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  • 韓国は「帰らざる橋」を渡る:日経ビジネスオンライン

    朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が中国の抗日式典に参加した。韓国は米国陣営から中国側へと大きく踏み出した。この国は「帰らざる橋」を渡っている。 中国から盃 9月3日に北京で開かれた抗日式典――抗日戦勝70周年記念式典に朴槿恵大統領が参加しました。 鈴置:これで韓国は一気に中国側に寄りました。同盟国である米国の要請を無視し、その仮想敵の言いなりになったのです。韓国人は米中等距離外交を展開しているつもりです。しかし周りからは「中国から盃(さかずき)をもらった」と見なされました。 韓国は米国とはまだ同盟を結んでいますから、北東アジアには実に奇妙な――米中対立が深まる中、米国の同盟国が中国と行動をともにするという奇妙な構図が出現したのです。 天安門の衝撃 天安門の壇上で習近平主席が演説しました。その真下の雛段で、朴槿恵大統領はプーチン大統領と並んで演説に聞き入りました。 鈴置:そんな3ショット映像を見

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    nekosichi
    nekosichi 2015/09/07
  • 「韓国外し」に乗り出した安倍政権:日経ビジネスオンライン

    「安倍談話」は韓国を完全に無視した。「韓国外し」の狼煙だ。 3つの言葉を要求した韓国 安倍晋三首相が8月14日に「戦後70年談話」を出しました。これに対し、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は「物足りない部分がある」と言いながらも、一定の評価をしました。 鈴置:韓国はもっと怒るべきなのですが……。なにせ「安倍談話」は韓国を完全に無視したのです。よく読むと、安倍首相の眼中に韓国という国など、一切ないことが分かります。 談話には「韓国」「植民地」という単語も入っています。それでも韓国を無視したというのですか? 鈴置:その通りです。まず、韓国とこの談話の関係を説明します。韓国は朴槿恵大統領が先頭に立って「河野談話」(1993年)と「村山談話」(1995年)で日が打ち出した歴史認識を「戦後70年談話」でも継承するよう繰り返し求めました。 柳興洙(ユ・フンス)駐日大使は4月22日、東京での講演で「植民地

    「韓国外し」に乗り出した安倍政権:日経ビジネスオンライン
    nekosichi
    nekosichi 2015/08/20
    明らかなことは、米国から韓国への配慮についての要請がないということだろう。韓国政府は、米国政府との距離感が広がっていることをもう少し重く受け止めるべき。
  • 「日本で反中感情が高まるのは理解できる」:日経ビジネスオンライン

    中国の行動についての懸念が高まっている。ASEAN(東南アジア諸国連合)外相会議は8月6日、共同声明に「一部からは南シナ海の埋め立てに深刻な懸念が示された」との文言を盛り込んだ。名指しこそしていないものの、中国の行為を指している。 7月には、米連邦政府の人事管理局(OPM)がサイバー攻撃を受け、2000万人を超える職員らの情報が盗まれる事件が発生した。ジェームス・クラッパー米国家情報長官が中国が「最有力容疑者」であると発言したことを米紙が報道している。 今後、中国はどのような方向に歩みを進めるのか。オバマ第1次政権で、ヒラリー・クリントン国務長官(当時)の下で国務副長官を務めたジェームズ・スタインバーグ氏(現シラキュース大学マックスウェル行政大学院院長)に中国観を聞いた。(聞き手は森 永輔) 中国が主導するアジアインフラ開発銀行(AIIB)の取り組みについてお伺いします。米国は、自国の安全

    「日本で反中感情が高まるのは理解できる」:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2015/08/20
  • 日豪印「同盟」で日本の安全保障が変わる!:日経ビジネスオンライン

    長尾 賢 ハドソン研究所研究員 ハドソン研究所研究員/未来工学研究所研究員/学習院大学東洋文化研究所客員研究員/日戦略研究フォーラム研究員/安全保障外交研究会アソシエイツ/人間文化研究機構現代インド地域研究研究協力者/日安全保障戦略研究所研究員/スリランカ国家安全保障研究所(INSSSL)上級研究員/インディアン・ミリタリー・レヴュー上級研究員 この著者の記事を見る

    日豪印「同盟」で日本の安全保障が変わる!:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2015/08/20
    どちらかというと主眼はこっちだと思う。国際秩序の判断を中国にさせなくてはいけない。
  • 「安保はまだ難しかったかい?」:日経ビジネスオンライン

