ここ数ヶ月、沢山の国際会議や自分の専門分野外のトップカンファレンスに採録されるような多種多様な研究発表を聞いていた。そんな中、自分の中で各発表に共通するコンピューティングの流れみたいなものが少し見えてきた気がするのでメモしておく。 機械学習やコンピュータビジョン、ヒューマンインターフェース、コンピュータセキュリティ、計算機アーキテクチャ、量子コンピューティング等のトップカンファレンス発表報告を聞く中で、印象的だったのは、まさに新しい発見という研究もある中で、もはや枯れた技術で確立されたアーキテクチャにおいて、新たな貢献を示す研究があったことだ。例えばデータベースにおけるメモリ管理の話やCPUのパイプライン処理の効率化、スパコンの文脈におけるネットワーク通信の高速化の話など、いずれも登壇者が冒頭で随分と研究されてきた確立されたテーマであることを述べていた。 そういった確立された領域の中で、ど
AIが人間を超える知性をもつ、AIで多くの人の仕事が奪われるーーそんな議論が盛んになって数年。空前の「AIブーム」は、どんな結末を迎えるのか? 一部の人が夢見る「シンギュラリティ」はやってくるのか? こうした過熱に「待った」をかけるのは、情報学者の西垣通氏だ。元エンジニアでコンピュータに精通した氏は、なぜ「AIは人間を超えない」と考えるのか。そこにはカンタン・メイヤスー、マルクス・ガブリエルなど気鋭の哲学者が提唱する、最先端の哲学が関係していた。 今回、メイヤスーの主著『有限性の後で』の翻訳でも知られる、哲学者・立命館大学准教授の千葉雅也氏と西垣氏の対談が実現。科学者さえ気づいていない「AIの限界」を存分に語り尽くす。 AIブームは、これで3回目 千葉:西垣先生の新著『AI原論』では、「思弁的実在論」と銘打って、僕も訳者の一人であるメイヤスー1の『有限性の後で』という本を、かなり大々的に議
そろそろ来ますよ。 太陽で火曜に起こった巨大爆発の影響で既に中国南部に通信障害が起こっています。今後数日は軌道の衛星、地上の配電網が破壊される恐れがあります。警戒しましょうね。 これだけ大きなX級フレアは4年ぶり。 クラスXの太陽フレアは、フレアの中でもX線強度が最大の等級なのですが、火曜それが木星並みの大きさの黒点から発生し、荷電プラズマ粒子のミサイルが毎秒550マイル(885km)を超えるスピードで地球めがけて飛んできてるんですね。 それに先立つもっと小規模な爆発2つと合わせ計3つのCME(太陽ガス放出現象)が一度にくるみたい...。地球軌道に到達するのは米時間の今晩中(日本時間18日正午頃)とのことです。 中国気象局によると、この太陽嵐の影響で中国南部では「電離圏突然じょう乱で電波が乱れ」、短波ラジオの電波に障害が起こっているそうな。 一方、アメリカ国立気象局では来るべき太陽活動に関
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く