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ブックマーク / www.webdoku.jp (23)

  • 【訃報】目黒考二 逝去のお知らせ - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」創刊者で弊社前社長の目黒考二(めぐろこうじ)が、2023年1月19日10時、肺がんのため永眠しました。享年76歳。みなさまには生前のご厚誼に心から感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。 葬儀は近親者のみにて家族葬として執り行います。誠に勝手ながら、御香典、御供花、御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。後日、お別れの会を執り行う予定です。 目黒考二は名のほか、文芸評論家・北上次郎、競馬エッセイスト・藤代三郎の名でも幅広い執筆活動を続け、エンターテインメント書評という新しい分野を確立しました。社員一同、故人の遺志を継ぎ、「の雑誌」をみなさまからより愛読される雑誌にしていく所存です。 なお、大変恐縮ではございますが、ご遺族および椎名誠氏へのお問い合わせや取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます

  • 発表! 本の雑誌が選ぶ2020年度文庫ベストテンの第1位は『パラスター』に決定! - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    創刊45周年を迎えた書評誌「の雑誌」が、毎年年末に丸ごと文庫を紹介するガイドブックとして刊行している『おすすめ文庫王国2021』にて、の雑誌が選ぶ2020年度文庫ベストテンを発表! 1位に選ばれたのは、『パラスター』阿部暁子(集英社文庫)。車いすテニスを舞台に、東京パラリンピックの女子の代表候補として注目を集める宝良と、車いすメーカーに勤める百花の物語を〈Side 百花〉と〈Side 宝良〉と2巻で綴るスポーツ小説。スポーツ小説としてだけではなく、青春小説としても仕事小説としても読め、あまりの心揺さぶられるストーリーに、涙があふれるどころかずっと涙があふれ続ける作品だ。これ一冊読めば、延期になったオリンピック分の感動を得られるはず。 2位は、『谷崎潤一郎 川端康成』三島由起夫(中公文庫)、3位には『海馬の尻尾』荻原浩(光文社文庫)が選ばれた。以下の順位は下記に。 〈の雑誌が選ぶ20

    発表! 本の雑誌が選ぶ2020年度文庫ベストテンの第1位は『パラスター』に決定! - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2020/12/09
    車いすテニスの世界を描いた全二巻。良作なのでおススメ。
  • 【今週はこれを読め! SF編】歴史改変戦争。時間の家父長制をいかにくつがえすか。 - 牧眞司|WEB本の雑誌

    『タイムラインの殺人者 (ハヤカワ文庫SF)』 アナリー・ニューイッツ,幹 遙子 早川書房 1,386円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto ジャック・ウィリアムスン『航時軍団』以来、あるべき未来を賭して、排反的なふたつの勢力が抗争する展開のSFはいくつも書かれてきた。もっとも有名なのは、フリッツ・ライバー《改変戦争(チェンジ・ウォー)》シリーズだろう。長篇『ビッグ・タイム』といくつかの短篇が邦訳されている。 『タイムラインの殺人者』は、フェミニズム版の改変戦争だ。さしあたり主人公たちが属している時間線は、二十一世紀に至るまで(おそらくそれ以降もずっと)アメリカで人工妊娠中絶が違法とされている世界である。 この状況のなかで、女性とノンバイナリー(男/女の区分にあてはまらない性自認を持つひと)の権利確保を目ざす結社〈ハリエットの娘たち〉が

    【今週はこれを読め! SF編】歴史改変戦争。時間の家父長制をいかにくつがえすか。 - 牧眞司|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2020/07/30
  • 有隣堂、誠品生活のライセンシーに - 新文化|WEB本の雑誌

