タグ

本に関するpaulowniaのブックマーク (115)

  • 今年に読んでよかった「ニンゲンの不合理と付き合う」ための本まとめ (今年じゃないのもちょっとあり) - フジイユウジ::ドットネット

    をよく積みます。よく読むではなく、ともかく積んでいます。 俺たちの積むスピードには誰も追いつけない(読んでない、まだまだあるのにまたを買ってしまう) pic.twitter.com/RxrHrRl8KX — フジイユウジ (@fujii_yuji) 2021年12月17日 毎週土曜の朝から積読を強制的に消化する会というのをオンラインでやってまして、「誰か来るだろうから起きて読まなくては……」と強制力が働くことでを少しずつ読むことができています。参加者のみなさん当にありがとう。 時期によって人が増えたり減ったりして、ここ最近は数人しかいない状態なので新規参加者を募集しております。誰でも参加できるので参加してみたい方は連絡くださいな。 というわけで、今日は読んでよかったをまとめて紹介していきたいと思います(今年じゃないのもちょっとあり)。 まとめてみたらニンゲン的な原理や不合理と

    今年に読んでよかった「ニンゲンの不合理と付き合う」ための本まとめ (今年じゃないのもちょっとあり) - フジイユウジ::ドットネット
    paulownia
    paulownia 2022/12/26
    測りすぎ積読されていた休み中に読む
  • 失われた傑作『ブラックロッド』、復活 - hatikaduki’s diary

    ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 15 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:古橋秀之,別天荒人,堀越耕平 集英社 Amazon 今年の7月に最終巻が出たヒロアカの外伝『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の原作担当をしている古橋秀之(敬称略)は来は小説家でして、近年だとSFショートショート集『百万光年のちょっと先』を2019年に出版したほか、主にライトノベルレーベルでたくさんのすぐれた作品を書いています。 古橋秀之は、作品の質の高さ、その割に売り上げには繋がっていなさそうな不遇さ、同門*1の秋山瑞人(『E.G.コンバット』『の地球儀』『イリヤの空、UFOの夏』など)とのセット扱いなどから、00年代にラノベが好きだった者にとっては深く記憶に刻まれた作家なんですが、その古橋秀之の代表作とされることが多いのが、『ブラックロッド』シリーズ三部

    失われた傑作『ブラックロッド』、復活 - hatikaduki’s diary
  • 『「社会正義」はいつも正しい』解説記事が誰かの逆鱗に触れる→編集者は己の加害者性を自覚して自己批判し、解説記事も公開停止に

    一ノ瀬翔太 @shotichin 明日発売(一部の書店さんにはすでに並んでいるようです)の『「社会正義」はいつも正しい』より、訳者解説9000字を全文公開しました。ぜひ読んでみて下さい。 差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説! hayakawabooks.com/n/n3856ec404c2f 2022-11-15 18:09:14

    『「社会正義」はいつも正しい』解説記事が誰かの逆鱗に触れる→編集者は己の加害者性を自覚して自己批判し、解説記事も公開停止に
    paulownia
    paulownia 2022/12/07
    ここの流れを見て読んでみようという気になったのでプロモーションとしては筋がいいのかも
  • 文具と本の巨大デパート「コーチャンフォー」が文化系の天国すぎて住みたくなるレベル / 東京・稲城市

    屋と文房具屋でならいくらでも時間をつぶせる……というインドア派の人は多いと思う。最近は大型書店の一角に文具と雑貨のコーナーが併設されていることも多く、好きと文具の親和性の高さはお墨付きとも言えるだろう。 ずらりと並んだの棚や、色とりどりのペンやノートを見ているだけでウットリしてしまう……。そんな人にとって天国とも言える場所があるのをご存知だろうか。 新宿の紀伊國屋書店? 池袋のジュンク堂? 丸の内の丸善? いえいえ……東京・稲城市にある「コーチャンフォー」です!!!!!!!! もう一回言いますね。「コーチャンフォー」です!!!!!!!!!!!!!! なんそれ!?!?!? ・全国最大級の文具とのデパート「コーチャンフォー」 と文具と音楽&映像、そしてカフェをそろえた超大型複合施設「コーチャンフォー」。私は都内の大型文具店を調べていたときにその存在を知った。「コーチャンフォー」と聞い

