元教諭の罰金刑確定へ=君が代起立妨害−最高裁 元教諭の罰金刑確定へ=君が代起立妨害−最高裁 東京都立板橋高校の卒業式で、君が代斉唱時の着席を呼び掛け、式を妨げたとして、威力業務妨害罪に問われた元同校教諭藤田勝久被告(70)について、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は17日までに、判決期日を7月7日に指定した。二審の判決変更に必要な弁論は開かれておらず、罰金20万円とした一、二審判決が確定する見通し。 一審東京地裁は2006年、呼び掛けを威力に当たると判断した上で、式がほぼ支障なく実施されたことなどから、懲役8月の求刑に対し、罰金刑を選択し、二審東京高裁も08年、支持していた。 二審判決によると、藤田被告は04年3月、来賓として出席予定だった同校卒業式の開始直前、保護者らに「国歌斉唱の時は着席を願います」と大声で呼び掛けるなどし、開式を約2分間遅らせた。(2011/06/17-23:5
大阪府が君が代を斉唱するときに起立しない教職員を処罰する条例案を検討している。何度も繰り返せば「段階を踏んで最後は免職」(橋下徹府知事)となるという。 現在は、各都道府県の教育委員会が文書などで起立を求め、従わない場合には処分を行っている。朝日新聞によると、東京都教委では、不起立の教員に1回目は戒告、2回目は減給、3回目以降は停職とし、2003年~10年度に合計15人が停職処分となっているが、免職はないという。府の条例案では府立学校だけでなく、政令市を除く市町村の小中学校の教職員も起立が義務づけられる。これまでなかった厳しい処分の免職となる可能性も出て来る。 維新の会の松井一郎幹事長は条例案について「思想信条の問題ではない。これまでの教育委員会の指導を順守するよう求める条例だ」と説明しているという。日本経済新聞によると、橋下知事は起立しない教員は「絶対に辞めさせる」と強硬姿勢を示している。
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