似点を調べて、どちらのプログラミング言語を選ぶかを決めたい。 C++はRustが登場する前から成熟度の高い言語だった。開発者はC++からRustに切り替える必要があるのだろうか。必ずしもそうとは限らない。 新たなプロジェクトに携わるプログラマーは、プログラミング言語の選択肢が不足することはない。プログラミング言語「C++」と「Rust」は、 ブラウザベースのソフトウェアからビデオゲームに至るまで、さまざまなプロジェクトに適しており、それぞれに利点がある。 C++は効率的で信頼性の高いプログラミング言語だ。信頼性、パフォーマンス、スケーラビリティの高さから開発者はC++を選ぶ。C++の標準テンプレートライブラリ
TIOBE Softwareが発表したプログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」の2023月10月版では、JavaとC#のレーティングが1.2ポイントのわずかな差に縮まっている。 ソフトウェア品質の評価と追跡を手掛けるTIOBE Softwareは、2023年10月版の「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」(通称「TIOBEインデックス」)を発表した。 TIOBEインデックスはプログラミング言語の人気度を示すランキングで、同社が毎月更新している。2023年10月のランキングでは「Python」が14.82%で首位を維持した。2位~5位は「C」(12.08%)、「C++」(10.67%)、「Java」(8.92%)、「C#」(7.71%)だった。 Python、C、C#は、それぞれ長期にわたって首位、2位、5位を占めている。C++は6月にJavaを抜いて3位
Google開発者1000人が答えた「Rustのウワサ」、習得に6カ月以上かかる? 実は遅い? は本当か:Rustに関する5つの洞察 Googleのプログラミング言語や低レベルOS、ユーザー体験を研究する2人の博士がプログラミング言語「Rust」に関する記事を投稿した。以下、その内容を要約する。 Rustは、2015年にバージョン1.0に達したばかりの比較的新しいプログラミング言語だが、多くの機能を備えている。Rustが提供するパフォーマンスと安全性の保証に注目している開発者は、これまで使用していたプログラミング言語の代わりにRustを使用できるかどうかを考えざるを得ない。 例えば、「大企業が既存の環境でそれを使用しようとするとどうなるか?」「開発者が言語を習得するのにどれくらい時間がかかるか?」「習得したら、生産性は高まるのか?」といった疑問がわく。 Googleでは、特にコンシューマー
Microsoftは2023年2月21日(米国時間)、初学者向けにBashを解説する全20回の動画シリーズ「Bash for Beginners」をYouTubeで公開した。 開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」が2022年に実施した開発者調査でも、Bashは最も人気のある技術の7位に選ばれている。Bashは汎用(はんよう)性の高い強力なスクリプト言語であり、タスクの自動化、ファイルの管理、クラウド環境での作業などさまざまな領域で利用されている。 なぜBashの学習が他のスキルに役立つのか 関連記事 未経験者に「プログラミング言語」は求めない 調査で分かった企業が期待するスキルとは パーソルキャリアは、「doda ビジネスパーソンと企業の転職意識ギャップ調査」の結果を発表した。それによるとITエンジニア職「未経験歓迎」求人の割合は2年前(2021年1月)に比べて約3.0倍
「あるサービス用に開発した仕組みを全社共通の仕組みに変える」といったアプローチは決して珍しくない。一から仕組みを構築するよりは、先行事例としてうまくいっているものを流用したり機能拡張させたりする方が失敗は少ないからだ。 ただ、特定の目的に合わせて作った仕組みに汎用(はんよう)性を持たせることは簡単ではない。関係者なら誰でも使えるように環境を整備する必要があるし、運用の方法も全社での利用に合わせて変更しなければならない。 Cloud Operator Days Tokyo 2022のセッション「DMMプラットフォーム ゼロから始めるKubernetes運用 課題と改善」でDMMのpospome(ぽすぽめ)氏(マイクロサービスアーキテクトグループ SRE<Site Reliability Engineering>チーム)は、そうした「別の目的で構築された仕組み」の運用を引き継ぐときに起きた課題
ATT&CKは内容が濃過ぎる――無料で誰でもすぐ使える「ATT&CK Navigator」でサイバー攻撃の防御策、検知策を見てみた:MITRE ATT&CKで始める脅威ベースのセキュリティ対策入門(2) ここ数年一気に注目度が高まって進化した「脅威ベースのセキュリティ対策」。その実現を支援する「MITRE ATT&CK」(マイターアタック)について解説する連載。今回は、ATT&CKをより効果的に活用するための手段「Navigator」の使い方を解説する。 ここ数年一気に注目度が高まって進化した「脅威ベースのセキュリティ対策」。その実現を支援する「MITRE ATT&CK」(マイターアタック。以下、ATT&CK))について解説する本連載「MITRE ATT&CKで始める脅威ベースのセキュリティ対策入門」。前回は、概要や6つの使用方法について、具体例を挙げて解説しました。 ATT&CKには多く
「まず経営幹部が作った」、ノーコード開発で1万7000のアプリを生み出したLIXILは、アプリ開発の民主化をどう進めてきたか:アプリ乱立の収束も割り切って進める LIXILは「全従業員が開発者」を目指し、ノーコードアプリ開発ツールの全社展開を進めている。2021年10月に始まったこのプロジェクトで、既に約4000人の従業員が約1万7000のアプリケーションを開発した。 LIXILは2022年6月24日、同社におけるアプリ開発の民主化について説明した。ノーコードアプリケーション開発ツール「Google AppSheet」を使い、これまでに約4000人の従業員が約1万7000の業務アプリケーションを生み出したという。 Google Cloud主催の説明会で、LIXILの岩崎磨氏(常務役員 デジタル部門 システム開発運用統括部 リーダー)は、ノーコードアプリ開発の推進に関する承認を得る際、経営幹
Pythonの3大Webフレームワーク「Flask」「Django」「FastAPI」で急成長しているのは?:Pythonの年次開発者調査結果が公開 Python Software FoundationとJetBrainsは、共同で実施した年次Python開発者調査の結果をまとめた「Python Developers Survey 2021 Results」(2021年Python開発者アンケートの結果)を発表した。 Python Software Foundation(PSF)とチェコのJetBrainsは2022年6月3日、共同で実施した5回目の公式年次Python開発者調査の結果をまとめた「Python Developers Survey 2021 Results」(2021年Python開発者アンケートの結果)を発表した。 同調査は、Pythonとそれを取り巻くエコシステムの現状を
移行先として注目のUbuntu 世界市場では、企業の情報システムを支えるサーバ用OSとしてLinuxディストリビューションである「Ubuntu」の利用が近年急拡大している。しかし、日本企業の状況はやや異なり、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)との互換性を備える「CentOS」などのLinuxディストリビューションがいまだに上位に存在する。 「日本は保守的なところがあり、欧米、特に米国でトレンドが出てきてから、その後追いをする傾向があります。そのため、日本でのUbuntu導入、利用はこれからますます拡大していくと想定しています」と話すのは、Linuxのシステム開発、サービス提供で長年の実績を持つSRAの石田敦士氏(産業第1事業部 営業係長)だ。 その発言を後押しするように、日本のUbuntu採用を加速させるかもしれない話題の一つがある。CentOSの最新バージョ
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