1月上旬、カルビーが何やら見慣れないパッケージのスパイシーなポテトチップスを販売し始めた。 その名は『熱浪(ねつろう)』。 黒を基調としたパッケージには商品名が大きく筆字風にプリントされており、どこか日本のポテトチップスにはない異国情緒を漂わせている。それもそのはず、実は『熱浪』は香港で長い間ヒットしてきたフレーバーで、日本には”輸入”されたという。 そこで今回は、カルビーのマーケティング本部ポテトチップスチームブランドマネジャーである御澤健一さんに、『熱浪』の誕生や日本上陸の秘話などを語っていただいた(以下、「」内は御澤氏のコメント)。 もともと日本でも売られていた さっそく『熱浪』がどんな商品なのかを御澤氏に伺うと、意外な誕生秘話が飛び出した。 「『熱浪』の正式名称は『ポテトチップス 熱浪 ホット&スパイシー』といって、もともとは1986年に日本で販売していた『エスニカン』というスパイ