    文具と本の巨大デパート「コーチャンフォー」が文化系の天国すぎて住みたくなるレベル / 東京・稲城市
    paulownia
    paulownia 2022/08/11
    研究学園に作ってる本屋がこれか
  • 異世界再建計画 ~転生勇者の後始末~ (旧タイトル:謹啓 勇者様 ~あなたが壊した異世界に連れてこられましたよ~)

    異世界に飛ばされた日の青年エイジ。 その世界は魔王の侵攻によって危機に瀕して、は、いなかった。 彼と同じく日からやってきた勇者により、とうの昔に魔王は打ち倒されていたのである。 平和な世界。 しかし、そこはたしかな危機を迎えていた。 「現代日の知識」を、不用意に勇者が広めたため。 来、その世界、その時代では起こりえない問題が噴出していたのである。 「……つまり、私は勇者さまの尻ぬぐいをするというわけですか」 平凡な公務員だった男が、異世界の修繕に乗り出した。 ※完結しました! ※講談社レジェンドノベルス様より書籍化されます。 ※2019年8月、2巻発売です。

    異世界再建計画 ~転生勇者の後始末~ (旧タイトル:謹啓 勇者様 ~あなたが壊した異世界に連れてこられましたよ~)
  • 幼女戦記作者がナーロッパに対して「そもそも中世ヨーロッパ風なのか」と疑問提示…「あれは江戸じゃね」の反応も

    棘雲 @24king_kracko 純粋に疑問なんだが、大多数のなろう小説ってなんで頑なに中世ヨーロッパ的な世界観に固執するの?どうせn番煎じしか書けないくせに他作品との一番手軽な差別化点を当然のように投げ出してるの意味がわからないんだが、中世ヨーロッパからイスラーム的世界観に変えるだけでも読者には新鮮だろ 2021-02-21 08:42:43 棘雲 @24king_kracko そうだね中世ヨーロッパじゃないと没落貴族も冒険者もギルドもダンジョンもテンプレモンスターも出せないもんね、一分頭をひねればヨーロッパ以外の世界観にも余裕で適用できると思うけど世界観とかしょうもないことで頭使いたくないよな、自分が気持ちよくなる事しか書きたくないよな、俺が悪かったよ 2021-02-21 08:46:06 棘雲 @24king_kracko これをみる人がどれほどいるか知りませんが一応補足しておき

    幼女戦記作者がナーロッパに対して「そもそも中世ヨーロッパ風なのか」と疑問提示…「あれは江戸じゃね」の反応も
    paulownia
    paulownia 2021/02/24
    ちゃんとした中世ヨーロッパ舞台のファンタジー描こうとするとベルセルクみたいなダークファンタジーにしかならん気がする。明るいラノベとか無理
  • この本がスゴい!2020

    今年の一年早くない? トシ取るほど時の流れを早く感じるのは知ってるけど、今年は特に、あっというま感がすごい。恒例のこの記事、もう書くの!? と思ってる。 毎年、「人生は短く、読むは多い」と能書き垂れるが、今年は、「人生は加速的に短く、読むは指数的に多い」と変えておこう。 そして、昨年と比べると、世界はずいぶん変わってしまった。 基的に外に出ない、人と会わないが普通になり、マスク装備が日常になった。オフ会や読書会でお薦めしあった日々は過去になり、代わりにZoomやチャットでの交流が増えた。 ポジティブに考えると、そのおかげで、読み幅がさらに広がった。わたし一人のアンテナでは、絶対に探せない、でも素晴らしい小説やノンフィクションに出会うことができた。お薦めしていただいた方、つぶやいた方には、感謝しかない。 さらに、今年はを出した。 ブログのタイトルと同じく、[わたしが知らないスゴは、

