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福祉に関するnamawakariのブックマーク (197)

  • ナショナリティにも労働にも立脚しない普遍的な福祉なんてあるのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『世界』の4月号に掲載されている田村哲樹氏の「国家への信頼、社会における連帯――「高福祉高負担」の条件 ―― 」という論文が、福祉国家を支える哲学的基盤は何なのかという大問題の所在を極めて明瞭に示しているので、ちょっとコメントしておきます。 http://www.iwanami.co.jp/sekai/index.html 福祉国家を支える「我々意識」や「連帯」が衰退ないし解体しつつあるという認識のもとで、田村氏は4つの対応策を示します。第1は、個人化を所与の前提として個人の選択、ニーズに可能な限り応えていく行政サービス。しかしこれはもはや福祉国家ではないですね。第2は、ナショナリティの再興。第3は労働を共通性とした連帯の再生。第4がより普遍主義的な福祉制度。 そして、ナショナリティには排除がつきまとうから駄目だといい、労働については、男性稼ぎ手モデルではだめだとか、今後十分な雇用機会は供

    ナショナリティにも労働にも立脚しない普遍的な福祉なんてあるのか - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    namawakari
    namawakari 2016/07/25
    ″ベーシックインカムを軽々しく持ち出す人々に対して…拭いきれない疑問は、それが究極的には「同胞」意識にしか立脚できないにもかかわらず、なんだかそれを離れた空中楼閣の如きものとしてそれを描き出している”
  • 介護市場の経済学 - sunaharayのブログ

    名古屋大学の角谷快彦先生による著書。もとはシドニー大学の博士論文だったということ。政治学では博士論文の出版は最近ふつうになってきたけれども,経済学だと査読論文数をもって博士論文にすることが多いので,歴史系以外だと博士論文を著書として読むことは極めて珍しいように思う。ただ,書は経済学というだけでなくて行政学にも非常に近い分野の研究であり(JPARTとか行政学系の雑誌の引用も多い),日だと経済学者より行政学者の読者が多いかも。日で行政学で博論を書く人はこういう研究が増えていくように思う(希望的観測込み)。 前置きが長くなったけど,書の主張を極めて完結に言うと,介護のように「質」の低いサービスが利用者にとって大きな問題となる公共サービスを市場化する場合には,(1)ユニバーサルな給付,(2)利用者の状態に合わせた標準化,(3)価格競争の制限があると望ましいのではないか,さらにそのような市

    介護市場の経済学 - sunaharayのブログ
  • コストを語らずにきた代償 “絶望”的状況を迎え,われわれはどう振る舞うべきか - 医学書院/週刊医学界新聞

    今,がん領域では,抗PD-1抗体,抗PD-L1抗体,抗CTLA-4抗体などの免疫チェックポイント阻害薬が注目されている。日ではその中の1つ,抗PD-1抗体の「ニボルマブ」(オプジーボ®,MEMO)が2014年に「根治切除不能な悪性黒色腫」に対して承認され,2015年12月には「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」へ適応拡大された。従来の抗がん薬と異なる新しい作用機序を持つ同薬は,今後他のがん種にも適応が広がると予想され,大きな期待が寄せられている。しかし,國頭氏は,この免疫チェックポイント阻害薬の登場によって医療,それどころか国そのものの存続が脅かされると指摘する。一体,どこにその危険性があるというのだろうか。氏は,「すでに手遅れ」と語るが――。 ――まず,2015年に非小細胞肺がんへ適応拡大された免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが,どのような効果を持つ薬剤かを教えてください。 國

    コストを語らずにきた代償 “絶望”的状況を迎え,われわれはどう振る舞うべきか - 医学書院/週刊医学界新聞
    namawakari
    namawakari 2016/03/07
    ″近年の米国臨床腫瘍学会においても,治療によるベネフィットを毒性とコストで割った「value」という概念が強調され…統計学的な有意差のみを重視するのでなく,コストを含めて「治療の評価」を考える方向性”
  • マーク・ソーマ 「『福祉政策は貧困層を堕落させるという俗説』」 (2015年10月20日)

    Mark Thoma, The Myth of Welfare’s Corrupting Influence on the Poor’, (Economist’s View, October 20, 2015) 福祉政策は貧困層を堕落させるものであるという俗説 福祉政策が人間の行動に与える影響についての誤解を解こうというEduardo Porterの試み: 福祉政策は貧困層を堕落させるものであるという俗説: … これ程まで深く、アメリカ国民一般のイマジネーションに根付いた観念は、この、貧しい人々に対する政府援助が不品行を助長するだけであるという確信を措いて他にそうは無いだろう。 命題は特に保守陣営側から愛好されている… しかしニューディール政策の父であるあのフランクリン・デラノ・ルーズベルトでさえ福祉政策を 「一種催眠的な、隠微な、人間精神の破壊者」 と曾て呼んだ事があった。また 「我々

