朝鮮半島を南北に分断する非武装地帯(Demilitarized Zone、DMZ)からほど近い、韓国・坡州(Paju)の検問所を通過し、開城(Kaesong)工業団地に向かう韓国の企業関係者ら(2013年9月16日撮影)。(c)AFP/KIM DOO-HO 【9月16日 AFP】韓国と北朝鮮の間での軍事的緊張の高まりから稼働が止まっていた両国の共同運営事業、開城(Kaesong)工業団地が16日、5か月ぶりに再開し、韓国の企業関係者らが南北軍事境界線を越えて北側に入った。 南北関係の改善に向けて協議を重ねた両国は、最近になって同団地の操業再開で合意に至っていた。現地時間16日午前8時30分過ぎ、関係者らをのせたトラックなど数十台が境界線を越えて工業団地へと向かった。 北朝鮮は今年初め、連日のように核攻撃をちらつかせて韓国を威嚇して両国間の軍事的緊張を数か月にわたり高めた末、4月上旬に開城工
対中傾斜に「ちょっと待てよ」 A:鈴置さんの日経ビジネスオンラインの記事を毎回読んでいます。「韓国が中国にどんどん引き寄せられる」との視点で書かれた一連の記事はとても面白い。実際にその通りですし、にもかかわらず、韓国の新聞はこれほどはっきりと書かないからです。 ただ、ソウルの空気の微妙な変化にも留意すべきと思います。6月末の訪中時に朴槿恵大統領は大歓迎されました。それを見て韓国人は有頂天になりました。 でも時間がたつにつれ、朴槿恵政権の対中傾斜に「ちょっと待てよ」というムードが生まれたのです。まず、朴槿恵政権と距離を置く東亜日報が、過度の対中接近を警戒する記事をいくつか載せました。 鈴置:代表的な記事が7月1日付の、北京特派員の書いたコラム 「韓中関係は易交難深――交わりを始めるのは簡単だが深めるのは難しい」ですね。 「韓中首脳会談で我が国は中国の掌の上に乗ってしまったのではないか」との
【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会の国際貿易研究院が2日に発表した報告書によると、円安による影響で4月の対日貿易赤字の規模が31億ドル(約3114円)と28カ月ぶりの高水準になった。 両国の輸出商品の競合度を示す指数も2008年の世界金融危機時(0.456)以降で最も高い0.481に達した。同指数は世界市場で競合する韓日企業の商品の比率を表すもので化学や石油製品、輸送機械、医薬品などが高かった。 報告書は、円のレートが対ドルで10%下落した場合、2012年基準で韓国企業の営業利益が87兆7000億ウォン(7兆7829億円)から82兆9000億ウォンに4兆8000億ウォン(5.5%)減り、営業利益率も5.04%から4.83%に下落すると分析した。 企業の規模別では、輸出の割合が高い大企業の営業利益減少幅(6.3%)が中小企業(3.9%)を上回った。 業種別では石油化学や自動車、電機・電子、機
▼2003年 6月30日 施設(1段階)の着工式 ▼2004年 12月15日 初めて製品を生産 ▼2006年 11月21日 北朝鮮労働者が1万人突破 ▼2007年 1月30日 総生産額1億ドル達成 ▼2008年 12月 1日 北朝鮮、常駐人員を880人に制限するなどの事業縮小措置 ▼2009年 3月 北朝鮮、韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」中に陸路通行を3度遮断 ▼2009年 5月15日 北朝鮮、韓国に団地関連法規・契約の無効を通告 ▼2009年 6月 8日 韓国の衣類業者が初めて団地から撤退 ▼2009年 9月 1日 北朝鮮、常駐人員制限などの措置を解除。南北間陸路通行も正常化 ▼2010年 5月24日 韓国海軍哨戒艦撃沈事件をめぐる制裁措置、韓国が団地への新規投資を禁止 ▼2010年 11月24日 延坪島への砲撃事件受け、韓国政府が団地への訪問を一時禁止 ▼20
挑発的な言動を続け朝鮮半島の緊張を高めている北朝鮮は、30日、韓国と共同で運営するケソン工業団地について、「南側がわれわれの尊厳を冒とくするならば、容赦なく閉鎖する」と韓国側に強く警告しました。 北朝鮮南西部にあるケソン工業団地は韓国と北朝鮮が共同で運営し、韓国の中小企業の工場でおよそ5万人の北朝鮮の労働者が働く南北の経済協力の象徴となっています。 北朝鮮側で工業団地の管理を担当する開発指導総局は、30日、国営メディアを通じて談話を発表し、「南北関係が完全に破綻した厳しい状況のもとでもケソン工業団地が維持されているのは、われわれが南側の企業を考慮して自制しているためだ」と強調しました。 そのうえで、「南側がわれわれの尊厳を冒とくするならば、ケソン工業団地を容赦なく閉鎖する。工業団地の運命は南側の態度いかんにかかっている」と、アメリカと合同軍事演習を続ける韓国側に強く警告しました。 ただ、ケ
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