「確定的な知見と治療法の集積はない状態」 久里浜医療センターの広告は「『依存症』は治療法のある病気です」というキャッチコピーを掲げ、「依存症対策全国センター」のロゴ内に依存症の例として当初「アルコール健康障害」「ギャンブル等依存症」「ゲーム依存症」が記載されていた。 J-CASTニュースはこの広告を3月4日に品川駅で確認した。しかし8日に再度確認すると、ロゴから「ゲーム依存症」の記載がなくなり、「薬物依存症」と書かれたものに差し替えられていた。 ゲーム依存症については、2018年にWHOが発行した国際疾病分類第 11 版(ICD-11)にに収載されている。翻訳の都合で「ゲーム障害」と表現されることもある。 J-CASTニュースは21年3月5日、厚生労働省の精神・障害保健課依存症対策推進室にゲーム依存症について電話で取材した。担当者よれば、ゲーム依存症(ゲーム障害)は「ICDでも診断のマニュ