生物多様性や人間の偏見などについて、色々考えています。 人間は偏見を必ず持った動物です。「私にはそんなものは無いよ」、というような顔をしている人も、必ずあります。偏見の最たるものが、人種的偏見です。日本でも部落差別やアイヌ・沖縄の人たちに対するものが依然としてあります。職業による差別や性差別も依然としてあるようです。 動物に対しても、同様です。オオカミやアオダイショウがその最たるものです。大学の理工系を卒業したような人でも、大いなる誤解と偏見を持ち合わせていることに、驚いたものです。一般的には、高学歴で知識や教養のある人ほど偏見は少ないと言われていますが……。オオカミは恐ろしいという誤解からの偏見、アオダイショウは見た目の気持ち悪さからの偏見でしょうか。人畜無害どころか、益獣そのものなのにです。パンダが不当にもてるのは、人間に好かれる姿や動きをして愛嬌があるからで、偏見の裏返しでしょうか。