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ブックマーク / facta.co.jp (10)

  • 日本衰退の元凶「新自由主義」

    衰退の元凶「新自由主義」 なぜ、日経済は成長しなくなったのか。答えは簡単である。政府が「デフレ下におけるインフレ対策」という愚行を続けてきたからだ。 2019年10月号 POLITICS [特別寄稿] by 中野剛志氏(評論家) まず、図1をご覧いただきたい。 これは、1995年から2015年までの20年間の経済成長率(名目GDP=国内総生産の変化率)の各国比較である。日だけが経済成長を止めているのが、一目瞭然だ。しかも、日は20年に及ぶデフレであり、このような長期のデフレは、世界にも類を見ない。第2次世界大戦後、「奇跡」と呼ばれた経済成長を成し遂げた国が、90年代半ばを境として、突然、このような無残なパフォーマンスしか出せなくなった。なぜ、こうなってしまったのか――。 しばしば、「日は成熟社会だから、もう経済成長は望めない」だの「少子高齢化社会だから、経済成長はできない」だの

    日本衰退の元凶「新自由主義」
  • 「ウォンテッドリー」が上場日経が担ぐ「未熟な女社長」:FACTA ONLINE

    「ウォンテッドリー」が上場日経が担ぐ「未熟な女社長」 株主、主幹事証券、東証といった周りの大人たちも、32歳の仲暁子社長を持ち上げるだけでなく、しっかりとアドバイスすべきだ。 2017年11月号 BUSINESS IT業界には女性が少ないと言われるが、9月14日に東京証券取引所マザーズ市場に最年少女性経営者として上場を果たしたのがウォンテッドリーを率いる32歳の仲暁子社長である。 ウォンテッドリーはフェイスブック上での求人・求職のための交流サイトであり、企業が月額3万円から求人広告を出すことができる。 仲は2008年に京都大学経済学部を卒業、新卒でゴールドマン・サックス証券に入社し日株の営業に携わった後、10年にフェイスブックの日法人に半年程勤務し、10年の9月にウォンテッドリー(当時の社名はフューエル株式会社)を起業している。その華麗な経歴とメディアへの露出、スタートアップから官界ま

    「ウォンテッドリー」が上場日経が担ぐ「未熟な女社長」:FACTA ONLINE
    nununi
    nununi 2017/11/05
  • 「便器の王者」TOTO脅かすパナ電工の躍進

    便器といえば陶器製がまず頭に浮かぶが、これまで陶器メーカーのTOTO、INAXの2強がそれぞれ6割、3割を握っていた国内市場に、地殻変動が起きている。人口減、住宅着工減から市場全体が縮小する中、唯一成長している給水タンク・便器一体型のタンクレス・トイレ市場で、パナソニック電工が大躍進。業界初の樹脂製トイレ「アラウーノ」でシェア30%を獲得。INAX(30%)と肩を並べ、「便器の王者」TOTO(40%)をも射程内に入れた。 パナ電工のアラウーノは、上部の温水洗浄便座と下部の便器が、硬度を補強した有機ガラス系樹脂で一体成型されている。樹脂は陶器に比べて水垢(輪じみ)がつきにくいうえ、家電製品などと同様に金型で打ち抜くため、寸法精度が高く、便座と便器の隙間がほとんどできないのが特徴。陶器は土を固め、高温で焼き上げる過程で5%程度収縮するため、寸法精度が低く、便座と便器の間の隙間に汚れがたまりやす

  • ハゲタカファンドが狙いつけた日立製作所

    2010年に創業百周年を迎える日立製作所。総合電機の名の下に総花的経営を続け、毎年のように赤字を垂れ流し、財務基盤は痩せ細った。乾坤一擲の公募増資に打って出たものの、1株利益の希薄化を嫌って株価が急落。もはや資調達も思うに任せない。そんな満身創痍の巨艦企業に、外資系投資ファンドが狙いをつけたとの情報が、証券筋を飛び交っている。 日立は09年3月期に国内製造業で最悪の7873億円の最終赤字に陥り、今期も2300億円の赤字見通しだ。その原因はリーマン・ショックだけではない。「冷蔵庫から原発」まで戦略性もなく手を広げた巨大組織の機能不全に、覆いかぶさるように世界同時不況がやって来たのだ。 09年4月に、元副社長の川村隆氏が社長として社に返り咲き、「社会イノベーション事業」を核に事業の選択と集中を進める方針を掲げたものの、めざす姿ははっきりしない。同じく09年3月期に3435億円の最終赤字に陥

  • 下流か否か――携帯厨とPC厨:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年3月 2日 [モバイル]下流か否か――携帯厨とPC厨 先日ご紹介したFACTA最新号の「パソコン見放す20代『下流』携帯族」の記事。筆者から「あちこちで引用されています」との報告があった。もちろん、否定的なものもあるが、やはり論議を呼ぶのだなと思いました。彼が寄せたのはこんな感想だった。 まず、はてなブックマークでは、「統計のミスリード」など否定的反応が目立ちましたが、2ちゃんねるでは、この記事で、新たなケンカのタネが出てきますね。 はてなブックマークの傾向を以前から見ていたのですが、明らかに理系・技術系のユーザーに偏重しており、実を言うと生粋の携帯ユーザーと接したことがある人自体が少ない、携帯ユーザーの実態を知らない、という印象があります。 それに比べると、2ちゃんねるでは最近、「携帯厨」「PC厨」という言葉で、携帯ユーザーとPCユー

