【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所のチームは25日、恒星が一生を終え、ブラックホールに生まれ変わる瞬間を初めて捉えた可能性があると発表した。ただ、星が生涯の最後に通常起こすとされる「超新星爆発」を経ずに、煙のように消えたという。 チームは「(太陽の8倍以上の)大質量星が起こす超新星爆発が思ったほど観測されない理由は、このように静かに消えているせいかもしれない」としている。 ブラックホールになったとみられる星は、地球から2200万光年離れた渦巻き銀河の「N6946BH1」で、太陽の25倍の質量がある。
27周年おめでとう! ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真ベスト52017.05.12 08:1029,479 Shun 実在する光景だとは信じられない…。 これまで数多くの素晴らしい宇宙写真を撮影してきたハッブル宇宙望遠鏡が2017年4月24日で打ち上げから27周年を迎えました。もともと15年の予定だったという活動時間を12年も上回り、今も元気にミッション継続中。1990年にスペースシャトルディスカバリー号によって打ち上げられて以来、130万回以上もの惑星や銀河の観測結果を地球へと送り続けてきました。そこで27周年の活動を記念して、これまでハッブル宇宙望遠鏡が捉えてきた素晴らしい宇宙写真をご覧いただきましょう。 棒渦巻銀河NGC 4302とNGC 4298 image: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA) まずは2017年
米航空宇宙局(NASA)が開発を進める新型有人宇宙船について、トランプ政権が、2021年以降に計画していた月軌道への有人打ち上げの前倒しを検討するよう、指示したことがわかった。早ければ19年にも、宇宙飛行士2人を乗せて月を往復する可能性があるという。 NASA幹部が24日、電話会見で明らかにした。この宇宙船は、11年に退役したスペースシャトルの後継となる有人宇宙船オリオンと、次世代大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」。 米メディアによると、NASAはトランプ政権の意向を受けて、18年に無人で予定していた打ち上げを有人に切り替えられないか、春先までに検討する。宇宙飛行士2人を乗せて月周回軌道に到達した後、月面着陸せずに8~9日間で帰還する案が浮上している。ただ、有人での打ち上げに必要な施設の整備や安全の確保のため、実際の打ち上げは19年以降になる可能性が高い。従来の計画と比
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