    安保関連法案が衆院平和安全法制特別委員会で可決された。 採決の過程が、与党のみによる単独可決で、いわゆる「強行採決」だったことが批判の的になっている。 新聞各社の社説でも、《戦後の歩み覆す暴挙》(朝日新聞)《「違憲」立法は許さない》(東京新聞)と、さんざんな言われようだ。 まあ、問題だとは思う。 とはいえ、政権与党が単独で議決可能な議席数を確保している以上、最後の手段として自分たちだけで法案を可決することは、言ってみれば彼らの権限でもある。 おすすめできるやり方だとは思わないし、憲政の王道だとはなおのこと思わない。 でも、最低限、違法ではない。 強行採決は、多数決民主主義を支える建前になっている国会審議が膠着状態に陥った場合の最後の手段として、これまでにも度々用いられてきた手法だ。 早い話、野党の側が審議拒否をすることと、与党が強行採決に持ち込むことは、通常の議論が決裂した場合のお約束の大

    「安保はまだ難しかったかい?」:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2015/07/17
    大前提として、中国の軍備増強を脅威と考えますか?考えませんか?というところから議論すべきなんだよと思う。
  • 米国保守派の本音?「やはり中国をやっつけるしかない」:日経ビジネスオンライン

    米国の有名シンクタンクが4月、「米保守派の音」と呼べるほど強硬な対中政策に関する報告書を発表した。 まず核心と言える部分を抜粋するので、お読みいただきたい。「中国はアジア地域で米国の力を試そうとしている。米国は、そうした抵抗勢力と戦わなくてはいけない。そして彼らを打ち負かすための戦略を練り上げなくてはいけない」。 打ち負かす(defeat)を口語訳すれば「やっつける」となる。このような表現が全70ページの中で7回も使われている。米国と同盟関係にある日に対して使うことはない。つまり、中国と既存の協調路線を模索する一方で、最終的には「やっつけるしかない」という考え方を表している。 この報告書のタイトルは『中国に対する国家戦略の変更』。発表したのは外交問題評議会(CFR)というシンクタンクだ。CFRは1921年にニューヨークに設立された非営利団体で、主に米国の外交政策について提言している。

    米国保守派の本音?「やはり中国をやっつけるしかない」:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2015/05/13
    残念な事に日本の思惑ってこれだよね。この戦争に勝てば、アメリカの腰巾着としてしばらくは安泰になるわけで。オプションの一つとしては間違っていないと思う。
  • W杯初戦に向けたザックジャパンの現状:日経ビジネスオンライン

    ワールドカップ大会を前に、国内でキプロスと、その後アメリカに渡りコスタリカ、ザンビアと強化試合を終えたザックジャパンは、初戦のコートジボワール戦に向けてブラジルでの最終調整に入った。 直前の3つの強化試合では、結果的にいずれも勝利を収められた。しかし、キプロス戦では高いボール支配率を維持したものの内田篤人の1ゴールに留まった。コスタリカ、ザンビアにはともに先制点を許し、苦しい展開の中でなんとか逆転勝利を収めることができた。田はこの3試合にフル出場し、ザッケローニからの揺るがない信頼を感じとれたが、ピッチの上で十分なパフォーマンスを示すことができず、初戦までに復調するか不安視する声が多く聞かれた。 ザッケローニは、これまでの固定していたメンバーでの戦いから一転して、メンバーを固めず最後の最後まで競わせるというスタンスに切り替えたが、実情では、調子ではない固定メンバー(田、内田、長谷部

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    nekosichi 2014/06/13
  • 世界で大論争、大著『21世紀の資本論』で考える良い不平等と悪い不平等:日経ビジネスオンライン

    フランス人経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty)氏が書いた『21世紀の資論(Capital in the Twenty-First Century)』が今、米国をはじめ世界中で注目を集め、売れに売れまくっている。700ページ程の分厚い経済書としては異例の出来事だ。皮肉にも、ピケティが上位1パーセントの高額所得者に仲間入りするのは確実だ。『資論』出版のタイミングと誰にでも理解できる大胆な政策提言(富裕層から富を税金で奪い取れ)は、米国政治の右派と左派の感情を刺激するには完璧であった。 2008年に始まった世界金融危機以降、一般大衆は失業や低賃金など経済苦境を長く経験してきた。同時に、かれらは金融危機を引き起こした張人であるはずの、投資銀行の最高経営責任者(CEO)達が一般労働者の1000倍近い超高額報酬を得ているのを見ている。 そして、多くの人びとが資主義そのものに疑

    世界で大論争、大著『21世紀の資本論』で考える良い不平等と悪い不平等:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2014/06/03
  • 「日本は冷たくなった」と怒る韓国人:日経ビジネスオンライン