    この本がスゴい!2020
  • 雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない

    ずっと「どうにかしなくては」と思っていた現実だけど、サカナクションのサブスク収入に関する記事を読んで、自分も思いきって書いてみようと思う。 自分は執筆業をやっている人間で、キャリアとしてはもうすぐ10年を超える。雑誌に連載を持ち、を出版して生活している。あまり詳しく書くと特定されてしまいそうなので(それだけ狭い業界なのだ)、かなりぼやかして書くことを許してほしい。 この仕事を始めてからずっと綱渡り状態なのだが、ずっとどうやってみんな綱から落ちていないのか不思議に思っていた。 音楽業界のように不明瞭なことが少なくて、を刷ったらその定価の10%が必ず入ってくる。1万部刷ってだいたい100万円が著者に入ってくる(実売じゃないところがCDとの違いかな……? 実売のところもあるけれど)。 けれども、知られているように今ではが売れなくなり、1万部刷ったらヒット、3万部刷ったら大ヒットといった

    雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない
  • 『UNIXという考え方』新人エンジニアにオススメする技術書 | IIJ Engineers Blog

    IIJ ネットワーク部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 IIJ 古賀です。普段は、IIJ セキュア MX という迷惑メールフィルタサービスの運用業務に従事し、お客様を守るために、毎日世界の悪と戦っています。 今週は「新人エンジニアにオススメする技術書」というテーマでお送りします。 早速なのですが、この「UNIXという考え方」は、厳密には技術書ではないかもしれません。なぜなら、このは UNIX という OS が(または Linux に代表される “UNIX-like” な OS が)、どのような人々の思想のもとに設計され、

    『UNIXという考え方』新人エンジニアにオススメする技術書 | IIJ Engineers Blog
    paulownia
    paulownia 2020/06/30
    サイズも小さいし、ヒマ潰しに読める量なので、そういう面でもオススメできます
  • Amazon.co.jp: 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで 下 (文春文庫): イアントール (著), Toll,Ian W. (原著), 和久,村上 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで 下 (文春文庫): イアントール (著), Toll,Ian W. (原著), 和久,村上 (翻訳): 本
  • 【書評】ゼロトラストネットワーク | DevelopersIO

    オペレーション部 江口です。 以前から気になっていた「ゼロトラストネットワーク」の翻訳版がオライリーから発売されました。 https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118888/ 早速読んでみたのでレビューしてみたいと思います。 書籍の概要 最近新しいセキュリティの考え方として注目されている「ゼロトラストネットワーク」について取りあげた書籍です。 ゼロトラストネットワークの概念、どのように構成するか、認証をどうするべきかなどを解説し、またGoogleやPagerDutyでの実際のシステムの事例などを紹介しています。 目次 1章 ゼロトラストの基礎 2章 信頼と信用の管理 3章 ネットワークエージェント 4章 認可の判断 5章 デバイスの信頼と信用 6章 ユーザーの信頼と信用 7章 アプリケーションの信頼と信用 8章 トラフィックの信頼と信用 9章 ゼロト

    【書評】ゼロトラストネットワーク | DevelopersIO
  • 【悲報】米オライリー、DRMフリー電子書籍の取扱いを中止してた

    動物の表紙でお馴染み、IT技術者のバイブル的存在である米オライリー社(O'Reilly)。インターネット初期よりオープンソース精神に溢れた運営をしており、電子書籍ストアは2011年頃よりDRMフリーをモットーとしていた。DRM、すなわち、所有権管理機能がない状態を指す。サーバールームなど通信が不安定な環境でもオフラインで読み放題。また、自由に他の端末へ複製したり、バックアップを取っておけたのだ。 しかし、日、久々に覗いてみた米オライリー社からは、その電子書籍ストアが消えていた。メンバーログイン画面には、「2020年3月にDRMフリーの電子書籍、その他教材はダウンロード不能になる」と書かれている。 調べてみたところ、既に2017年7月からDRMフリーは販売されなくなっていた。 もしかしたら、告知があったのかもしれないが、全く記憶にない。発表当時、その是非をめぐって紛糾したらしい。 米オラ

    【悲報】米オライリー、DRMフリー電子書籍の取扱いを中止してた
  • これが実話だなんて!『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』 - HONZ

