河野啓三「またステージで演奏できるように」…脳出血後遺症でT-SQUARE退団 2枚 日本を代表するポップ・インストゥルメンタル・バンド「T-SQUARE」を20年にわたり支え、“音楽総指揮官”的存在だったキーボードの河野啓三(49)が、8月末をもって退団した。T-SQUAREは10月に異例の送別アルバムとなる3枚組「Crème de la Crème」をリリース。最大限の愛と友情で送り出された河野が、愛するバンドに別れを告げる決断をした理由や、現在の心境を明かした。 退団を決めた理由は、昨年2月6日に発症した脳出血の後遺症が「思いの外重度」だったためだ。「左足、左手は、運動機能としては著しく落ちている、なかなか回復してこない状態」だという。 昨年12月にライブ復帰し、今年6月に発表したニューアルバム「AI FACTORY」ではメンバーのサポートも受けて作曲、演奏で参加した。メンバーの気遣