    中国に寄りすぎた」 木村:鈴置さんとのこれまでの対談でも、ずっと観察してきた韓国中国シフト。朴槿恵外交を支持してきた保守メディアが、ついに2013年秋頃から「中国に寄り過ぎてもまずい」と主張し始めました(「天動説で四面楚歌に陥った韓国」参照)。 日についても「これ以上関係が悪くなれば支障が出かねない。実利のために関係を改善すべきだ」との記事が載るようになりました。最近では、日を活用すべきとの意味で「用日」との表現も使われています。 メディアの主張に留まらず外交部や、青瓦台(大統領府)周辺の人々も、ほぼ同じ時期に「日との関係を立て直そう」と動き出しています。 ただ、韓国政府の「丸」である朴槿恵大統領と最側近がどう考えているのか、はっきりしません。果たしてメディアや外交部の「焦り」が青瓦台の中枢部にも共有されているのか……。言えることは、日だけではなく中国や米国との関係も含め、韓

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    nekosichi 2014/02/12
  • 靖国参拝さえなかったら…:日経ビジネスオンライン

    萱野:国境紛争に限らず、中国韓国との関係悪化はしばらく続くでしょうね。15年前と比べるなら、このかんにどれだけ中国韓国との関係悪化が進んだかがわかると思います。私たちも、もはやそれに慣れっこになってしまいました。とりわけ中国韓国との国境紛争が解決の方向に進むことは当面ないでしょう。むしろ、解決というよりは、これ以上状況を悪化させないよう現状維持に努めることをまずは考えたほうがいいぐらいです。 ただ、関係悪化は何も日中・日韓のあいだだけの話ではありません。歴史問題ひとつとっても、実は中韓のあいだの対立のほうが根深い。高句麗は朝鮮民族の独立国家だったのか、中国史のなかの単なる地方政府に過ぎなかったのか、といった論争や、満州はもともと朝鮮民族の土地だったのではないか、といった論争ですね。 これは韓国にとっては自国民のアイデンティティにかかわる相当大きな問題です。朝鮮民族はユーラシア大陸にお

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    nekosichi 2014/01/30
    逆に配慮しまくってたはずのこの数十年は何かいいことがあったというのだろうか?それを知りたい。
  • 米国が韓国に愛想を尽かす日:日経ビジネスオンライン

    北の核武装は米国のせい 北朝鮮が核恫喝の声を高めています。焦った韓国中国を頼ろうと「米中二股外交」に動きます。あれだけ面倒を見てきた同盟国から見限られてしまった米国は、どうするのでしょうか。 鈴置:米国は必死で力を誇示しています。韓国に核の傘を改めて保証したり、最新鋭兵器を送って米国の関与を強調したり。北朝鮮ににらみを利かせるだけではなく、韓国から信頼を取り戻すのが狙いでしょう。 しかし、北朝鮮の核開発を阻止できなかった米国に韓国人は不満を高めています。文ジョンイン延世大学教授は4月8日付の中央日報に「米国はなぜ、北の核への対応に失敗したのか」なる一文を寄せました。 文ジョンイン教授は「平壌の誤った行いばかりを責めるのではなく、自身の政策的過誤も省みなければならない」と場当たり的対応に終始した米国を批判しました。 “米国の失態”を言い募ることで、韓国中国接近を米国に認めさせようとしてい

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    nekosichi 2013/04/11
  • 田舎者の国際戦略を考える:日経ビジネスオンライン

    3月14日付の読売新聞朝刊は、「安倍首相、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加を15日に表明」という見出しで記事を掲載している。 一行目を読んで、失礼ながら、笑ってしまった。 後半部分の動詞の重複に注目してほしい。 《交渉に「参加する」考えを15日に「表明する」方針を「固めた」。》 なんというまわりくどさだろうか。 TPP関連の記事は、ずっとこんな感じだ。具体的に言うと 「参加の決意を固めたことを表明する選択肢を検討している」 だとか、 「周辺が首相に参加の意思表示の明確化を促している件について、内々に反対の意向を伝えた議連は……」 みたいな、異様にまだるっこしい修辞法が横行しているのだ。 このことは、TPP交渉への参加が、政権発足当初から、既定路線だったことを示唆している。 つまり、この三カ月ほどは、いつ、どのタイミングで参加の意思を公にするのかについて、関係者が周囲の顔色をうかがって

    田舎者の国際戦略を考える:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2013/03/15
    その通りではあるのだが。もうこの話を賢いおじさんたちにドヤ顔で言われるのも飽きた。じゃあ、どうすればいいのか?どういうやり方があるのか?そのことを語るべき。
  • 尖閣で中国が負った「深い傷」:日経ビジネスオンライン