  • パソコン見放す20代「下流」携帯族:FACTA online

    パソコン見放す20代「下流」携帯族 第二のデジタル・デバイド出現。パソコンは30~50代限りで、高機能携帯でもう十分。 2007年3月号 DEEP 衝撃だった。パソコン(PC)が使えない団塊世代以上の高年齢層の断層を「デジタル・デバイド」と呼ぶが、第二のデバイドが出現したのだ。20代の若年層である。まさか、と思うなかれ。高額のパソコンを持たない彼らは、インターネット利用を安価な携帯電話で済ませてしまう。PC族と携帯族の「デバイド」――それはネットにも「下流社会」が出現したことを意味する。 第二のデバイドが裏付けられたのは、ネット利用動向の調査サービス会社ネットレイティングスが昨年11月に公表した「データクロニクル2006・ファクトシート」。 2000年4月から06年3月までの6年間でのPCサイト利用者の年齢構成比のグラフがショッキングだった。これまでネット利用を牽引してきた20代の比率が劇

    パソコン見放す20代「下流」携帯族:FACTA online
    nununi
    nununi 2007/02/27
    これからのワカモノはみんな普通にブラインドタッチが出来ちゃうんだと信じてましたよ。
  • 「ユーチューブ」2千億円買収の死角

    「ユーチューブ」2千億円買収の死角 人気沸騰の動画投稿サイトだが、怖いのは著作権侵害。でも「パクリの毒」を失ったら……。 2006年12月号 BUSINESS 10月9日から10日にかけてブログ圏では、コメントとトラックバックの嵐が吹き荒れた。「ウェブ2.0」(次世代型インターネット)の“帝国”となった検索大手「グーグル」が、動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」を16億5千万ドル(約2千億円)で買収すると発表したからだ。 ユーチューブは昨年2月、スタンフォード大学に在籍する3人の若者(訂正:2006年11月24日:創業者3人のうち1人が学位取得のためにスタンフォードに復学し、残り2人はPayPalの出身)が始めたばかり。正式サービスは昨年12月に始まったが、直後から瞬く間に人気が沸騰、ウェブ2.0の新顔として今年上期のネットビジネスの話題を総なめにした。 そのアクセス数たるや、米国の調査会

  • ケータイクレジットに致命的な弱点

    ケータイクレジットに致命的な弱点 1カ所でも鍵情報が漏れたら、全加盟店の決済端末が即死。乱立で共用もできない。 2006年9月号 DEEP 「決済端末の共通鍵が盗まれたらしい」――2006年X月X日、あるケータイクレジットの会社に舞い込んだ情報に、社長が青ざめた。 どこで? 全国の加盟店のどこかはわからない。誰が? ハッカーか、偽造団に内通した人間か。どうやって? スキミングか、誰かオッチョコチョイが漏らしたのか……。 被害は1人にとどまらない。ケータイクレジットにはICを認証する際の鍵情報が記憶されている。この鍵情報は全国の加盟店に置かれている数十万台の決済端末にも記憶されている。漏れたとなったら、カードの利用者全員が悪用のリスクにさらされるから、全端末を一斉更新しなければならない。 しかしクレジット決済端末はいまだに電話回線に接続している店が多く、更新といっても膨大なコストと時間がかか

  • ドコモ「お財布ケータイ」は弱者連合

    ドコモ「お財布ケータイ」は弱者連合 クレジット進出は「とらぬタヌキの皮算用」。銀行もコンビニもレンタルも業界1位とは提携できない。 2006年6月号 BUSINESS NTTドコモが手がけるクレジット決済サービス「DCMX」の発表会が開かれた4月4日、「iモード」生みの親であり、ドコモの顔でもある夏野剛執行役員が、満面に笑みを浮かべてこう言った。 「どうも今までのクレジットカードにはカッコいいものが少ない。だから、あらゆる部分でデザインにこだわりました」 DCMXは、ドコモが昨年12月から提供を始めた携帯電話のクレジットサービス「iD」(アイディ)に対応し、「おサイフケータイ」機を専用読み取り機にかざすだけで買い物ができる。iモードから申し込むだけで毎月1万円まで利用できる「DCMXミニ」と、月額限度額20万円以上で通常のプラスチックカードも発行する「DCMX」、さらに上位の「DCMX G

  • 宇野USEN「救世主」の焦燥:フリー・コンテンツ:FACTA online

    宇野USEN「救世主」の焦燥 「火中の栗」ライブドア株を拾ったが、光ファイバーの壁厚く、自慢のGyaOも広告伸び悩み。 2006年5月号 BUSINESS USENの宇野康秀社長のジェントルでさわやかな表情の下には、ネット事業を思うように成長させることができない苦悩が満ちているに違いない。そんな苦悩を払いのけるように宇野社長は、また新たな“賭け”に打ってでた。 フジテレビから総額約95億円でライブドア株12・7%を購入したのはご存じのとおり。いったん宇野社長個人で買い取ったうえで、資産査定後にUSENが引き取る見込みという異例の買い物である。 ライブドア・グループの裏にどんな“地雷”が潜んでいるか知れず、「無謀ではないか」と疑問視する声をよそに、宇野社長は良い買い物であることをしきりと強調する。 「ポータル(玄関)サイトと金融部門を持つライブドアとは相乗効果が見込める」 「エンジニアや企画

    nununi
    nununi 2006/04/26
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