    左から、三井不動産・斎藤裕アーバン事業部長、 同・石神裕之取締役常 務執行役員、 誠品生活のマーシー・ウー董事長、 有隣堂・松信健太郎専 務取締役 来年の秋、東京・中央区で開業する商業施設、日橋室町三井タワーの「COREDO室町テラス」2階に、台湾で書店や雑貨店などを展開する誠品生活をライセンシーとして運営することを決めた。有隣堂が2階のワンフロア877坪を借り、その一部を飲や物販を手がける企業などに"また貸し"するかたちで、「書籍」「文具・雑貨」「ワークショップ」「レストラン・物販」の4ゾーンをつくる。 誠品生活は台湾をはじめ、香港、蘇州などの国・地域に46店舗を展開する大手企業。書店、雑貨店、映画館、ワインセラー、ギャラリーなど、多種多様な文化拠点を運営するほか、外店やホテル業も手がけている。

    有隣堂、誠品生活のライセンシーに - 新文化|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2018/10/22
    日本橋室町三井タワーに。ちょっとうれしい。
  • 横須賀に古書&ビジュアル洋書販売の「Books&coffee Amis(エイミス)」がオープン! - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    WEBの雑誌 > NEWSの雑誌 > の雑誌特派員 > 横須賀に古書&ビジュアル洋書販売の「Books&coffee Amis(エイミス)」がオープン!

    nununi
    nununi 2016/09/05
    上町にステキ古書店が!ついでにたい焼き屋さんの「鯛幸」も行くと良いと思うよ。
  • 【訃報】吉野朔実さん - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」で〈吉野朔実劇場〉を連載中の吉野朔実さんが、ご病気のため4月20日にご逝去されました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

  • 【今週はこれを読め! SF編】閉じこめられた娘、自由にうごけないわたし - 牧眞司|WEB本の雑誌

    『あまたの星、宝冠のごとく (ハヤカワ文庫SF)』 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,影山 徹,伊藤 典夫,小野田 和子 早川書房 1,320円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1987年に亡くなっており、翌88年に刊行された書が最後の短篇集となる。これ以降にまとまった作品集としてHer Smoke Rose Up Forever(90年)とMeet Me at Infinity(2000年)があるが、前者は再編集版、後者は落ち穂拾い的な色合いが強い(短篇集未収録だった小説とエッセイを併録)。主要短篇集は七冊。すべて邦訳がある。原著刊行順に並べると『故郷から10000光年』『愛はさだめ、さだめは死』『老いたる霊長類の星への賛歌』『星ぼしの荒野から』『たったひとつの冴えたやりかた』『すべてのまぼ

    【今週はこれを読め! SF編】閉じこめられた娘、自由にうごけないわたし - 牧眞司|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2016/03/08
  • リクシルブックレットまさかの全点フェア - イベント&フェア情報|WEB本の雑誌

    リクシルブックレット。 リクシル出版が精力的に刊行を続けるシリーズである。 リクシルギャラリーにおける展示の図録という出自を持っている。 建築、デザイン、生活文化、自然科学、という分類がなされているものの、ジャンルを横断したり逸脱したりしがちなのが特徴で目が離せない。 はやい話がヘンな感じのがいっぱい出ていて心が躍るということだ。 ブックデザインを天才、祖父江慎が手掛けているアイテムも散見される。 判形がほぼ正方形であることも独自路線であることを際立たせる。 これを全点一堂に会させたら、壮観なのではなかろうか、というのが今回の企画である。 下記URLからどんなものが出ているのかチェックするのもいいかもしれない。 http://www1.lixil.co.jp/publish/ あなただけの意外なお気に入りに出会えるチャンス。 お見逃しなく。 (ちなみに私のお気に入りは、『中谷宇吉郎の森羅万

    nununi
    nununi 2015/01/20
    リクシルブックレットは魅惑のテーマてんこもりでマジオススメ。金があったら全部買いたいくらい。吉祥寺のブックスルーエにて。こんなのとかね。 http://www1.lixil.co.jp/publish/book/040_booklet_l.html
  • 早川書房、月刊誌3誌を隔月刊に - 新文化|WEB本の雑誌