    ロンドンの王立学院に通う20歳の音大生が、あの大英自然史博物館から、死んだ鳥の羽を盗んだ――なぜ、前途有望な若者が300羽近い鳥の美しい羽根を? 世にも不可思議な盗難事件の顛末を追った犯罪ルポ。ページをめくる手が止まらない、思いがけない快作登場! 世界でも有数の音楽院にアメリカから入学したフルート奏者。裕福で、整った品のいい顔立ちの20歳の青年。その青年が、世界に冠たる大英自然史博物館の分館に、夜間に忍び込み、約300羽分の鳥の羽を盗んでスーツケースに詰め込み、誰に追われることもなく電車に乗って帰宅した。 これが事件の顛末だ。 ニューヨーク、マンハッタンから、10歳の頃、北方200キロの街に移り住んだエドウィン・リストは、家の中で勉強したりフルートを演奏したり、弟と遊んだりするのが好きだった。両親はアイビーリーグ大卒で、フリーランスで執筆業に携わり、子供たちに自宅教育(ホームスクーリング、

    これが実話だなんて!『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』 - HONZ
  • 【書評】「レガシーコードからの脱却」の9つのプラクティスは圧倒的に正しい(経験者談) - give IT a try

    はじめに 株式会社アトラクタの原田騎郎さん(@haradakiro)から、書籍「レガシーコードからの脱却」をご恵贈いただきました。(どうもありがとうございます!) せっかくいただいたなので、書を読んだ僕の感想を書いてみようと思います。 どんななの? 端的に言うと、「初めからレガシーコードを作りださないための9つのプラクティスを説明した」となります。 最初にタイトルを見たときの印象は「今そこにあるレガシーコードを、どうやってイケてるコードに書き直していくのか?」を説明したなのかなと思ったんですが、書が主眼としているのは「そもそもレガシーコードを作らないこと」でした。 ですので、「レガシーコード改善ガイド」とは毛色が違うだと考えた方が良さそうです。 (「レガシーコード改善ガイド」は、「今そこにあるレガシーコードを改善する方法」を解説したです) レガシーコード改善ガイド (Obj

    【書評】「レガシーコードからの脱却」の9つのプラクティスは圧倒的に正しい(経験者談) - give IT a try
  • 「コンテナ物語」は破壊的イノベーションと人間たちの物語だった | おそらくはそれさえも平凡な日々

    これは、ITエンジニアが真っ先に想起するアプリケーションコンテナではなくて「物理コンテナ」の物語です。以前、コンテナに関するイベントに登壇させていただいた際に読んでいたのですが、やっとこさエントリを書きます。 このについて このには、コンテナが「20世紀最大の発明」と言われるくらい、如何に革新的であったか、どのように普及していったかが書かれている。これは是非ITエンジニアに読んで欲しい。今のアプリケーションコンテナとの類似点が非常に多いからだ。原題は「The Box」であるが、日語訳の「コンテナ物語」は僕らにとってはナイス訳だと言わざるを得ない。 コンテナが発明され、世界の船やトラック、鉄道のコンテナ運送が共通化される中で、どのような変化が起こったかについて、具体的には以下のようなことが書かれている。 そもそもどうしてそのようなアイデアが出てきたのか どのように規格化が進行したのか

  • もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら? SF小説「ピュア」|Hayakawa Books & Magazines(β)

    SFマガジン2019年6月号に掲載された小野美由紀さんの「ピュア」を全篇公開します。タイトルの通り、ある純粋な性と生を描く遠い未来の物語です。 (追記)早川書房noteで全記事アクセス数1位の作、書き下ろし4篇(!)を加えて書籍化決定! 4月16日(木)発売です。 「男をべたい」と思ったのは、一体いつからだろう。 はぁ、と荒い息を吐きながら、目の前でヒトミちゃんが男を犯している。 ぎっこんばったん、ボートを漕ぐみたいに大きく上体を揺らし、ほおを紅潮させ、恍惚に体を震わせながら、ヒトミちゃんは跨った男に夢中で腰を打ち付ける。男は白目を剥き、手足をひくつかせ、意識があるのかどうかさえ分からない。 空から降り注ぐ青白い光がぐるり、と地面に弧を描き、彼女の裸体をくっきりとその中に浮かび上がらせる。月の光ではない。月は崩れたビルの影に隠れ、私たちのいる位置からは見えない。回遊するドローンのサーチ

    もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら? SF小説「ピュア」|Hayakawa Books & Magazines(β)
    paulownia
    paulownia 2019/05/19
    これ男はどこから湧く設定なんだろ。女から産まれる設定だと人口増えないので人類絶滅する
  • 【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース

