Published 2023/04/13 12:01 (JST) Updated 2023/04/13 12:19 (JST) 北朝鮮が発射したミサイルについて、政府は当初、北海道南西部の陸地に落下する恐れがあると推定していたことが13日、政府関係者への取材で分かった。
非常に後味の悪い結末となった。サッカー・カタールW杯アジア2次予選が10月15日、平壌の金日成スタジアムで行われ、グループHの北朝鮮代表と韓国代表は0―0でスコアレスドロー。当地でのサッカー男子・南北対決は1990年の国際親善試合以来、29年ぶりとなった。それだけに試合前から大きな話題を呼んでいたものの、結局は両国の政治がらみの思惑がぶつかり合って、おおよそ「歴史的一戦」とは呼べないような異常な状況となってしまった。 観客なし、生中継なし、メディア取材もNG まず韓国代表には、さまざまな制約が課せられていた。イレブンが米国製ウェアを着用しているため北朝鮮代表とのユニホーム交換が対北制裁に該当することから全面的に禁止。グラウンドを降りても北朝鮮側の関係者と物品の「交換」や「譲渡」を疑われるような行為についても、とにかく細心の注意を払って慎むように韓国政府側から厳命されていたという。 こうした
水産庁の取り締まり船「おおくに」の救命艇(右)で、接触した北朝鮮船籍とみられる漁船の乗組員を救助する場面=水産庁提供 石川県・能登半島沖の日本海の排他的経済水域(EEZ)内で水産庁の漁業取り締まり船と北朝鮮の漁船が衝突した事案で、政府は9日、取り締まり船が撮影した衝突時の映像の公開に否定的な見解を示した。自民党は公開を求めており、政府との温度差が浮き彫りになった。それぞれ背景には、過去に海上で起きた二つの事案がある。【秋山信一】 西村明宏官房副長官は9日の記者会見で、映像について「今後の捜査への影響もあり公表は想定していない」と語った。安倍晋三首相も同日の参院本会議で「捜査当局において適切に判断する」と述べた。政府が公開したのは、救出時の静止画像などにとどまっている。
米ニューヨークを訪問中の安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、国連総会で16分間、一般討論演説を行った。全体の8割を北朝鮮問題に割き、「対話による問題解決の試みは無に帰した」と断言して圧力強化を訴えた。 首相は北朝鮮が繰り返す核実験とミサイル発射について「(核)不拡散体制は史上最も確信的な破壊者によって深刻な打撃を受けようとしている」と指摘。1994年の米朝枠組み合意と07年の6者協議合意が破られ、水爆と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発が進められている現状に触れ、「対話とは、北朝鮮にとって我々を欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった」と非難した。 首相は、北朝鮮への石油の輸出制限を初めて盛り込んだ11日の安全保障理事会決議の採択後もミサイルが発射された事実を踏まえ、「決議はあくまで始まりにすぎない。必要なのは行動だ」とも強調。全ての国連加盟国に一連の制裁決議の厳格な履行
北朝鮮によるあきれた振る舞いが相次いでいる。 まず、8月29日の早朝、弾道ミサイルを発射した(こちら)。 事態を受けて、菅義偉官房長官は同日の午前、記者会見し「午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸より、1発の弾道ミサイルが北東方向に向けて発射された。弾道ミサイルは6時6分ごろ、北海道・襟裳岬上空を通過し、6時12分ごろ、襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下したと推定される」と発表した。 で、ミサイル発射の衝撃もさめやらぬ5日後の9月3日、彼らは、通算で6回目となる核実験を敢行した(こちら)。 この実験について、朝鮮中央テレビは、3日午後3時(日本時間同3時30分)から重大報道として発表。約6分間の放映のなかで「ICBM搭載用の水爆実験に完全に成功した」と強調した。 小野寺防衛大臣は、当初、爆発の規模が「70キロトンに達する」との分析を示したうえで、「過去の実験に比べてはるかに大きなものだと認識
【クアラルンプール=吉田渉】マレーシア警察は24日、13日に殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の遺体から猛毒VXが検出されたと発表した。政府の関連当局が遺体の目の粘膜と顔に付着した成分を分析して検出した。VXは神経に作用する猛毒で、化学兵器禁止条約で使用が禁止されている。正男氏は13日午前にクアラルンプール国際空港で2人組の女に襲われた。正男氏は実行犯の女の手で顔を覆われ、その後に