    早川書房は月刊誌「SFマガジン」「ミステリマガジン」「悲劇喜劇」を来年1月から隔月刊化する。SFマガジンは12月25日に2月号を刊行し、2月25日発売の4月号から誌面をリニューアルする。「ミステリマガジン」は奇数月25日刊行。「悲劇喜劇」は2月7日に3月号を刊行した後、隔月刊に移行し、偶数月7日に発売する。 また、2015年の早川書房70周年にむけて「SFマガジン」「ミステリマガジン」のウェブ版の準備も進めているとした。 同社広報課は、隔月刊化について、近年、アニメ・映画化など、原作をマルチメディア化する企画も増え、編集作業により時間をかけて内容をより充実させるためとしている。

    早川書房、月刊誌3誌を隔月刊に - 新文化|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2014/11/26
    「SFマガジン」「ミステリマガジン」「悲劇喜劇」の三誌が来年1月から隔月刊化。
  • サンリオSF文庫総解説 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

    サンリオSF文庫創刊は、1978年7月のこと。「スター・ウォーズ」日上陸に始まるSF映画ブームのまっただなか、世間ではSFと言えばスペース・ファンタジーのことだった時代に、宇宙ともファンタジーともほぼ関係のない先鋭的なラインナップを組み、一部の海外SFマニア/海外文学愛好者の間にセンセーションを巻き起こした。しかし、1987年8月、会社の事情で惜しまれつつ休刊することに......。 書は、そのサンリオSF文庫が残した全197冊を詳細な書誌データつきで整理番号順にレビューする、史上初のガイドブック。巻頭のカラー口絵には、197冊全冊+異装版4冊のカバーをどどんとまとめて掲載。加えて、編集顧問だった山野浩一の回顧インタビュー、当時サンリオSF文庫で翻訳や解説を担当した関係者のエッセイ、サンリオSF文庫(および単行)にまつわるコラム(予告のみで未刊に終わった作品やカバー裏の内容紹介迷作選

    サンリオSF文庫総解説 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2014/09/25
  • エマノンの失われた記憶をさがす旅、カリブの島で行きあった仲間たち - 牧眞司|WEB本の雑誌

    エマノンが戻ってきた。SF美女総選挙なんて企画をすれば上位入賞はまちがいない名キャラクターだ。まあ、登場人物を抜きだして人気を競うなどしょせん戯れごとだが、しかしエマノンは彼女の存在性が世界のなりたちと深く結びついており、一介のヒロインたちと同列に較べられない。 地球生命の発生以来の記憶を持つづけ、ひとつの種が絶滅するときにはその最期に立ち会う----この役まわりは地母神の色合いを帯びている。そのいっぽうで、エマノンは死ぬことのできない永遠の放浪者でもある。地母神の生命感と放浪者の孤独。慈愛と無垢。この両義性は、1979年発表の第一作「おもいでエマノン」以来の各話で、さまざまな様相としてあらわれてきた。 『うたかたエマノン』はこのシリーズ初の長篇で、19世紀末、カリブ海のマルティニーク島が舞台だ。アフリカから奴隷として連れてこられた祖父を持つ混血の少年ジャン・ジャックは、エマノンの笑顔に優

    エマノンの失われた記憶をさがす旅、カリブの島で行きあった仲間たち - 牧眞司|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2013/12/05
    いつの間にかエマノンの新刊が出ていた。
  • 【書評】『鉄道が変えた社寺参詣』平山昇 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌

    『鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った (交通新聞社新書)』 平山 昇 交通新聞社 864円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 「初詣」は信仰よりも企業の営利活動によって創られた意外に新しい年中行事だった!! 目にウロコを入れた記憶はないものの、これぞまさしく〝目からウロコ〟と呼ぶのだろう。日の原風景ともいえるほど巷にあふれた神社仏閣、日人の深層に根ざした神仏への敬虔な思い......全国津々浦々、伝統行事は数多あれどお寺や神社に纏わるものであれば、きっとそれ相当の長い月日によって培われて今に伝わったものだと単純に信じて疑わなかった。 チョコレート屋が「バレンタインデー」を、コンビニが「恵方巻」を、結婚式場が「ジューン・ブライド」をまんまと定着させたように、「初詣」までもが電鉄会社の商売によって広まったなんて...