    マーク・ソーマ 「『福祉政策は貧困層を堕落させるという俗説』」 (2015年10月20日)
    namawakari
    namawakari 2015/11/21
    ″Banerjee教授は、世界中に広まっている福祉政策嫌悪の傾向は、実はアメリカ産の既製品の受け売りに過ぎないかも知れないと示唆する…「イデオロギーというものは、事実よりもずっと広まっているのです」 ”
  • やりくりが下手だから払えない?――現代家計の滞納問題/ 鳥山まどか / 教育学 | SYNODOS -シノドス-

    「滞納」という言葉を聞いて、なにを思い浮かべるだろうか。 学校給費の滞納問題や、高校授業料の滞納で卒業証書が発行されない生徒がいた問題を思い出す人がいるかもしれない。あるいは、国民健康保険料を支払わずにいたために訴訟になったり、給与等の差し押さえがなされることが多くなっているという話を耳にしたことのある人もいるだろう(北海道社会保障推進協議会『笑顔でくらしたい』第80号2015年2月)。 こうした滞納問題は、時に、個人のモラルの問題や、家計管理能力の低さの問題として語られる。「だらしがないから」「やりくりが下手だから」滞納する、あるいは、支払うべきものを支払う意思に欠ける人の問題だとみなされがちだ。 ここで、表1を見ていただきたい。これは、北海道で実施した、ひとり親世帯に対するアンケート調査結果から作成したものである。 表1 ひとり親家庭になってから経験した問題や困難(※1)(単位:人、

    やりくりが下手だから払えない?――現代家計の滞納問題/ 鳥山まどか / 教育学 | SYNODOS -シノドス-
  • 野宿生活の人たちを「あの連中」扱いして対立の構図にすることをMUFCのスーパースターが拒否するとき、AFCサポまでが感激する。

    中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

    野宿生活の人たちを「あの連中」扱いして対立の構図にすることをMUFCのスーパースターが拒否するとき、AFCサポまでが感激する。
  • 「自己責任だ」と説教しても、貧困問題は解決しない/大西連×柏木ハルコ『すぐそばにある「貧困」』刊行記念対談 - SYNODOS

    「自己責任だ」と説教しても、貧困問題は解決しない 大西連×柏木ハルコ『すぐそばにある「貧困」』刊行記念対談 社会 #ホームレス#すぐそばにある「貧困」 20代にしてNPO法人「もやい」理事長になった大西連氏の初の単著『すぐそばにある「貧困」』が上梓された。生活困窮者支援の現場をありのまま描くノンフィクションだ。今回は、刊行を記念して『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)作者である柏木ハルコ氏と対談を行った。(構成/山菜々子) 大西 今回は、ぼくのはじめての『すぐそばにある「貧困」』の記念対談ということで、漫画家・柏木ハルコさんとお話していきます。 柏木 よろしくお願します! 大西 柏木さんは、生活保護に向き合う新米ケースワーカーを描いた『健康で文化的な最低限度の生活』をお描きになられていますが、実はもやいにも取材にいらっしゃったんです。とにかくすごい取材量で、今や生活相談手帳まで読

    「自己責任だ」と説教しても、貧困問題は解決しない/大西連×柏木ハルコ『すぐそばにある「貧困」』刊行記念対談 - SYNODOS
    namawakari
    namawakari 2015/10/19
    ″「自己責任」って言うのは、最強の言い訳ワードなんです。その一言で見ないようにできる。「自己責任」と言われて言い返せる人なんてほとんどいません。自分自身の生活が100%高潔な人はいないと思うので。”
  • 映画「子宮に沈める」が示すもの:日経ビジネスオンライン

    当該の事件は、社会に衝撃を持って受け止められた。3歳と1歳の幼い子供を抱えるシングルマザーが、マンションの1室に2人のわが子を50日間にもわたって放置し、餓死させる。それは多くの人が、現代の日で起きるとは想定もしていない事件だった。 子供を置いて男性と出かけていき、その様子をウェブ上に公開するといった母親の行為は、批判という言葉では表せないほどの猛烈な反発に遭った。 一方で、社会が要求する「よき母親」としての役割と、現実の生活とのギャップに追い詰められた彼女の境遇は、社会に重い課題も投げかけた。 育児放棄による餓死という結果自体は異様そのものだったが、家族や周囲との人間関係にトラブルがあり、経済的にも困窮していたという事件の背景は、増加を続けるひとり親世帯が抱える深刻な問題に、光を当てることになった。 そこにないはずのカメラ ここで取り上げたい「子宮に沈める」という映画は、フィクションだ

