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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (2)

  • ISAS | はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について / トピックス

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ」搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた、サンプル収納容器(※)からの微粒子の採集とカタログ化を進めています。 サンプルキャッチャーA室から特殊形状のヘラで採集された微粒子をSEM(走査型電子顕微鏡)にて観察および分析の上、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更に、その分析結果を検討したところ、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。 採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。JAXAは、初期分析(より詳細な分析)のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。 (※)サンプル収納容器内部は、サンプルキャッチャーA室及びB室と呼ばれる2つの部屋に分かれています。 はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明に

  • ISAS | 磁気圏観測衛星「あけぼの」、打上げ20周年 / トピックス

    2009年2月22日、磁気圏観測衛星「あけぼの」は、打上げ20周年を迎えました。 初めての人工衛星を打ち上げてからやっと50年が経った人類にとって、20年という長い期間にわたる磁気圏の観測によって得られたデータセットは、極めて貴重です。 放射線によって劣化したオーロラ撮像カメラ、電場計測プローブ以外の機器は現在でもデータを取得しており、北極上空域のオーロラ現象はスウェーデンのエスレンジ局、プラズマ圏や放射線帯のデータは内之浦局で主に受信しています。 「あけぼの」の成果 「あけぼの」のデータによって、「あけぼの」プロジェクトの当初の目的であるオーロラ粒子加速機構に関して、多くの重要な発見が成されました。イベント的な研究のみならず、長期間かかって取得した多くのデータを利用することによって、電離圏、太陽活動、太陽風の条件など、オーロラ粒子加速機構に影響を与える要素を明らかにすることができました。

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