池田信夫氏は、“植村氏が1992年1月の記事を書いた”など、取材もせずに勝手に決め付けた上で捏造記者扱いしています。 植村氏が、西岡力氏に続いて櫻井よしこ氏を提訴すると、さすがに池田氏自らが提訴されることに怯えてか、名誉毀損行為に対して言い訳をしています。 彼が事実誤認だと指摘しているのは、1992年1月の「慰安所 軍関与示す資料」の記事を植村氏のものと私が書いた点だが、これは昨年12月22日に発表された朝日新聞の第三者委員会の報告書で次のように事実関係が明らかにされた。 吉見氏は1991年の年末に資料の存在について東京社会部の記者であった辰濃哲郎に連絡をしたと言い、上記朝刊1面記事を中心となって執筆した辰濃は、1991年の年末に吉見氏から連絡を受けて過去の政府答弁などを調べ、当該資料の存在にはニュース性があると判断して記事化を考えた。 これは辰濃氏自身も『朝日新聞 日本型組織の崩壊』で認