北朝鮮は31日午前5時20分ごろ、日本海側の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から、ムスダン中距離弾道ミサイル(射程3千キロ以上)とみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。同本部は「発射は失敗したとみられる」としている。 北朝鮮は今年4月15日に初めてムスダン1発の試射を行い、同月28日にも2発を撃ったが、すべて失敗しており、今回が4発目の失敗となる。 ムスダンは米領グアムを直接攻撃できる能力を持つとされる。北朝鮮は日本海に向けて発射したが、日本上空を通過させる意図を持っていたとみられる。情報関係筋によれば、失敗の詳しい状況分析はこれからだが、機体はほとんど飛行しなかったという。 機体は元山近くの海岸地帯に展… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
【ワシントン=山口香子】米CNNテレビは12日、北朝鮮が地球周回軌道に投入したと主張する「人工衛星」について、「北朝鮮は完全には制御できていないようだ」とする米政府高官の見方を伝えた。 管制室から、必要な信号が衛星に発信された形跡がないという。 この高官によると、投入されたのは通信衛星とみられ、地球を南北に周回しているが、安定した軌道に乗ったかどうか確認できていない。通常であれば、衛星が軌道に乗り次第、管制室から太陽光発電パネルを広げるよう指示する信号が発信されるが、今のところ確認されていないという。 パネッタ米国防長官は12日の同テレビのインタビューで、「(何らかの物体が)宇宙に到達しただけなのかどうかを判断するには、(ミサイル)各段、特に最終段(3段目)の航跡を分析する必要がある」と述べ、発射が成功したかどうかの判断を保留した。
isana @lizard_isana Garbage Collection(2012-12-10):北朝鮮の「人工衛星」の飛翔経路予測 http://t.co/xouwqKBS マスメディアや政府が当然のようにミサイル扱いしているので、全力で人工衛星扱いしてみた。 2012-12-10 15:42:57
北朝鮮が4月15日の金日成(キム・イルソン)主席生誕100年に合わせ、「実用観測衛星」を打ち上げると予告したのに対し、日韓の政府関係者や専門家から「技術的に無理だ」との分析が出ている。カメラだけを積んで「観測衛星」と主張することも想定され、結局、核弾頭を搭載するための試験にすぎないとの見方が強い。 朝鮮中央通信などによると、北朝鮮は、打ち上げの意義を「農業など人民経済に必要な気象予報研究で大きな一歩を踏み出す歴史的出来事だ」と発表。 「衛星の重量は100キロで、高度500キロの軌道を回り、寿命は2年だ」とした上で、海外の専門家やメディアも招待し、発射準備を披露すると自信をみせる。 これに対し韓国政府関係者は「観測衛星は通常、先進国の技術でも1500キロを超え、100キロの大きさでは『実用』からほど遠い。核弾頭の小型化を見越した『模擬弾』の意味合いが強い」との見方を示す。
北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程約3千キロ)の発射実験を数カ月以内に実施しようと準備を進めていることが24日分かった。朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明らかにした。北朝鮮は10月の軍事パレードで、ムスダンとみられる新型ミサイルを登場させたが、これまで発射実験は行っていない。実験によって実戦可能であることを“宣言”するとみられる。北朝鮮軍による韓国国内への砲撃で、朝鮮半島情勢が緊迫化しているなかでの弾道ミサイル発射準備は、北朝鮮のさらなる挑発行為といえる。 ムスダンは在日米軍基地が集中する沖縄まで射程圏に収める。北朝鮮で核弾頭を搭載するミサイルはムスダンが最初になるともみられている。北朝鮮はこのほど米専門家に寧辺(ニョンビョン)の新たなウラン濃縮施設をみせており、ムスダンの発射実験はウラン濃縮とも密接に関係しているといえそうだ。 同筋によると、発射は北朝鮮との間でミサイル開発で協力関
浜松の自衛隊基地に着陸した航空自衛隊(Japan Air Self-Defense Force、JASDF)の早期警戒管制機E-767(1998年3月25日撮影、資料写真)。(c)AFP 【6月28日 AFP】北朝鮮空軍当局は27日、日本のいかなる種類の航空機であっても北朝鮮の領空を侵犯した場合、偵察行為とみなして撃墜するとの声明を発表した。空軍は声明の中で「北朝鮮の領空を0.001ミリでも侵犯した航空機は容赦なく打ち落とす」と警告している。 声明によると、日本の早期警戒管制機(AWACS)が26日朝とその前日に、同国東岸部の元山(Wonsan)と北東沿岸の舞水端里(Musudan-ri)の間の空域に長距離偵察飛行を相次いで行ったとしている。 韓国の聯合ニュースは、北朝鮮はおそらく日本海(Sea of Japan)に向けて射程500キロ程度のスカッドミサイルや射程160キロ程度の地対艦ミサ
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