参院選で初当選を確実にし、万歳をする長谷川岳氏(中央)。左手前は故町村信孝氏=札幌市中央区で2010年7月11日、木葉健二撮影 地元自治体職員などに対する威圧的言動で批判を浴びている自民党の長谷川岳参院議員(53)=北海道選挙区=が、中央省庁の官僚などにも同様の言動をしていた疑いが浮上した。国会議員による行政側や秘書などへの威圧的態度はこれまでも繰り返し問題視されてきた。なぜ言動をエスカレートさせる政治家は後を絶たないのか。田中信一郎・千葉商科大准教授(政治学)は「55年体制の不透明な関係性の延長線上に今回の問題がある」と指摘する。【聞き手・畠山嵩】 長谷川岳氏が「霞が関」でも威圧的な言動をしていた疑いが明らかになった。被害を訴える官僚らは「すさまじいパワハラ。議員を辞職すべきだ」と語る。 「絶対クビにしてやる」自民・長谷川岳氏、官僚にも威圧的言動か ※記事へのご意見、情報を情報提供フォー