12日朝から行方不明となっているJR北海道の中島尚俊社長(64)の捜索は13日、道警に小樽海上保安部や石狩消防署などが加わった100人以上の体制で石狩市で行われたが、行方につながる有力な手がかりは発見できなかった。 道警、海保、消防は14日も同様に捜索を行う。一方、中島社長の自室から見つかった遺書とみられる書き置きは計十数通あり、「仕事で迷惑をかけた」などと書かれていたことが、道警関係者への取材でわかった。 道警関係者によると、十数通の書き置きは家族や同社幹部らにあてられており、5月に起きた石勝線の特急列車脱線炎上事故など、一連の不祥事で心労がたまっていたことに触れて、「仕事で迷惑をかけた」と書かれていたという。 一方、捜索は13日午前9時頃から、道警捜査員約40人が中島社長の車が止まっていた石狩市の海岸付近で開始。背丈ほどの高さがある草むらを棒でかき分け、砂浜から海上や周辺を確認したりし
平成17年4月のJR福知山線脱線事故で、事故防止のための自動列車停止装置(ATS)設置を怠ったとして、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(67)の第21回公判は25日午後も、神戸地裁(岡田信裁判長)で被告人質問が続き、山崎被告は証拠採用された検察官調書について「内容の修正に応じてもらえず、不本意な調書が作成された」と訴えた。 山崎被告はJR西社長だった20年10月に始まった検事の取り調べについて、「『お前は社長を辞めろ』『JR西はつぶれろ』などと相当なけんまくで言われ、机をたたかれた」と説明。不本意な調書に署名した理由について「異常な状態の中で検事とけんか別れすべきか考え、やむをえないと思った」と述べた。 また、カーブでの速度制限に関する調書作成時の検事とのやりとりを「大論争」と振り返り、「列車が脱線転覆するまでには相当大きなスピードオーバーをしなければならず、『現
狙われたたま駅長!?駅ののれんに燃え跡 今年8月、リニューアルした貴志駅の新駅舎前で、小嶋社長に抱えられる「たま駅長」 三毛猫の「たま」(11歳・雌)が駅長を務めるローカル線「和歌山電鉄」貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で12日早朝、廊下に下げられていたのれんの一部に燃えた跡があるのが発見された。幸いたまは、この日はたまたま公休日。公式ツイッターで「にゃんご! 皆様、ご心配おかけしました」とつぶやき、無事を報告した。 就任以来、日曜日が公休日のたま駅長は、和歌山電鉄公式ホームページ上のツイッターで12日夕方まで「まったり公休日を満喫していますにゃんご!」と無邪気につづっていた。 ところが、後に騒動について知らされたのか「にゃんご!皆様ご心配おかけしました! ワタクシは今日は公休日ですにゃんご!」とつぶやき、安否を気遣うファンに無事を報告した。 和歌山電鉄広報部によると、12日午前5時頃
大阪府柏原市のJR関西線で「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンが写真撮影のため線路内に立ち入り、電車が停車した問題で、柏原署は22日、鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で実況見分を行った。現場付近は、渓谷を走り抜ける電車を写すことができる有名な撮影ポイント。線路脇まで侵入したファンは9人で、うち4人はJR側の退去指示に約30分間応じなかった。 実況見分はトラブルで停止した電車2本の運転士らが立ち会い、約1時間半、行われた。 同署によると、14日午前10時40分頃、快速の運転士が、河内(かわち)堅上(かたかみ)駅近くでファン4人が畑を横切って線路内に侵入し、レール脇約1メートルに接近したのを発見。 電車を停車させて「危険なので出て下さい」と何度も呼びかけたが、約30分間応じなかった。 同駅の西約600メートルの鉄橋で止まった普通電車の運転士は同日午前11時20分頃、1人が線路内に入り、それを追
大阪府柏原市のJR関西線で鉄道ファンが撮影のために線路内に立ち入りダイヤが乱れた問題で、府警柏原署が鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑での立件を視野に、本格捜査に乗り出す方針を固めたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。府警は今後、同様のトラブルを防ぐためにも適正な捜査が必要と判断した。来週中にも立ち入り現場の実況見分を行う方針。 捜査関係者によると、実況見分では14日に鉄道ファンが立ち入った状況やダイヤの乱れなどの被害状況を確認する。このほか、運転士や車掌から当時の詳しい事情を聴くという。 また、トラブル当日に柏原署員が駆けつけた際、鉄道ファンは線路からすでに立ち退いた後だったため、居合わせた別の鉄道ファンらの目撃証言や、撮影された写真なども集める。 当初は鉄道営業法違反容疑で捜査を進めるが、実況見分を踏まえ、鉄道ファンに列車を止める意図がなかったかを慎重に判断。場合によっては
夕方のニュースで一斉に各マスコミが取りあげていましたが、このニュースには本当に怒りを感じえません。現場が近いということもあるのですが、あまりにも悼ましい事故だっただけに、その裏で、事件再発を徹底して防止しなければならない人たちが、このような下らない事をやっていて自分の保身や会社の被害を抑えるために動いていたという事に怒りを覚えます。 あの事故でどれだけの人が死んだか。あの事故そのものが不可避な事柄だったならまだしも、本当はヒューマンエラーの部分がかなり多かったのがその後にわかってきたのは皆さんもご承知の通り。それも、その原因はといえば、JR西日本の社員教育の無茶加減もそうですが、その主たる部分が、安全面から考えるともっと早くやるべきATSの設置をJRがやっていなかったということであったのが分かってきたにも関わらず、これを隠蔽しようとしたり事前にその勧告の表現を和らげようとやってはいけない接
愛知県警中村署などは5日、同県常滑市多屋町、会社員金原丈裕容疑者(30)を県迷惑防止条例違反(痴漢行為)の疑いで逮捕した。 発表によると、金原容疑者は4月12日、同県安城市三河安城町の東海道新幹線三河安城駅上り線ホームで、停車中の新幹線乗務員室から車外へ上半身を乗り出して出発の監視をしていた女性車掌(22)の胸を触った疑い。 さらに翌13日にも名古屋市中村区名駅(めいえき)の名古屋駅同線下り線ホームで、女性車掌(26)に対し同様の痴漢行為をした疑い。被害にあった2人が相談し、警察に届け出たという。 金原容疑者は鉄道愛好家で、調べに対し「好きな新幹線を見ているうちに、制服姿の女性車掌に興奮してしまった」と供述しているという。
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