    映画「子宮に沈める」が示すもの:日経ビジネスオンライン
  • 岡村重夫のすすめ

    必要あって、岡村重夫の著書・論文を渉猟しつつありますが、優れた学者だったと改めて思っています。管見の限りでは、日の社会福祉学が生み出した学者ではピカイチだと思います。 もちろん、私のような認識を持っている人は決して少なくないと見えて、今日でも「岡村理論」をどう継承すべきかについて論ずるタイプの著書などが出版されてもいるところです。ただ、それらの論考の多くは、岡村の議論を咀嚼するので精一杯という印象のものであるのも事実です。 これは重要なことですが、岡村の社会理論を咀嚼するだけでは継承になりません。その限界をきちんと指摘して、どう乗り越えるかを示してこそ継承に値します。現状でそのようなタイプの議論がほとんどないのは、かなり深刻な問題で、このままでは岡村の議論は総括されないまま学説史に埋もれてゆくことになってしまうでしょう。 その点からいえば、社会福祉学の研究者は、M.ウェーバーのいう、学問

  • 「利用者のため」が虐待に行きついたとしたら - 泣きやむまで 泣くといい

    業界関係者には、それなりに衝撃が走っているのではないか、と思う。 障害者施設で虐待か 長崎県が処分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150226/k10015779301000.html 世間は「また虐待か」ぐらいの印象かもしれないが、その障害者施設の運営法人が「南高愛隣会」である。「誰もが優良企業と思ってきた会社の不祥事」ぐらいの意味をもっている。「マクドナルド」や「ワタミ」が事件を起こすのとは、わけが違う。 改善命令を受けたのは、障害者の生活援助や就労支援を行っている雲仙市の社会福祉法人、「南高愛隣会」です。 長崎県によりますと、この法人が運営する雲仙市などの4つの施設で、平成17年ごろから平成24年にかけて、▽興奮状態になった男性の利用者を職員が馬乗りになって押さえつけあばら骨を折るけがをさせたり▽宿直の男性職員が障害のある女性利用者に複数回にわた

    「利用者のため」が虐待に行きついたとしたら - 泣きやむまで 泣くといい
    namawakari
    namawakari 2015/02/28
    割と他人事ではない。この分野は、単にマネジメントと組織化を進めれば大きくなっても大丈夫、というものではないので難しい。おそらくどの組織も苦慮している問題。
  • 福祉についての社会的ダーウィニズムと保守の違い - 忘却からの帰還〜Intelligent Design

    忘却からの帰還〜Intelligent Design 創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など トップページページ一覧メンバー編集 福祉についての社会的ダーウィニズムと保守の違い 最終更新: transact 2015年02月13日(金) 23:13:03履歴 Tweet インテリジェントデザイン概説>自然選択をめぐって, STSとしてのインテリジェントデザイン 福祉についての社会的ダーウィニズムと保守の違い 20世紀初頭の社会的ダーウィニストは「貧者は自活すべきであり、援助を与えられるべきではない」と考えつつも、ある程度の福祉は容認していた。それでも... The simpler aspects of social Darwinism followed the earlier Malthusian ideas that humans, especially

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  • 発信・受信できる福祉のために - 泣きやむまで 泣くといい

    ずっと過酷な日々が続いていた。まだ続いている。 1月から新しい事業所を始められた。いわゆる放課後等デイサービス。国が「儲けすぎ」と標的にしており、間もなく公表されるであろう次年度の報酬単価でも何らかの影響が見込まれている事業である。 周辺地域でうさんくさい事業者が次々と放課後等デイを開設する中、収益性が高い支援にしか手を出さない人たちとはいっしょにされたくない思いは今もあるが、法人の今後を考えると既存のやり方ではもう限界だった。これで放課後の支援は経営的に少し改善される、はず。 営利企業なども含めて参入条件はどんどん緩和されていく一方で、建物等への規制は非常に厳しく、地域で事業ができる物件がほとんど見つからなかったことは、たぶん過去にも書いた。土地を借りて、小さな建物でも新築するしかないかと思っていたところ、大きめの建物が広さの割には安く使える可能性が出てきて、それから2年あまり。 助成金