    【書評】『鉄道が変えた社寺参詣』平山昇 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2013/07/29
    読んだ。面白い!
  • 「本屋大賞2012」が決定-三浦しをんさんの『舟を編む』 - BOOK STAND|WEB本の雑誌

    全国書店員の投票で選ぶ「屋大賞2012」の発表会が4月10日、東京・明治記念館で開催され、直木賞作家・三浦しをんさんの小説『舟を編む』(光文社)が大賞に輝いた。 出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書『大渡海』の編纂(へんさん)に奔走する人々を描いた同作。光文社の女性ファッション誌『CLASSY』の2009年11月号~2011年7月号に連載され、華々しいファッション雑誌の中で「辞書づくり」という一見地味なテーマを扱ったことで、掲載当時から話題を呼んだ。 単行の刊行は昨年9月。紀伊國屋書店の書店員が選ぶ「キノベス!2012」で年間1位に輝くなど、発売直後から全国書店員の高い支持を集めていた。 三浦さんは1976年生まれ。就職活動に奮闘する女子大生を描いた『格闘する者に◯(マル)』で2000年にデビューした後、2006年には「便利屋」を舞台にした『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。さま

  • 伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ - 大森望|WEB本の雑誌

    1月17日に選考会が行われた第146回芥川賞は、円城塔「道化師の蝶」と田中慎弥「共喰い」の2作が受賞した。 東京會舘で開かれた記者会見の席上、次回作に関する質問を受けた円城塔は、伊藤計劃の遺作となった未完の長編『屍者の帝国』を引き継ぎ、完成させる意向を明らかにした。 いわく、 「わたくしはデビューして今年で5年目になるんですけれど、ほぼ同時期にデビューして、3年前に亡くなった、伊藤計劃というたいへん力のある作家がいました。その伊藤計劃が残した冒頭30枚ほどの原稿があります。それを書き継ぐ----といっても、彼のように書くことは無理なんですが、自分なりに完成させるという仕事を、この3年間、ご家族の了承を得てやってきました。そろそろ終わりそうです。『なぜおまえが』という批判は当然あるでしょうが、次の仕事として、やらせていただければと思っています」 この会見は「ニコニコ生放送」で生中継されており

    伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ - 大森望|WEB本の雑誌
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    nununi 2012/01/19
  • 小松左京追悼本ラッシュ - 大森望|WEB本の雑誌

    『小松左京セレクション 1 (河出文庫)』 小松左京,東浩紀 河出書房新社 1,045円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 7月26日に世を去った巨星・小松左京の業績を偲ぶ書籍が続々刊行されはじめている。 先陣を切ったのは、電子書籍の総合文芸誌、月刊〈アレ!〉(allez!)の10月号(創刊第2号)https://hon-to.jp/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=B-900053-000000-1107M001-005&itemOnlyFlg=false。 「小松左京さん、ありがとう」と題する特集では、石井紀男、かんべむさしのエッセイに加え、北野勇作、佐藤哲也、平山瑞穂、林巧、田中哲弥など10人の作家が、小松左京とその作品をテーマにした短編小説をこの特集のために書き下ろしている。お題にした作品は、

    小松左京追悼本ラッシュ - 大森望|WEB本の雑誌
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    nununi 2011/11/07
  • 徳間書店のSF専門誌、11年の歴史に幕 - 大森望|WEB本の雑誌

    SF Japan 2011 SPRING』 森 奈津子,詠坂 雄二,若木 未生,伊藤 勢,恩田 陸,篠田 真由美,火浦 功,古橋 秀之,夢枕 獏,SF Japan編集部 徳間書店 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 徳間書店のSF専門誌〈SF Japan〉が、3月9日発売の2011年春号をもって休刊。11年の歴史に幕を引いた。 〈SF Japan〉は、1993年に休刊した〈SFアドベンチャー〉の後継SF誌として、2000年に創刊。年に2冊〜3冊程度のペースで合計26冊を発行、日SF新人賞受賞者をはじめ、プロパーSF作家にとって貴重な短編の発表媒体として機能してきた。 休刊号となった春号では、歴代SF新人賞(佳作含む)受賞作家ほぼ全員(照下土竜を除く20人)が新作短篇を寄稿。また、日SF大賞特集では、第31回同賞(森見登美彦『ペンギン・ハイ