    外資の対中投資は減少が続く。人件費高騰に日企業の投資減が追い打ちをかけた。日製品ブランドへの消費者意識も回復は鈍く、投資を増やせる状況にはなっていない。中国が対日強硬姿勢を今後も続ければ、経済成長へ与える痛手は深刻になるだろう。 「中国の総合力は上がり、国際的影響力が大きく向上した」 3月5日、北京の人民大会堂で開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)。首相として最後となる「政府活動報告」を発表した温家宝氏は、在任中の成果をことさら強調した。 それも無理はない。国際通貨基金(IMF)によると、中国の名目GDP(国内総生産)は2012年が52兆1837億元(約782兆7555億円)。10年間で3.8倍に拡大し、日より4割以上も大きくなった。1人当たりの名目GDPは6094ドルで、自動車などの消費が急増する3000ドルを大きく超えた。 既に共産党総書記である習近平氏は17日まで開か

    尖閣で中国が負った「深い傷」:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2013/03/12
    早かれ遅かれこうなるのは資本主義の仕組み。パイが小さくなると内政は一気に混乱するだろう。おそらく、混乱は日本の比ではない。
  • 勝ち抜きたければ「迷わない人」と組んではいけない。:日経ビジネスオンライン

    原作は『ライアーズ・ポーカー』『世紀の空売り』のマイケル・ルイスが書いたノンフィクション。作品の舞台となっている球団、「オークランド・アスレチックス」は、弱小チームで予算が少ないのによく勝っている。その裏にいた男とは…というお話です。 押井:プロスポーツを舞台に、スポーツクラブのマネージメント映画を作るというのはアメリカではひとつのジャンルになってるんです。日にはなぜかほとんどないんだけど。常々いつか自分でも撮りたいと思ってるんだけどさ。 押井さんが撮りたいのはどういう内容の企画なんですか? 押井:熱海グランスパってJFLで低迷しているサッカーチームがJリーグに昇格するという話。だいたい構想もできてるんだけど、たぶん誰も撮らせてくれないかな(笑)。それこそ日経ビジネスオンラインはこんなに読まれているし、いろんなビジネスが売れてるし、企業小説も流行ったじゃん。なんでこの国ではプロスポーツ

    勝ち抜きたければ「迷わない人」と組んではいけない。:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2013/03/11
    クリント・イーストウッドの「人生の特等席」も合わせてみたい。個人的に、完全に相対するお互いのよい点をどう融合するか?バランスをとるかということに尽きる気がする。
  • シェールガスがもたらす石炭復権:日経ビジネスオンライン

    2月22日に行われた日米首脳会談。TPP(環太平洋経済連携協定)や原子力政策などと並んで話題になったのが、シェールガスだ。 安倍晋三首相はバラク・オバマ大統領に、米国から日へのシェールガスの早期の輸出許可を要請。オバマ大統領は前向きな姿勢をみせた。 日企業が参画するシェールガスのプロジェクトには、中部電力と大阪ガスが米フリーポート社と手がけるプロジェクトや、住友商事と東京ガスのコーブポイントLNGプロジェクトなどがある。全てのプロジェクトに許可が降りるのかどうかは不透明だが、遠からず何らかの認可は出るのだろう。そうなれば、2017年ごろの日への輸入は現実のものとなる。 シェールガス革命の影響はあまりに大きく、世界のエネルギー情勢がシェールガスの動向に左右されているといっても過言ではない。天然ガスを大量に輸入していた米国が世界最大の産ガス国になり、中東依存から脱却することは、エネルギー

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    nekosichi 2013/03/05
  • 中国、ヤバいのは空気だけじゃない:日経ビジネスオンライン

    今月初めに北京に行く機会があったので、まずその時の感想から。 飛行機のタラップを降りると、オイルのような匂いがした。大気汚染のニュースが飛び交っていたので身構えたが、「まあ、飛行機のエンジンも近いし」とも思った。 空港の建物に入ると、誰かがタバコを吸っているのではないかと思った。匂いはかすかではあったが。周囲を見回しても、灰皿すら置いてなかった。 北京の空気が汚いのは、ずいぶん前から言われてきたことだ。それでもやはり、中国の大気汚染が深刻度を増していることは間違いないと感じた。結局、北京を離れるまで、このタバコのようなわずかな匂いをずっと感じていた。 少し時間があったので、天安門広場に移動してみた。春節(旧正月)前なので、地方から来た観光客が多くいた。「どう?やっぱり空気よくないよね」と尋ねてみると、「(地元の)西安だって同じようなものさ」という答えが返ってきた。確かに、中国の大気汚染に関