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  • masaの介護福祉情報裏板 : 介護報酬−2.27%の影響 - livedoor Blog(ブログ)

    介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。 次期介護報酬は、H15年度の―2.3%の最大引き下げ率を「若干」下回る−2.27%で決着した。 しかしこれによって収支差率が高いとされる特養や通所介護は、全体の中でさらなるマイナス査定となり、特養の処遇改善加算を除く体報酬は、マイナス4.5%という数字も示されており非常に厳しい状況である。 (地域区分の、その他の地域については、区分変更によるマイナスがここに加わってくる。) そもそも厚労省の経営実態調査は諸団体の調査とずいぶん違いがあるにもかかわらず、その数字と一部で声高く唱えられている内部留保金平均3億円という実態のない数字のみを根拠にした報酬削減は経営実態を反映しておらず、頑張って高品質サービスと、職員の待遇向上に

    namawakari
    namawakari 2015/01/13
    次の改定までの3年の間に、各地の介護現場がボロボロになるのは目に見えている、その次に雀の涙のプラス改定でお茶を濁すという流れかなと。政府が目先の3年をケチったばかりに、ツケが長期間残ることになるだろう
  • 生活保護の根拠は血か働く意欲か - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    7月18日の最高裁判決については、すでにマスコミ報道や評論などで取り上げられていますが、少なくとも法律的ロジックに関していえば、判決文が1946年の旧生活保護法と1950年の現行生活保護法の規定ぶりの違いを理由に、こう述べていることにそれほど付け加えるべきことはありません。 4 しかしながら,原審の上記判断は是認することができない。その理由は,次のとおりである。 (1)前記2(2)アのとおり,旧生活保護法は,その適用の対象につき「国民」であるか否かを区別していなかったのに対し,現行の生活保護法は,1条及び2条において,その適用の対象につき「国民」と定めたものであり,このように同法の適用の対象につき定めた上記各条にいう「国民」とは日国民を意味するものであって,外国人はこれに含まれないものと解される。 そして,現行の生活保護法が制定された後,現在に至るまでの間,同法の適用を受ける者の範囲を一

    生活保護の根拠は血か働く意欲か - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 『NHKはなぜ生活保護のことを伝えないのか~NHKスペシャル「女性たちの貧困」を視て』

    騰奔静想~司法書士とくたけさとこの「つれづれ日記」大阪の柏原市で司法書士をやってる徳武聡子といいます。 仕事のかたわら、あっちこっち走り回ったり、もの思いにふけったり。 いろいろお伝えしていきます。 (TW、FBでの投稿も含んでいますが、あらためて書きます。) NHKスペシャル「調査報告 女性達の貧困~”新たな連鎖”の衝撃~」を視た。 たしかに衝撃だった。 冒頭に、ネットカフェで暮らす14歳と19歳の姉妹 (後から母親も同じネットカフェで暮らしていることが取りあげられた)。 8万円のバイト料で、病気で収入の少ないの母親を含め家族4人の生計を支える19歳の女性。 結婚など考えられない、余裕がないとつぶやく20代の女性。 親の離婚、病気などなど、様々な理由で貧困に陥り、働いて家族と自分を支え、それでも将来の夢(生活の安定)に向けて努力する女性達が描かれていた。 新宿区内のネットカフェに暮らす姉

    『NHKはなぜ生活保護のことを伝えないのか~NHKスペシャル「女性たちの貧困」を視て』
    namawakari
    namawakari 2014/04/28
    問題を顕在化させた功績を前提として“行政の責任についての視点がが完全に抜け落ちている”という批判は至極まっとう。/生活保護にいたるルートがない、水際作戦で断られた、などはそれら自体が問題化できるはず。
  • <介護職>低い賃金で疲弊 相次ぐ離職「仕事夢ない」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    過酷さの割に賃金が低いと指摘される介護職。政府も手は打ってきたものの、依然、他業種との格差は埋まらない。人材確保には、賃金アップか外国人の活用か−−。ここへきて国の姿勢も揺れている。【遠藤拓、佐藤丈一、中島和哉】  常夜灯がぼんやり照らす廊下を、おむつやタオル、ごみ箱を積んだ台車が行き来する。11日深夜。東京都葛飾区の特別養護老人ホーム(特養)「葛飾やすらぎの郷」に勤めて3年目、生活援助員の宮崎梓さん(22)の夜は長い。 1フロアには約40人が入居する。大半は80〜90歳代で7割は認知症だ。同僚と2人、一晩で4回は巡回し、おむつを替え、トイレを介助し、体位を変える。消灯後も徘徊(はいかい)する人はいるし、繰り返し呼び出しボタンを押す人もいる。 ひと息つけるのは午後11時の事と2時間の仮眠の間だけ。「朝方トイレに行きたくなりそう。でも、呼ばないようにする」。そう気遣う女性入居者に、宮