    徳間書店のSF専門誌、11年の歴史に幕 - 大森望|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2011/03/08
    よく頑張ったというべきか、まだあったのかというべきか。
  • 津山三十人殺しの新たな「真相」 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    津山三十人殺し。 まがまがしい言葉だが、ミステリーファンには非常になじみが深い。言うまでもなく、横溝正史が『八つ墓村』(角川文庫)の着想を、この実在する事件から採ったといわれているからだ。この他にも西村望『丑三つの村』(徳間文庫)や岩井志麻子『夜啼きの森』(角川ホラー文庫)など、この事件を題材とした、あるいはヒントを得た作品は多い。 人口百人余の集落で、その三分の一の命が一夜にして奪われるという大惨事だ。犯人は都井睦雄というたった一人の青年。その一人が、頭に二個、胸に一個を装備した懐中電灯を照明とし、日刀と猟銃で武装して、次々に住民の命を奪っていったのだ。凶行のあと、彼は山に入って自決した。 だが、この事件の真相は完全に解明されたと言いがたい。事件が起きた1938(昭和13)年5月は、日が国を挙げて戦争へと邁進していく時期だったということが災いしているのだ。すでに犯人が自決してしまった

    津山三十人殺しの新たな「真相」 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
    nununi
    nununi 2011/02/14
    「新資料はアメリカにあったのである。」これは期待。
  • 今年の本屋大賞作家、冲方丁ってどんな人? - 大森望|WEB本の雑誌

    吉川英治文学新人賞に輝いた冲方丁の話題作『天地明察』が、今度は第7回屋大賞を受賞(この二冠を制覇したのは、恩田陸『夜のピクニック』、佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』に続いて3作目)。さらにこの秋には『マルドゥック・スクランブル』が劇場アニメ化予定と、2010年は冲方丁イヤーになりそうだ。 といっても、吉川新人賞の贈賞式で、「この読みにくいペンネームはなんとかならないのか」と先輩作家からさんざんネタにされていたくらいで、まだ一般に名前が浸透しているとはいいがたい。たしかに、「冲方丁(うぶかた・とう)」は相当な難読筆名だが、そもそも彼はどういう作家なのか? 冲方丁は、1977年2月、岐阜県生まれの33歳。18歳で書いた処女長編『黒い季節』が第1回スニーカー大賞〈金賞〉を受賞し、1996年、早稲田大学1年生のとき、華々しくデビュー。しかし、あまりに型破りの才能だったため、ライトノベルの枠に収まら

    今年の本屋大賞作家、冲方丁ってどんな人? - 大森望|WEB本の雑誌
  • ミステリマニア書店員が薦めるこの新人のミステリーがすごい!その2|WEB本の雑誌

  • ミステリマニア書店員が薦めるこの新人のミステリーがすごい!|WEB本の雑誌

    ミステリーマニア書店員(オリオン書房ノルテ店高橋美里&ときわ書房店宇田川拓也)が「10年に一度!」と太鼓判を押す新人が登場! 同好の士であるふたりが、作品の魅力について語り合う。 高…高橋美里  宇…宇田川拓也 高:我々ミステリーマニア書店員が大注目の作品がまもなく発売になるんですよ! 宇:そうなんですよ! 高:10年に1度といっても過言ではない新人の登場! だから発売に合わせて私たちでこのすごさを騒いじゃおうというこの企画。さあ語り明かしましょう! 宇:じゃあ行きますか! 高:ジャジャーン! 『叫びと祈り』(東京創元社)です。(ぱちぱち) 2008年に『砂漠を走る船の道』という短編で『ミステリーズ!新人賞』を取った梓崎優(しざきゆう)のデビュー作です!この年の『ミステリーズ!新人賞』は綾辻行人さんが選考を担当された最後の年でしたが、その綾辻さんが大絶賛されていました。 宇:授賞式の帰り