    テクノロジーを軸にビジネス、アート、ライフスタイルの最新動向を追いかける「はてなニュース」の連載対談企画「未読の『スゴ』を求めて」。ホストは「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」管理人のDainさんです。SF小説を中心とした書評で人気のはてなブログ「基読書」の管理人 冬木糸一さん(id:huyukiitoichi)を第1回のゲストとしてお呼びしました。稀代の読書家2人が「世界観の転倒装置」としてのSFの魅力について語り合います。 いま見えているものが、現実のすべてとは限らない Dain(スゴ) 今日は冬木さんとSFのお話をするということで、を何冊か持ってきました。たとえば、先日「基読書」で紹介されていた『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く*1』。最近読んで感動した「タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源*2」でも参照されていたので、とても興味深く読みま

    【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース
    paulownia
    paulownia 2019/02/18
    眼の誕生、無職やってた頃に読んだなー。内容忘れた
  • エリート層に対する痛烈な批判──『エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する』 - 基本読書

    エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する 作者: オーウェン・ジョーンズ,Owen Jones,ブレイディみかこ,依田卓巳出版社/メーカー: 海と月社発売日: 2018/12/06メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るイギリス社会で富裕層が自らの利益を守るため、下層階級を敵視する階級闘争が存在していることを語った『チャヴ 弱者を敵視する社会』のオーウェン・ジョーンズによる最新邦訳である。今回は弱者側ではなくエスタブリッシュメント側から、彼らがいかにしてイギリス社会に不平等を撒き散らしているのかを歴史的観点、警察、メディア、財界と政界との関わり──などいくつかの側面からみていくことになる。 著者のオーウェン・ジョーンズは言ってみれば(1984年生まれで、チャヴを出した時はまだ20代の若さだが)古典的で強烈な左翼で、エスタブリッシュメントが支配する社会への

    エリート層に対する痛烈な批判──『エスタブリッシュメント 彼らはこうして富と権力を独占する』 - 基本読書
  • 誰が得するんだよこの本ランキング・2018 - 誰が得するんだよこの書評

    誰が得するかは知らないが、少なくとも私が得したことは間違いない、そんな年間ベストの紹介です。 実用書 ナシーム・ニコラス・タレブ 「反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」 MBAにおける意思決定の講義では、それぞれのシナリオごとの確率とその影響(金銭的な損得)を予想して期待値を計算するというのをやるんですが、タレブによれば、そうしたやり方は完全に間違っている、とのことです。すなわち、そもそもここでいう確率というのは、過去に起きたことが未来も起こるだろうという強い仮定の上に成り立っています。仮に過去のデータがそろっていたとしても、そもそもそのデータもリーマンショック前のサブプライムローン市場のように、非常に短い期間においてたまたまうまくいっている時だけを切り抜いている可能性もあります。一見、データに基づいて理性的に判断しているようでいて、実は、非常に「脆い」(ランダムな事象に弱い

    誰が得するんだよこの本ランキング・2018 - 誰が得するんだよこの書評
  • 児童書の萌え絵化論争について、いまさらだけど現役学校司書の視点で考えてみた - 本棚のすき間

    しばらく前になりますが、子どものの表紙絵が萌え絵化しているという話がSNSで話題になっていましたね。 いまさらですが、小学校で司書をやっていて感じることをふまえて、自分の考えを書いていこうかなと思います。 他の方々の意見を見ていると、選ぶのは子ども、というのがポイントで、選ばれなければ結局のところ、良書だろうがなんだろうが関係ない、というのは、私自身も実感しています。 わかりやすい例をあげてみます。 ケストナーの『飛ぶ教室』という、有名ながあります。 先日、公共図書館でホチキスの針でいたずらをされ、話題になっていましたね。 飛ぶ教室 (ケストナー少年文学全集 (4)) 作者: ケストナー,ワルター・トリヤー,高橋健二 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1962/05/16 メディア: 単行 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (13件) を見る こちらは岩波書

    児童書の萌え絵化論争について、いまさらだけど現役学校司書の視点で考えてみた - 本棚のすき間