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    nekosichi 2013/02/25
  • ネット弁慶が街中に現れた理由:日経ビジネスオンライン

    心を痛めている。 ……という書き出しを読んだ瞬間に 「なんだこの偽善者は」 と身構えるタイプの読者がいる。 ながらく原稿を書く仕事をしてきて、最近、つくづく感じるのは、若い読者のなかに、情緒的な言い回しを嫌う人々が増えていることだ。 彼らが嫌う物言いは、「心を痛める」だけではない。 「寄り添う」「向き合う」「気遣う」「ふれあい」「おもいやり」「きずな」といったあたりの、手ぬるい印象のやまとことばは、おおむね評判が良くない。かえって反発を招く。 彼らの気持ちは、私にも、半分ぐらいまでは理解できる。 この国のマスメディアでは、論争的な問題を語るに当たって、あえて情緒的な言葉を使うことで対立点を曖昧にするみたいなレトリックを駆使する人々が高い地位を占めることになっている。彼らは、論点を心情の次元に分解することで、あらゆる問題を日曜版に移動させようとしている。 若い読者は、そういう姿勢の背後にある

    ネット弁慶が街中に現れた理由:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2013/02/22
    在日の方々が何故、長期的に日本に在住しながら日本国籍を取得しないのか。出来ない理由は何なのか?ということを正しく発信しないとこの状況は益々酷くなるだろう。日本に蔓延しているのは猜疑心である。
  • 「オリンピック選手に体罰」が行われる謎を解く:日経ビジネスオンライン

    先週の小田嶋隆さんの連載「ア・ピース・オブ・警句(あの動画についてやはり触れざるを得ない)」は、非常に多くの読者の方に読んでいただいた。その中でオダジマ氏は女子柔道のオリンピック選手への、コーチによる体罰に論を進め、 「どうして五輪代表に選出されるような一流のアスリートを暴力で従わせねばならないのだろうか?」 と問いかけた。思わず頷いた方もいるのではないだろうか。 そんな折り、メルマガサイト「夜間飛行」の井之上達矢編集長から、「こちらで連載中の甲野善紀さんが、ぜひ広く言いたいことがあるので、日経ビジネスオンラインで取材してもらえないか」と打診を受けた。甲野善紀さんは、伝統的な武道の世界からはアウトサイダー視されているが、その視点のユニークさと指導実績から、武術、スポーツの世界のみならずロボット工学などの専門家に高く評価され、柔道界の選手たちにも支持者が多い武術家だ。 武術の世界と、ビジネス

    「オリンピック選手に体罰」が行われる謎を解く:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2013/02/14
    偉大な武術家の見識は認めるが話があらぬ方向に行っていると感じる。真に強い人間しか人に教えることが出来ないというのでは、何の問題解決にもならないし、現実と乖離していると言わざるを得ない。
  • 「53歳妊娠」いいかげんにしてくれ:日経ビジネスオンライン

    遙 洋子 タレント・エッセイスト 関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。 この著者の記事を見る

    「53歳妊娠」いいかげんにしてくれ:日経ビジネスオンライン
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    nekosichi 2012/07/27
    正しい統計データの開示とそれを読み解くリテラシーを涵養することが必要。その上で自身の選択をし、それを尊重すべきだろう。という夢の話。
  • 「2万人の固定ファンがいれば好きなことができる。できないのなら、それはシステムのせいです」:日経ビジネスオンライン

    思想家で小説家である東浩紀さんが編集長として2010年末に創刊した『思想地図β』が売れている。発売20日で2万部を超え、勢いは衰えを見せていない。思想系の雑誌としては「事件」といっていいほどの売れ行きだ。 これだけでも驚異的なのだが、『思想地図β』は、思想誌としての特集内容、さらにその売り方や売れ方まで「業界初」と言っていい試みにあふれている。 東さんに『思想地図β』が生まれ、異例のヒットを飛ばすまでの経緯を聞いた。(聞き手は、柳瀬博一) ―― 『思想地図β』が売れていますが、とりわけ興味深いのは、思想家・小説家の東さんが、自分で「コンテクチュアズ」という会社を立ち上げて雑誌を創刊したということで、「経営する思想家」なんて前代未聞かもしれません。そういった東さんの活動は、従来メディアが転換期を迎えているこの時代に、コンテンツビジネスの新しい可能性を考えさせる象徴的な現象だったんじゃないか、

    「2万人の固定ファンがいれば好きなことができる。できないのなら、それはシステムのせいです」:日経ビジネスオンライン
    nekosichi
    nekosichi 2011/03/04