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書評に関するreffi222のブックマーク (5)

  • 土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社

    「監房から厨房へ」と帯に謳っている。スヌープ・ドッグというヒップホップ界の超大物らしい――というのはわたしが全然知らなかったからである――ラッパーが、料理書を書いた。アルバム4000万枚、ユーチューブ再生100億回超……とある。養老孟司先生の『バカの壁』が440万部だから、10倍以上の破壊力だ。記載されるレシピはスヌープ・ドッグが生まれながらにべてきたものではない。ボス・ドッグと呼ばれるようになってからの彼の好みは、札束のように天井までおもいっきり積み重ねたパンケーキ。そう、ここに収まるレシピはこれまでべたくてもべられなかったセレブの贅沢パーティー料理、特製ソール・フードなどのプラチナレシピだ。 法律家であり美家であったフランス人のプリア・サヴァランが書いた「美味礼讃」に「あなたが普段からべているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、言い当ててみせよう」という言葉を、私は

    土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社
  • 404↓ - Underground Magazine Archives

  • 【書評】『吉本興業史』が紐解く「暴力団とイベント・興行の関係」が築く未来 : やまもといちろう 公式ブログ

    冒頭から、暴力団と吉興業・吉吉之助の逸話が語られ、そこに闇営業で問題となったカラテカ入江慎也さん、さらに宮迫博之さんのネタへと波及。読み進めるごとに、「汚れ役を担った」中田カウスさん、吉興業創業家が引き起こしたお家騒動、5時間以上に及ぶ謝罪会見を行った吉興業社長の岡昭彦さんに対する注釈と、読む者の興味関心をフルスロットルで惹きつけるのが書であります。 『吉興業史』(Amazonリンク) 読んでいて気づかされるのは、単にみなが知るタレント(芸人さん)を擁する芸能事務所の歴史というだけでなく、その成功も、時折見せる人間臭いスキャンダルも、すべてはこのの主に後半で記される「演芸とともに歩んできた吉興業の歴史」にすべて根拠があり、引きずっているのだということです。 まるで高く売るために黒毛和牛を磨くように芸人を扱う体質が垣間見えたかと思えば、現代表取締役の大崎洋さんや、中興の祖と

    【書評】『吉本興業史』が紐解く「暴力団とイベント・興行の関係」が築く未来 : やまもといちろう 公式ブログ
  • 【書評】『会計と決算書がパズルを解くようにわかる本』 | ライフハッカー・ジャパン

    「会計」「決算書」と聞くと、それだけで頭が痛くなってくるという方もいらっしゃるでしょう。しかし、決して難しくないと主張するのは、税理士である『会計と決算書がパズルを解くようにわかる』(戸村涼子著、日実業出版社)の著者。 大学生時代に簿記を学び、卒業後は会社の経理部で決算を組み、数字を開示する仕事を経験。その後、税理士として「決算書」を見ることが仕事のひとつになっているという人物です。 しかし最初から「会計」や「決算書」の質を理解していたわけではなく、自分の仕事の半分はわかっていても、残りの半分はわかっていない状態だったのだとか。 そのような経験があるからこそ、書は「会計」や「決算書」に苦手意識を持っている人たちに役立ちたいという視点で書かれているのだといいます。 「会計」や「決算書」の数字は、基的に足し算、引き算をもとに表されています。さらに、使われている言葉の漢字自体は、小中高

    【書評】『会計と決算書がパズルを解くようにわかる本』 | ライフハッカー・ジャパン
  • 『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 - HONZ

    私は、1年のうち少なくとも3ヶ月は、海外で恐竜化石調査を行っている。主な調査地は、モンゴル・アラスカ・カナダ・中国、そして日である。2017年4月には、北海道むかわ町穂別から発見された日で最初の大型恐竜の全身骨格について、発表をした。全長8メートルのハドロサウルス科という恐竜で、全身の8割以上が揃っている、世紀の大発見だ。私の研究は、それだけではない。恐竜から鳥類への進化の過程についても研究をしている。爬虫類的な恐竜から、鳥型の恐竜へと進化していくそのプロセスに注目しているのだ。脳の進化、消化器官の進化、翼の進化など、「恐竜の鳥化」というものをキャリアのテーマとしている。私だけではなく、世界中の恐竜研究者の成果によって、最近では「鳥は恐竜である」ということが定着してきた。つまり、世界中の鳥類研究者は、“恐竜研究者”ということになる。 * 最初に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』が出版され

    『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 - HONZ
    reffi222
    reffi222 2018/07/05
    とても良い読書感想文を読みました
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