    <介護職>低い賃金で疲弊 相次ぐ離職「仕事夢ない」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
    namawakari
    namawakari 2014/04/27
    “政府も手は打ってきたものの”どこを見たらそういうことが書けるんだ?介護報酬なんてロクにあがってねえよ。
  • 生活保護の不正受給と相続税の非違件数 - 紙屋研究所

    福岡市が5月くらいから「生活保護ホットライン」っていうのをはじめるそうだが、「市民からの保護を要する人に関する情報」っていうのはいいんだけど、「生活保護に関する不正行為等の情報」「その他の生活保護の情報(アルコールやギャンブルなどによる生活の乱れ等)」っていうのはひどい。 市議会で共産党議員が質問している。 https://www.youtube.com/watch?v=ntfuyjOlgFI#t=55m15s 「生活保護世帯は酒飲んだらダメなの?」「ぜいたくな事をしてたり、立派な服を着てるのも通報対象になるの?」「そもそも誰が生活保護受けてるか、市民は知らないはずでしょ。守秘義務があんのに。いい加減な情報集めるのに公金使うわけ?」とか聞いている。 「ええっと、電話で正しい知識も普及できますんで」とか、答弁してるけど、相当苦しい言い訳だな。市民監視で、生活保護世帯を「二級市民」扱いして、

    生活保護の不正受給と相続税の非違件数 - 紙屋研究所
  • 47NEWS(よんななニュース)

    国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 「路頭に迷いつつある都市」渋谷から見える日社会の未来、カルチャーの行方とは? 社会学者の吉見俊哉さんとアーティストの宇川直宏さんが渋谷パルコで対談「渋谷半世紀」~若者の聖地の今~

    47NEWS(よんななニュース)
    namawakari
    namawakari 2014/03/23
    支援するという発想ゼロ。/我々が望んだディストピアはすでに実現されていたのだ。
  • “広田・橋本・岩下編 『福祉国家と教育』を読む(提案)” 前編 (てか前置き) - もどきの部屋 education, sociology, history

    いや書いた人の一人なわけですが、という話ではある。 そしてあらかじめ断っておきたいが、エントリは前置きだけに終始する。 それにしても、この(広田照幸・橋伸也・岩下誠編『福祉国家と教育――比較教育社会史の新たな展開に向けて』昭和堂、2013年)を通しで全編読んだ/読めた人というのは、たぶん現時点で地球上に6人ぐらいしかいないのではないか。そのうち3人は編者だろう。「読めて」いるかは怪しいが、私は「読んだ」。しかしそれは「一冊通しで何が言われているか報告してほしい」という依頼を受けたからである(エントリに続くであろう「後編」は、そのざっくりとしたメモを予定している)。 このを手にとった人のほとんどは、自分の(研究)関心に近い時代/地域を扱った章のみの「つまみ読み」といったところだろう。素人さんはまず手にとらない。ということは「営業」的には苦戦である。昭和堂さん、がんばって。編者の一人

    “広田・橋本・岩下編 『福祉国家と教育』を読む(提案)” 前編 (てか前置き) - もどきの部屋 education, sociology, history
  • 白黒つけずに揺れ続けることのススメ - 泣きやむまで 泣くといい

    の紹介をしたいのだが、はじめに少しだけ説明がいる。 今から10数年前、障害児の地域生活を支える仕組みというのはほとんど無いに等しかった。切羽詰まった親や福祉関係者、ボランティアなど危機感を抱いた人々は各地で取り組みをはじめる。もちろん持続可能な運営を続けていくのは簡単ではない。 そのうちに一部の自治体が脆弱ながらも仕組みを作りはじめる。公費が入れば、自由な支援はできない。制度上でやってよい支援とやってはいけない支援が生まれる。わずかばかりの金をもらうがための代償を感じながら、それでも何もない時代よりは前進しているのだと自らを納得させながら支援は生み出されていった。 そのような中、北海道で一切の公費を受けずに障害児の支援をするところが現れた。入所施設を飛び出した女性が作ったのだと言う。あっという間に有名になった。その名は『ぴっころ』。時間あたりの単価を決め、あとは利用者がスタッフをどのよう